東京ゲスト・ハウス

角田光代

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309013138
ISBN 10 : 4309013139
フォーマット
出版社
発行年月
1999年10月
日本
追加情報
:
20cm,153p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あつひめ さん

    何かを見つけるための旅と言えば聞こえはいいかもしれないが、主人公自体が口に出したように何かから逃げるための旅である時もある。夢中になるものを見つければ一時は忘れられる。でも、忘れるのはなかったことにすることじゃないし。そういう思いを抱えている大人共が寄り集まってやり残した青春ごっこをしているようにも見える。だけど・・・みんな真剣なんだよね。本当は別の一歩を踏み出したくても怖いんだよね。だから寄り添って生きる場所を求めちゃう。最初から最後まで悶々と悩みでも、何とかしたいという思いを途切れさせない作品だった。

  • そのぼん さん

    とても淡々としたお話しでした。 ゲストハウスでの何気ない日常…といった感じですか。 何も始まらず、何も終わらないままストーリーが進んでいきました。

  • Heart さん

    ゲストハウスに住む男女が個性的でちょっと苦手だなと思ったけど、物語の雰囲気が好き*ヤマネさんに救われた。(*^^*)最後の終わり方が自分の頭の中でどう解釈すれば良いのか難しかったけど、角田さんらしい作品だなぁと思った。(*´ー`*)

  • みさどん さん

    バックパッカーの中には自負やカーストのようなものがあると、読んだことがある。どれほど貧乏旅行か、破天荒か、現地に溶け込むかなどなど。旅に一人行く人と、地に足がついた生活を送ろうとする人は、合い入れないものだと思える。主人公は帰国してから寄る辺ない日々を送るけれど、残されたマリコの悲しみや怒りがいかほどのものか、最後の最後になって伝わったのだろう。この後幸せになれたらいいけれど。

  • keka さん

    著者には珍しく男性の主人公。旅が物語のキーワードになっているが、旅が何かを変えた!的な物語が多い中、この作品は日常と旅=非日常を、どちらも経験したからこそ見えてくる景色を陰と陽のどっちつかずの思いを変わらず抱えながら、どうにか人生を送る主人公が人間らしく読んでいて少し楽だった。

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人物・団体紹介

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角田光代

1967年神奈川県生まれ。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の〓』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整

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