アイスラー、ハンス(1898-1962)

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CD 輸入盤

『ドイツ交響曲』 インバル&フランス国立放送フィル(ライヴ)

アイスラー、ハンス(1898-1962)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
V5031
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

エリアフ・インバル「naïve」初登場です。曲は、アイスラーの問題作「ドイツ交響曲」。アイスラーは、ナチに激しく抵抗し、様々な地を亡命しながら生きた作曲家です。盟友ブレヒトの詩に基づいてつけた音楽の内容はかなり生々しく、辛い現実を感じさせる作品です。
 「ドイツ交響曲」は、激しくファシズムを批判した内容のカンタータと器楽楽章とで構成されています。冒頭のプレリュードはヴェーベルンの初期作品を思わせるネットリ系の和声で濃厚に展開され、つづいて、ナチの抑圧への怒りや恐ろしさ、ポツダムでのできごとなどが歌われていきます。そして作品が進むにつれて、曲の反乱ムードは次第に高まり、より具体的な集団の怒りや叫びが7曲目の「反乱者の鉛の棺での埋葬」、8曲目の「農民のカンタータ」、そして9曲目の「労働者のカンタータ」で爆発します。
 作品の最後は、ソプラノと合唱が「絶望して血まみれの顔の子供たちを見てください、凍ったタンクから逃げ出して来る子供たちをみてください。獰猛な狼でさえ隠れ家をもっています。子供たちをあたためてあげてください、彼らの手足はかじかんでしまっています。子供たちを見てください」と訴え、静かに幕を閉じるというなんとも悲痛な幕切れ。 インバルは実にみごとな指揮ぶりで、曲が終わった後の拍手も収録されていますが、鳴り止む気配がありません。(キング・インターナショナル)

ハンス・アイスラー(1898〜1962):
・『ドイツ交響曲』 op.50[72:10]

 ゾフィー・コッホ(S)
 キャロリン・マズア(A)
 アイケ・ヴィルム・シュルテ(Br)
 ジャン=ルイ・デュポワ(B)
 ピエール・ルー(B)
 フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団
 エリアフ・インバル(指揮)

 録音:2004年11月19日[ライヴ]

収録曲   

  • 01. Koch, Sophie - Deutsche Sinfonie Op. 50 (fuer Soli
  • 02. 1. Praeludium
  • 03. 2. An Die Kaempfer In Den Konzentrationslagern
  • 04. 3. Etuede Fuer Orchester
  • 05. 4. Erinnerung (potsdam)
  • 06. 5. In Sonnenburg
  • 07. 6. Intermezzo Fuer Orchester
  • 08. 7. Begraebnis Des Hetzers Im Zinksarg
  • 09. 8. Bauernkantate
  • 10. 9. Arbeiterkantate
  • 11. 10. Allegro Fuer Orchester
  • 12. 11. Epilog

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