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フランツ さんのレビュー一覧 

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     2024/03/23

    まさに清涼という言葉が似合う音色で明るい雰囲気の演奏。録音も重心が高めで軽やかに聞こえる。でもソリストはけっこう熱烈で個性的な表現がそこかしこに聴ける。オーケストラの方は端正で情熱的にソリストを支えていると思う。オルガンも使われていてなかなか楽しい。

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     2023/07/12

    他の方も書かれておられるように、本当に素晴らしい演奏。真正面からぶつかって堅実に、そして華麗に、輪郭かはっきりと、確固たる意思をもって演奏され、曲の魅力を最高に魅せてくれています。また、伴奏のリントゥという指揮者もとっても誠実に支えていてガッチリと組み合わさっている感じ。これ以上無いんじゃない?と思わされる演奏録音です。
    で、録音も大変素晴らしくて、すぐ目の前で演奏されているような間隔で聴けます。出会ったら買うべきディスク。大推薦です。

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     2023/07/09

    颯爽としたテンポで最後まで走り切った演奏かと思いきや、当然全体的には速いテンポですけど細かいところにいろいろ手が入っていて飽きない演奏でした。速いテンポで通しても軽々しくなっていないのはダイナミクスや音の表情に工夫がたくさん成されているからで、一つ一つのフレーズがきちんとはっきり出てきてエネルギーが感じられる1楽章でした。2楽章も同じ感じだけど主部は予想よりわりとゆったりした感じ。で、中間部が面白かった。主部よりテンポを上げながらなんだか楽しく歌いまくってる感じ。ホルンが調子ぱずれっぽい音でユニーク。3楽章も最近の古楽器の演奏のような快速でサクサク進むけど、やっぱりホルンがユニーク。いったい上手いのかヘタなのかわからない音でした。そして、いよいよ4楽章。まあ、面白い。チェロバスのカデンツァはだいぶ練習した感じ。楽譜のスタッカートは無視してかなり巨匠風な演奏。そしてそれに輪をかけてバスのソロの堂々とした歌唱には思わず拍手したくなった。以後はやはり早いテンポでどんどん進むけど、合唱がまた上手で堂々とした歌で唸ってしまった。ところがテノールが緊張しているのか途中前のめりで走ってしまう場面も。女声も落ち着いた歌唱でどんどん進むけど4楽章後半で録音にリミッターが掛り、音が全体に小さくなった感じに。そして最後のコーダの速いこと速いこと!!フルトベングラーもびっくりのスピード感にお客さんも大興奮の盛り上がりでした。楽譜はベーレンライター版に忠実ながらも細かいところにいろいろな工夫が入っています。声楽陣と合唱の頑張りもあって生で聴いたら感動したろうなあと思える演奏でした。

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     2022/05/30

    うーん。ブルックナーの8番は好きなんだけど、特にチェリビダッケが大好きというわけではない(嫌いじゃないですよ)私の感想は、一言「疲れた」に尽きます。意外と前面に出てくるダイレクトな感じの録音で約1時間半、その大音量の壁がずっと自分のすぐ前にズドーンと立ちふさがってくれている感じ。でも、ラストのタッターーーータ・タ・タはやっぱりこれだよねえって改めて感動させてくれる〆方だと思います。
    圧倒されて、聞き終わって、へとへとになって、「うーん、あと10年は聞くことないだろうなあ。好きなブル8は他にもあるしぃ」って思ったCDでした。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2022/01/29

    もう脳みそがとろけだすCDだ。
    最初の「運命の力」序曲の最初の3連音でハンマーで頭を殴られたようなショックを受け平常心なんか宇宙の彼方へ飛んでいってします。ネタばれになるから言いませんけどひっくり返ります。最初から最高に盛り上がってコレッリ!絶頂期の歌声に、なんだこれ!!と叫びたくなります。そして29年前に作曲者と同じオケと初演したパガニーニ狂詩曲。もちろんピアニストは違えど聴衆の中には初演を聴いた人もいることでしょう。それを考えただけでも涙なのか溶け出した脳汁なのかわからない液体が鼻の穴から出て競うになります。そしてコレッリもう一回。サロメにさらに絶頂期のサザーランド!コレッリ聴いたあとにサザーランドですよっ!!!
    もう、自宅でなくフィラデルフィアのホールにいる前提で(スピーカーに向かって)全力の拍手を送っている自分がいますです。
    最後にストコフスキーお得意(十八番)のルーマニア狂詩曲で止めを刺されて口からよだれを流し、天井をこれ以上無いというくらい気持ちよさそうな笑みを浮かべて死んでいる自分がいましたのさ。
    警察の検証では麻薬の過剰摂取によるショック死と判定されることでしょう。
    幸せでした。

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