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新録 さんのレビュー一覧 

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/31

    小編成モダン・オケによる演奏ながら、ベーム盤もびっくりなスローなテンポ感が逆に新鮮でした。
      
    皆さんが言う通り、確かにアンサンブルや弦の精度などは下手っくそで、こんなCDは珍しいのではないでしょうか(笑) 
    録音も、DDDとはなっていまずがちょっとイマイチ。 
    やはり「安かろう」のクオリティであることは否めません。
       
    しかし、初期の曲などを手軽に聴くにはいい全集だと思います。初めに書いたように、個性的ですし。初期の曲に対して、こんなアプローチをしているものはそうそう無いのでは? 
    モーツァルトの成長や充実の軌跡を楽しむことが出来、満足でした。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/30

    頻繁に見かける「20,21,23,26,27」以外の曲も聴きたいと思い全集を探していたところ、諸氏のレビューと価格面でこれにしてみようかな、と思い購入。
      
    確かに、最初のうちは独特の録音に結構戸惑いました。マーラーじゃあるまいし、こんなに薄い音に(特に弦!)録音しなくても・・・という感じ。でも、「音質が悪い」という訳ではない。なんとも不思議な音空間が広がります(笑)。 
     
    演奏ですが、モダンオケ・スタインウェイの編成でありながら最近の研究・ピリオド奏法の影響か、上記の録音も手伝ってか、いわゆる「今までの」演奏とは一線を画していますね。でも、決してセカセカしてるわけではありません。緩徐楽章は「今まで」より少し早めのテンポかも知れないけど、全体的にはとてもゆったりとした演奏に感じられます。ただ、20番など「?」と感じた演奏もありました。また、「ちょっと完璧につくりこみすぎでは?」とふいに違和感を感じる箇所もありました。
     
    ごちゃごちゃと書きましたが、モーツァルトを味わうには十分でした。
    聴いているうちに、現実世界からすぅっと、モーツァルトの世界に引き込まれる錯覚を起こすことしばしば。ちょっと肌に合わない演奏の曲もあるかも知れないけれど、それは数多ある他の演奏でカヴァーすればいい。とても気に入った全集です。 (ただ、大好きな27番が妙にハキハキと感じたので★一つ減点・・・前時代的なのかもしれないが、特に第二楽章、もっとしみじみと演奏してほしかった)

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/30

    ノクターンを聴くならまずこれ、と言いたくなる演奏。
    無用な批評なんていらないでしょう・・・
         
    なので、演奏面以外でいくつか。  
    ●人気のある「遺作 嬰ハ短調」は残念ながら録音されていません。。。 
    ●輸入盤は、CDケースが紙ケースに入っていてGOOD。中身のジャケットやデザインも温かみがあって、洗練されていてよい。(表示されている画像は、紙ケースのジャケです)  
    ●2枚組みでこの価格。 
    ●ただし、最近になってルービンシュタインのショパン録音全集が格安で売り出されたようなので、ショパンをたっぷり聴きたい人はそちらを飼ったほうがお得。
      
    といったところでしょうか。

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     2010/08/30

    娯楽的な曲でありながら、「まさしくベートーヴェンだ!」と唸ってしまうような曲です。既におっしゃっている方がいますが、とにかく第一楽章の主題にノックアウトされてしまいました。勢いがありながら、流れるようなリズム、やさしさまで感じさせる旋律。壮大な交響曲ばかりでなく、このような「楽聖」ベートーヴェンの側面が発見できて、とても感動しました。
    演奏も、文句のつけようがないです。ただ、一つ難を言うならば、ホルン六重奏曲の2本のホルンがちょっと残響に埋もれてる嫌いがあります。もう少しクリアな録音なら、なおよかったのですが・・・まぁ、そんな事は気にせずに音楽に浸りたいと思えるCDです。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/30

    ドイツの大御所、ウド・ユルゲンスのアルバム。
    数十年前の若かりし頃の曲から、最近の曲(&リメイク版)がざっとCD2枚にわたって収録されています。
    有名どころの曲は、このCDでほぼ全て網羅できるはず・・・です。
    ライナー・ノートに歌詞は書かれていません(ですが公式HPに全曲分、掲載されています。恐るべし)
    リマスタもなされていて、古い曲も鮮明な音質で聴けました。
    古いカセットでずっと聴いていて、初めてのCDだったこともあり個人的には大満足なのですが、独アマゾンでは何故か絶不評のようです・・・当方、ドイツ語に疎いので(じゃあなんでこんなCD聴いてんだ、とツッコミを受けそうですが・・・)レビューの内容までは把握できませんでしたが、購入を検討していて、ドイツ語に堪能な方は一度目を通される事をオススメします。

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     2010/08/16

    言うまでも無く、オーボエ2本とコール・アングレ1本の三重奏である。当然重音などは出せないから、和音は最高でも3和音にしかならない。
    にも関わらず、貧相に感じるどころか、逆に深みのある分厚い音楽に聴こえるから不思議である。まさにダブルリード楽器の独特の音色、それを最大限に生かしている曲の賜物だろう。
    なんと言っても、ピリオド・オーボエの音色がすばらしい!なんでも、解説書によれば1803年や1807年に製作されたものを使用しているそうである。やはり演奏は難しいようで、高音部の早いパッセージなどではピッチが危うくなるところもあるけれど、それがまた素朴さを感じさせて実にいい。ベートーヴェンの最初の音色が鳴った瞬間、このジャケットの絵のような風景が脳裏に浮かんでくる。そして、至福の時が流れる。ヴラニツキーの曲も非常に充実した曲で、もっと演奏や録音があってもいいと思えた。
    「○○作曲家大全」とやらを買わずして、このようなマイナーな名曲を聴けるのでNaxosレーベルは自分のような貧乏人には大助かり。
    ふとした時や、晴れた日の昼下がりに聴きたくなってくる一枚。

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