さださんはトークが上手いだけでなく、小説もお書きになるんですね。マルチな才能に感服します。

この頃の曲が大好きである。当時の記憶が風景とともによみがえります。若い頃に感じていた詩の意味が違った印象になっているがそれもまた楽しめる。

昔、図書館にあったCDを聴いて、気に入り購入しました。 特に、ラスト3曲は聴くたびに涙が出てきて止まりません。 携帯プレーヤーでは聴く場所を選びます。

やはり圧巻なのは防人の詩であろう。小学生の頃、映画、二百三高地で聴いたとき、なんだこの曲は！とおどろいたものだ。映画とは編曲が違ってはいる。

個人的には２０世紀に発表されたさだまさしのアルバムで最も好きなアルバム。 涙腺の緩い人は要注意。「極光」「虫くだしのララバイ」「退職の日」は特に泣ける。 さだまさしの世界は今では無くしてしまった人としての愛とか後悔とか本来人間に在るべき情念の様なものだと思う。現在では稀有アルバム。

さださんのコミカルな曲の中で一番好きな「パンプキン・パイとシナモン・ティー」。歌詩にメロディーをつけたのだと思いますが、とてもキャッチーで一緒に歌えてしまうというすごい曲です。反対にシリアスな曲の中で一番好きな「まほろば」。歌手としての確かな表現力で聴かせてくれる、まさに絶唱です。

「さだまさし」４０年間を完全網羅した究極の「さだまさし オールタイム・ベスト」です。欲を言えば最新リマスターを施して欲しかったところですが、３枚分のボリュームはなかなかのものです。じっくり聴きたいアルバムですね。

新しい録音で、初めて聞くとの認識でじっくりと聞きました。７０年代・８０年代頃が懐かしく思い出され、良い時代だったなと感傷に浸らせてくれました。いつまでも若い’さだまさし’ですが、若いころのような’艶のある伸びやかな声’はほんの少し後退してます。

さだまさしの音楽は「帰去来」から聴き始め、途中、間が間があいたが、再び聴き始めることとなった。　ベスト版に分類されるCDだと思うが、全く新しいアルバムとして楽しむことができた。　　　 特に気に入ったのは、初回限定版のDVD。　　　ジャケットには見覚えのある、浦上天主堂など長崎を知っている人なら、一度は訪れたことがあるだろう風景となっている。　浦上天主堂でのロケ撮影されて収録されている全ての曲はあらたな魅力を感じる。 自分の中で、さだまさしのアルバムの中で最高傑作と言える「新自分風土記I」だ。　

これは本当に待ちに待った再発になります。 今でも、さださんの音楽は素晴らしいと思いますが、このアルバムの中に封じ込められているあの頃のさださんの音楽は本当に素晴らしいと思います。こんなメロディがラジオから頻繁に流れて来れば良いですね 同時発売の夢供養と共に必ず買いますよ！