タバコフ:交響曲全集 第4集
ブルガリアの作曲家・指揮者エミール・タバコフ。「人間の精神の深淵を追求する」というタバコフの音楽はどれも壮大で重厚ですが、なかでも2000年に作曲された『交響曲第5番』は1時間近くの演奏時間を必要とする壮大な作品。印象的なファンファーレに始まる第1楽章は荒々しく、悲痛な第2楽章の次にはユーモラスな行進曲が置かれ、力強い終楽章で締めくくるという、伝統的な形式を遵守した見事な交響曲です。ショスタコーヴィチ風のコントラバス協奏曲は暗さの中にもユーモラスな風情が感じられるユニークな作品。どちらもタバコフ自身の指揮による演奏です。(輸入元情報)
【収録情報】
タバコフ:
1. コントラバスとオーケストラのための協奏曲 (1975)
2. 交響曲第5番 (2000)
エンチョ・ラドゥカノフ(コントラバス:1)
ブルガリア国立放送交響楽団
エミール・タバコフ(指揮)
録音時期:1982年12月28日(1) 2011年12月5-8日(2)
録音場所:ブルガリア国立放送(1) ソフィア、ブルガリア・ホール(2)
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
全て世界初録音