残念すぎる朝鮮1300年史 祥伝社新書

宮脇淳子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396115289
ISBN 10 : 4396115288
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
348p;18

内容詳細

彼らはなぜ歴史を捏造し、被害者を装うのか。それは、新羅、高麗、李氏朝鮮、韓国…と、いまだかつて主体のある国家を持ったことがないからだ。つまり、世界史の中の主役を一度も演じたことがなく、国土はつねに周辺の強国のための“舞台”(シアター)だった。今も昔も朝鮮半島は、強国にとって“パッシング”(無視)が基本である。そこで彼らは、自分たちに都合のよい、自分たちが主役を演じる歴史ファンタジーをつくり出した。その残念すぎるメカニズムを二人の歴史学者が解明する。

目次 : 序章 日本人は朝鮮を知らない/ 1章 大陸のおまけだった新羅・高麗/ 2章 聞きしに勝る弱国だった李氏朝鮮/ 3章 世界の動向を読めない李氏朝鮮/ 4章 つくられた「日帝強占」の歴史/ 5章 主体がない二つの国

【著者紹介】
宮脇淳子 : 1952年、和歌山県生まれ。京都大学文学部卒、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史(とくに中央アジア史)

倉山満 : 1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。中央大学文学部史学科卒、同大学院博士前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yamatoshiuruhashi さん

    朝鮮は舞台(シアター)に過ぎず役者(アクター)ではない。まさに東洋史、日本史、世界史のどこをとってもその通りだろう。相手との上下関係だけを考えて、上には諂い下は蔑む。それを外国との関係の中に「自分」を中心にして考えるだけであれば、歴史に主体性はない。「自分」は比喩ではなくまさに個である「自分」とその一族がどう上手く立ち回るかであるようだ。ファンタジーの世界に歴史を作るとそうならざるを得ない。戦後世代だけになってしまった日本も左右を問わずそうなりつつあるのではないか。

  • ミナ さん

    日本の政権は長い歴史の中で変わったけれど、みな日本人だった。そのせいか、中国や朝鮮には多くの民族がいて、しのぎを削って生き残りを図ってきたというのに隋も唐も明や清も同じ「中国人の国」だし、新羅も高麗も李氏朝鮮も同じ「朝鮮人の国」と考えてしまう。真実は求めておらず、自分の理想をひたすら追い求めて歴史を書き換えるなんて信じられない。でも、だからこそ日本が何言っても理解してもらえないのか。悪口言われるくらいでないと!と言われているのが印象的。安倍首相は悪口言われているけど、そのせいで足も引っ張られてる……。

  • Masarin さん

    朴 正煕元大統領が「二千年間、我が民族には恥の歴史しかない」と言ったというが、戦後もその恥の上塗りを続けている、というのが正しい認識なのだろう。普通に考えたら自国の歴史に誇りが持てない国には健全な社会は育たないだろう。今だに反日を国是にすることでしか国としての体裁を保てない隣国を哀れに思うよりも「絶対にこういう国になってはいけない」という反面教師に見立てながら、スルーすることが最善の策である、と読み取れる本。

  • katsusann さん

    読み終わりました。朝鮮は主役ではなく舞台。たんなる通り道で、通り道ですらない場合もある。しかし、後続の一員になった溥儀がこんなにもだめだめだったとは知らなかった。目の前の問題をとりあえず通り過ぎられればよいという考えがあり、様々なことが筋が通らなくなっている。強いものに巻かれまくりで、主体性がない。日本が当時どうにかしようと思ったのが間違い。変わらないんだな、彼の国は。どういう民族なのかというのを、知ることができ大変有意義な書籍だった。

  • ピオリーヌ さん

    挑発的なタイトルで心配したが、内容もなかなか挑発的だった。この内容を見て驚く人もいるのでは・・・?

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人物・団体紹介

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宮脇淳子

1952年和歌山県生まれ。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史。大学院在学中から、東京外国語大学の岡田英弘教授からモンゴル語・満洲語・シナ史を、その後、東京大学の山口瑞鳳教授からチベット語・チベット史を学ぶ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員

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