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Review List of TG 

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     2023/03/05

    収録場所はサンスーシ宮殿Schloss Sanssouciではなく、サンスーシ公園の奥まったところにある新宮殿Neuen Palais Potsdamだそう。DVDは持っていないので原文での収録場所はどのような表記か不明だが、表紙の”AT SANNSSOUCI”は正しいのだろうが、少なくとも日本語のコピーは間違い(正確に言えば「嘘」、笑)。各曲の冒頭に出てくる映像では、サンスーシ宮殿を出て公園を通り、最後に新宮殿に到着するときの外観が一瞬出るだけ。最初は、昔サンスーシ宮殿内をツアーでまわった時には演奏会場はなかったはずと思い、どこにあるのかネットでいろいろ調べてしまった。

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     2023/01/31

    作品と演奏のすばらしさは皆さんのコメント通りです。それまでのLPで聴いていた他の演奏とこんなにも印象が違うのかというのを思い知らされたのを今でも思い出します。
    ちょっと嫌味ながら(笑)付け加えさせていただくと(最近はTVでさえほとんどオペラを観ることはありませんが)、スカラ座初の来日公演(建物以外は全部持ってきたと言われた)でのこの演目は、私が50年もの間に観た実演では、クライバーの「オテロ」と「ボエーム」と並んで完璧という言葉がぴったりの最高の舞台・演奏でした(主役ではガブリエーレだけがカレーラスでなくルケッティでしたが)。

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     2023/01/19

    歌手の顔ぶれを見ただけで想像できるミスキャスト。F=ディースカウはもとより、好きなベルゴンツィもそれなりの存在感はあるが、とても感情移入できない。それだけなら存在価値はあるが、アリアでのスコットの顔全体を歪めているのが目に浮かぶような高音には耳をふさぎたくなった。久しぶりに取り出したが、めったにない、もう聴きたくないCD。

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     2022/11/16

    映画仕立てだが喜歌劇として不自然さは全く感じられず、良く出来ていて実に楽しい作品。歌手は皆芸達者で、中でもポップのマリーは理想的。彼女最高の当たり役であることは間違いない。それなのにこのDVDの玉に瑕が、(何ということ!)マリーのブライダルソングが1節目だけしか歌われず、2節目が省略されてしまっていること。国内盤が廃盤となっているのが残念だが、再発されることがあれば、ポップのファンは必携。

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     2015/09/22

    50年前初めてこの曲を聞いた時以来刷り込まれているので、これ以上の演奏は考えられない。当欄コメントでの音質への評価はぼろくそのようだが、私の愛聴しているこれまた評判の悪い国内盤CDで何の不満もない。ややオン気味ではあるが鮮明な音は、まだ所有している当時の国内盤LPでの印象と変わらない(あえて比較したことはないが)。音質での評価で購入をためらっている方は、ぜひご自分の耳でお試しすることをお勧めする。なお私はSACDだから良いという評価は信用していない。

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     2015/05/29

    先ごろCDプレーヤーを買い替えたので、たまたま持っていたこのCD(輸入盤)をSACD層とCD層で聞き比べたところ、SACD層は高音が強調されていて、そのせいか音の広がりや奥行きもあるように感じられましたが、私の耳にはきつく、概してCD層の方が落ち着いて聴きやすいように思いました。SACDの方が理屈上優れているのは当然ですが、同じ音がそのように違って聞こえるはずはなく、SACDとCDでリマスタリングが異なっているとしか考えられません。
    本サイトでもSACDでなければという類のコメントが時々見られますが、それはオーディオ・マニアの方だけの見解であって、音がいいかどうかはリマスタリング次第であるということを改めて確認しました。

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     2012/12/06

    私は本盤を持っていないので確認は出来ませんが、ネットに「ジャケットに「arr. W.A.MOZART」とでかでかと印字されているが、裏面の各トラックの曲目名は英語だ。そして何と英語で歌っているではないか!ただ確かにオーケストレーションはモーツァルト編曲版を利用しているようだ。しかしそれもだんだん怪しくなってくる。第2部後半の「Why do the nations」のバスのアリアはダカーポしないし、第3部のラッパのアリアも原曲版と同じだ。それどころから第3部は最初のアリア、4段落の合唱、ラッパのアリア、そして終曲しかない。当然、終曲直前のモーツァルトがゼロから作曲したレチタティーヴォなどない。というわけで、これはモーツァルト版とは到底言い難いシロモノなのである。」という記事がありましたので、ご参考に。この記事のとおりであれば、発売元のコメントはいかがかと思いますのでご注意ください。(ただし評価の★1つは投稿のためだけの便宜的なものです。)なおマッケラスはArchivにドイツ語歌唱によるモーツァルト編曲版があります(HMVでも現在取り扱い中)。

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     2012/10/04

    やや内容にそぐわないデザイン(ケース)ですが、メンブラン盤2000円弱ということで購入しました。音質は明瞭で録音年代を考慮すれば不満はまったく感じません。放送用録音とのことで拍手が入っているとは思わず、これはがっかりでしたが、何回も聴くものでもないし(ミラノの指輪のチェトラ盤LPは2回聴いたかどうか、今でもレコードケースの隅で鎮座しています)。

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     2012/08/23

    つとに高いxrcdシリーズの評判は聞いてはいたものの、こんなに丁寧な仕事をしたからといわれても値段を見れは普通の人は躊躇する。「音質最重視でこれ1曲」という都合のよいコピーに対してもへそを曲げていたが、なぜか半額になったので思い切って購入した。確かに鮮明な音には違いないが、そのためにまわりの雰囲気は(歪とともに?)そぎ落とされてしまったような気がする。いまさらLPとの比較も意味ないとは思ったが、手持ちの盤(パネンカのスーク・トリオ「大公」とのカップリング!)を引っ張り出してかけてみた。針飛びがしたところでやめてしまったが、いっこうに不満は感じなかった。原盤の劣化等への対応などをどうするかの専門的な問題はあるとは思うが、究極のりマスタリングなどというのは、やはり一部のオーディオファイル向けかな、と思った次第。ちょっとひねくれた素人の感想です。装丁は高級感もあるし(値段相応ではあるが多少嵩張る)、演奏は定評のあるもの。

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     2011/10/15

    やりすぎ。火が出れば感激するわけではない。もっとも蓼食う虫も好き好き。ただ、ブラームスも「これはわしの音楽ではない」とおっしゃった。

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