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Sekai de Ichiban Mazushii Daitouryo no Speech

Yoshimi Kusaba

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784811320670
ISBN 10 : 4811320670
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2012年、ブラジルのリオデジャネイロで国際会議が開かれました。環境が悪化した地球の未来について、話し合うためでした。世界中から集まった各国の代表者は、順番に意見をのべていきました。しかし、これといった名案は出ません。そんな会議も終わりに近づき、南米の国ウルグアイの番がやってきました。演説の壇上に立ったムヒカ大統領。質素な背広にネクタイなしのシャツすがたです。そう、かれは世界でいちばん貧しい大統領なのです。給料の大半を貧しい人のために寄付し、大統領の公邸には住まず、町からはなれた農場で奥さんとくらしています。花や野菜を作り、運転手つきの立派な車に乗るかわりに古びた愛車を自分で運転して、大統領の仕事に向かいます。身なりをかまうことなく働くムヒカ大統領を、ウルグアイの人びとは親しみをこめて「ペペ」とよんでいます。さて、ムヒカ大統領の演説が始まりました。会場の人たちは、小国の話にそれほど関心をいだいてはいないようでした。しかし演説が終わったとき、大きな拍手がわきおこったのです。

[著者紹介]
くさば/よしみ
艸場よしみ。編集者

中川/学
1966年生まれ。浄土宗西山禅林寺派僧侶。1996年よりイラストレーションの仕事をはじめ、数々の書籍の装幀画や挿絵に作品を提供している。著書「繪草紙龍潭譚」&「絵本化鳥」で2013年アジアデザイン賞受賞

【著者紹介】
くさばよしみ : 艸場よしみ。編集者

中川学 : 1966年生まれ。浄土宗西山禅林寺派僧侶。1996年よりイラストレーションの仕事をはじめ、数々の書籍の装幀画や挿絵に作品を提供している。著書「繪草紙龍潭譚」&「絵本化鳥」で2013年アジアデザイン賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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2012年、国際会議でウルグアイのムヒカ大統...

投稿日:2021/07/02 (金)

2012年、国際会議でウルグアイのムヒカ大統領(当時)のスピーチを絵本にしたものです。子どもにもわかりやすい言葉で、しかし胸に響くスピーチです。今世界で直面している危機は水不足や環境悪化が原因ではなく、わたしたち人間の生き方が原因だとはっきり言うムヒカ大統領の勇気に感動しました。社会を考えるきっかけになります。

はれ さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HIRO1970

    ⭐️⭐️⭐️子供と一緒に読みました。大人にも読む価値ありです。

  • mitei

    中々含蓄のある演説だった。

  • seacalf

    手元に置いておきたい一冊。こんな素敵な大統領が本当にいたなんて!それだけでもこの世界はまだすてたものじゃないと感じられるし、彼に大いに共感した人達が世界中に沢山いることも、とても嬉しい。ウルグアイ、いいなあ。それに比べて日本は・・・うむむ(笑)もちろん理想と現実は違うのだけれど、ペペ、ムヒカ元大統領の真摯な言葉は、幸せな未来を築くべき我々みんなに大切なことを教えてくれる。共感の輪が広がって、少しずつ社会が変わっていけたらと切に願う。やっぱり家族との時間がいちばんの幸せですもの!世界中がそうなりますように!

  • AKIKO-WILL

    話題本だったので気になり、読みました。2012年のリオ会議で実際にあったお話を絵本にしたんですね。こども向けよりも大人にも読んで欲しい絵本です。世界一貧しい国のウルグアイ大統領が未来の環境を考える会で話した言葉とは。豊かさとは貧しさとは!?耳が痛いです。そして、ぜひ多くの人に読んでもらいたいですね。

  • masa@レビューお休み中

    これは実際にあったお話です。ウルグアイにムヒカ大統領という人がいました。贅沢をせず慎ましく暮らす生活ぶりは、言われなければ大統領とはわからないかもしれません。そんなムヒカ大統領がリオで行われた会議で演説をします。その内容が子どもたちが読んでもわかるようにやさしく書かれているのです。子ども向けの絵本ですが、大人が読んでも考えさせられますね。飽くなき人間の欲望は、そのままで良いのか?消費する社会、発展し続ける社会のままで良いのか?国は違えども、世界が抱えている問題の根源は変わらないということに気づかされます。

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