わたしがちいさかったときに 〈原爆の子〉他より 若い人の絵本

いわさきちひろ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784494021024
ISBN 10 : 4494021024
フォーマット
出版社
発行年月
1983年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
長田新 ,  
追加情報
:
21cm,94p

ユーザーレビュー

総合評価

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    初版から半世紀。今でもいわさきちひろさんの絵による、この本の新刊があるのは奇跡だろうか、いや、やはり内容の重さの現れだと思いたい。戦争の犠牲になるのも、そして最も悲しむのも子どもたちである。このことは残念なことに、原爆から78年後の今でも変わっていない。目の前で家族が亡くなっていくのを見た子。家族がいなくなり、疎開先から帰れなくなった子。焼け跡から変わり果てた家族の姿を見て、泣き崩れた子。命は助かっても、そのあとで苦しい生活が続いたり、傷跡をからかわれる子。痛ましくとも、心に刻んでおかねばと思う。

  • ちえ さん

    子供の頃に読みました。最初の詩「死んだ女の子」が忘れられませんでした。去年図書館の除籍本で持ち帰った本を8月6日に読み返します。終戦十年後に書かれた原爆を体験した子どもたちの作文、詩。今の時代、この子どもたちの悲しみや苦しみが忘れられそうになっているように思います。岩崎ちひろさんの描く子供達の表情が訴えかけます。

  • Midori Nozawa さん

    1967年初版。広島に原爆が落とされた時、5歳からそれ以上の子どもたちの記憶が記されている。最近読んだ「非核芸術案内」にも紹介されている。「少数者の利益とその思想を貫くために、広島の人々は父母・兄弟・姉妹、さらに親類縁者を奪われ、家は焼かれて、ただ茫然として肉親の骨をかき抱き、…」(P90)最後の頁に原子物理学者武谷三男氏の言葉「われわれは、今日行われている皆殺し戦争の「原爆の子」について責任を負うべき立場にあることを忘れてはならないでしょう」と。言論圧迫で原爆投下の見通しを述べた氏は獄につながれた!

  • ふみ さん

    あまいおかしもたべられないの。という詩の一節がいまでも忘れられない。

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    原爆を経験してしまった子どもたちが数年後に書いた詩や作文集。忘れてはならない。いわさきちひろさんの描く子どもたちの表情が深い悲しみを帯びている。

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