CD 輸入盤

交響曲第1番、シンフォニエッタ、ディヴェルティメント ヤブロンスキー&ロシア・フィル

安部幸明(1911-2006)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8557987J
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

安部幸明:交響曲第1番、他
全編をつらぬく胸すくようなアレグロの快感!

安部幸明(1911-2006)は、伊福部昭、尾高尚忠、早坂文雄らと同世代の作曲家。師であるプリングスハイムの下で西欧の和声システムを徹底的に学んだ安部幸明は、自身が「あらゆる面で簡潔であり、平易でありたい」と語ったように、深刻ぶったポーズをとることをよしとせず、豊かな調性感を保ちながら日本人離れした快活で軽みのあるアレグロを書くことが得意でした。
 ここに収録された交響曲第1番の出だしを聴けば、推進力あふれるメロディアスなその主題が耳から離れなくなることでしょう。事実上の交響曲第3番である重厚な『シンフォニエッタ』、アルト・サックスをソロに迎えた愛らしい『ディヴェルティメント』も必聴です。
 作曲家は昨年末(2006年12月29日)、当CD発売を目前に惜しくも亡くなりましたが、この録音によって作曲家の魅力をぜひとも知って頂きたいところ。安部幸明先生、ご冥福をお祈り致します。(アイヴィ)

安部幸明:
・交響曲第1番
・シンフォニエッタ
・アルト・サクソフォーンと管弦楽のためのディヴェルティメント
 ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
 ドミトリ・ヤブロンスキー(指揮)
 録音・編集:24bit/48kHz

総合評価

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安部幸明さんの名前は知っていたのですが、...

投稿日:2018/04/05 (木)

安部幸明さんの名前は知っていたのですが、過去あまりCDなどの発売に恵まれていなかったので、曲はあまり聞いたことがありませんでした。最近ユーチューブなどでも聴けるようになって嬉しく思います。純粋に楽しんで聴けるいい音楽だと感じます。ナクソス盤のこのシリーズは演奏・録音ともに期待以上のものが多く、この安部幸明さんの曲も例外ではなく満足です。

テリーヌ さん | Hyogo | 不明

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本当に明朗快活と言う言葉がよく似合う作曲...

投稿日:2009/12/04 (金)

本当に明朗快活と言う言葉がよく似合う作曲家だ。もし名前を伏せて聴かされたらショスタコーヴィチやプロコフィエフ、あるいはカバレフスキーあたり作品と認識してしまいそうな音楽である。ヤブロンスキー&ロシア・フィルのコンビは日本作曲家撰集シリーズの演奏陣ではあまり評価の高くない演奏家であるが、これはなかなか良い演奏である。そしていつもながら片山氏の解説が詳しく、これだけでも価値があると言えるだろう。

レインボー さん | 不明 | 不明

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初めてこのディスクを聞いた印象は、ショス...

投稿日:2009/03/26 (木)

初めてこのディスクを聞いた印象は、ショスタコかプロコフィエフの作品かと間違うくらいでした。楽しいし、ウキウキ感もある。もっと早くに紹介されてもおかしくない作曲家である。あまりにも衝撃的なサウンドであったので、2回連続で聞いてしまった。日本にも、このような作曲家がいたのですね。他にどのような作品があるのか楽しみです。是非、ナクソス社で録音をお願いしたいものだ。本当に、このナクソス日本人作曲家シリーズには驚かされる作品ばかりで、価格以上の内容が詰まっています。全部、揃えたい心境です。

k.k さん | 大阪府 | 不明

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