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梨杏 さんのレビュー一覧 

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     2021/05/29

    2020年11月22日,西永福JAMでの単独公演「夜の秘密 最終夜 2日目」をもって,約18年の活動を終えた「サロメの唇」が,2007年9月にリリースしたファースト・アルバムで,昭和40年代の歌謡曲がもつ魅力や雰囲気を,現代に蘇らせたような作品です。後に,核となるメンバーとサポート・メンバーという構成でレコーディングやライヴをするようになりましたが,リリース当時は,カバー写真のように5人組のバンドでした。

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     2021/05/29

    “かえるさん”こと,人間行動学者の細馬宏通氏(リリース当時は滋賀県立大学,現在は早稲田大学文学学術院)を中心とした「かえる目[もく]」が,2007年10月にリリースしたアルバムです。細馬氏による叙情あふれるユニークな歌詞とやや頼りなげな歌とギターが,宇波拓氏・木下和重氏・中尾勘二氏という演奏巧者によって支えられ,類例のない独特な音世界が楽しめます。素敵なカバー・アートは,倉地久美夫氏による細密画です。

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     2021/05/28

    SPARTA LOCALS が、2009年2月にリリースしたシングル(2曲)ですが、赤坂BLITZでのライヴ録音(9曲)が併収されていて、トータル45分超のボリュームです。(現在は復活していますが)本盤がリリースされた半年後に「解散」が発表されたこと、タイトル曲が安部コウセイ作品ではなく、梶山剛作品であること、(個人的には悪趣味に思う)カヴァーデザインなどから、バンドとしての混迷期?の作品であったことが感じられます。

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     2021/05/28

    女性3人組バンド「テツコ」が、2013年6月にリリースしたミニ・アルバムです。リリース時の新曲( track 1, 2, 3 )と古めの曲( track 4, 5, 6 )がバランスよく収録されており、(フル・アルバムのようなボリュームはないものの)「テツコ」というバンドの魅力が伝わる作品です。track 3 は、鈴木秋則(元センチメンタルバス)とコラボした(異色の?)テクノ・ポップです。

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     2021/05/28

    羅針盤が、1997年10月にリリースしたシングル「永遠のうた」と、1999年5月にリリースしたシングル「アドレナリンドライブ」を併せた SHM-CD 盤です。そのため、1枚の作品としてのまとまりはありませんが、アルバム未収録の「CHIME」やアルバムとは別ヴァージョンの「永遠のうた」、山本精一&羅針盤が音楽を担当した映画「アドレナリンドライブ」(矢口史靖監督、1999)の主題歌「アドレナリンドライブ」、平山みきの歌う同映画のエンディング・テーマ「真夏の出来事’99」など、それぞれ楽しめます。

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     2021/05/27

    京都のシンガーソングライター(現在は,拠点を東京に移したようです)双葉双一が,2001年10月にリリースしたデビュー・アルバムです。「京都のボブ・ディラン」と呼ばれたのも宜なるかなと思わせる全9曲。今聴いても,古さを感じません。

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     2021/05/25

    1992年に複数社からそれぞれリリースされた好企画「カルトGSコレクション」の1枚として企画されていながら,何故か?未リリースだった「テイチク編 Vol.3」を,1998年にP-VINEがリリースしたコンピレーション盤です。テリーズ[2曲],アウト・キャスト[6曲],ザ・スウィング・ウェスト[2曲],ザ・イーグルス[2曲],ザ・フィンガーズ[1曲],ザ・ボルテージ[7曲],ザ・ワンダース[1曲],ザ・ハイローズ[1曲],フィフィ・ザ・フリー[1曲],ザ・ヴァン・ドッグス[1曲],小畑ミキ[2曲]の全26曲トータル76分超のボリュームです。タイトルの「空に書いたラブレター」は,アウト・キャストが1968年にリリースした,Simon Dupree & The Big Soundの「Kites」のカヴァーです。

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     2021/05/24

    ぶどう÷グレープ(2001- )が,2007年にリリースしたサード・アルバムです。全14曲約43分,(”ながい÷グレープ”によるギターのカッティングや”ミドリ÷グレープ”によるシンセサイザーの音色に顕著な)少し懐かしいニューウェーヴ感漂う,楽しい音が楽しめます。帯にある「世界のビタミン補給! ぶどう÷3rdは ピリッとPOP濃縮盤!!」との惹句に納得です。

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     2021/05/24

    SPARTA LOCALS(1998-2009 2016- )が,2008年8月にリリースした,7枚目のアルバムです。彼らはリリースの翌年に解散したたため,結果的に,彼らのラスト・アルバムとなりました。(再結成後のアルバム「underground」が,2019年にリリースされたため,”ラスト”ではなくなりました。)新しい方向性を模索していた時期らしく,安倍コウセイ作品と梶山剛作品が半々くらいの全8曲。この後,彼らが「解散」してしまうのも致し方ないと思われる「迷走」感が漂う作品です。

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     2021/05/24

    Boogie the マッハモータース(2001- )が,2011年にリリースした4枚目のアルバムです。track 2 は,NHK Eテレ「大!天才てれびくん」のオープニング・テーマ(2011年度)のフル・バージョンです。全7曲約25分,少し懐かしい響きをもつ未来感溢れるサウンドが楽しめ,踊れます。

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     2021/05/24

    羅針盤(1988-2005)が,WEAジャパンから1998年9月にリリースしたセカンド・アルバムを,P-VINEが2009年7月にSHM-CDとして再発した作品です。全8曲約42分,叙情的でゆったりとした時間が流れます。帯にある「この作品には、普遍的なポップ・ミュージックの必要な要素が総て織り込まれている…。」の惹句に偽りなし。

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     2021/05/24

    1999年に京都で結成された「テツコ」が,2011年にリリースしたファースト・フルアルバムです。(リリース当時のインタビューによると)結成当初の曲から,リリース当時の最新曲まで,長い活動期間に作られた楽曲群から,メンバーがすごく気に入っている曲ばかりを集めたアルバムとのこと。全9曲で約27分。帯の「スイートパンク革命、なんとなく爆発!!」という惹句に納得の内容です。

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     2021/03/21

    1967年にニューヨークで結成された THE PAPER GARDEN が、1968年にリリースした唯一(翌年に解散)のアルバムです。カヴァー・アートからは、雑然とした”Psychedelic Rock”的な音が想像されますが、実際には、(この時代らしいファズ・ギターの音も聴こえてきますが、)ストリングスやブラス、シタールなどを配するなど様々に工夫を凝らして構築された”Psychedelic Pop”的な音が楽しめます。Violin の音が印象的な「Gypsy Wine」で始まり、サウンド・コラージュが施された「A Day」で締めくくられる、僅かに10曲・計27分23秒の作品です。付属のブックレット(2つ折・4頁)には、Bass & Vo. 担当の Joe Arduino による簡便なバンド・ヒストリーが掲載されています。(GF-194)

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     2021/03/17

    1976年リリースの「Act Like Nothing’s Wrong」以来、暫くリリースの無かった Al Kooper が、約6年ぶり、1982年にリリースした8枚目のアルバムです。しかし、全9曲のうち、カヴァーが6曲と多く、オリジナル曲は僅か3曲。また、全9曲のうち、2曲はインストで、Al Kooper 自身が歌っているのは2曲のみ、残りの5曲はゲストが歌っています。タイトルに因んで、Side A を”FIRST FALL”、Side B を”SECOND FALL”、Producer を”Referee”と表現するなど、遊び心は感じるものの、待ちに待った「復活作!」と呼ぶのは躊躇してしまう作品でした。この後、「Rekooperation」(1994)、「Black Coffee」(2005)、「White Chocolate」(2008)と、マイペースな活動が続いた後に改めて聴いてみたら楽しめましたが、やはり、Al Kooper の作品が、Al Kooper の唄が、もっと聴きたかったなぁ、との思いは消えません。

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     2021/03/17

    1971年7月の Jim Morrison 急死を受け、解散という選択をせず、Ray Manzarek, Robby Krieger, John Densmore による The Doors が、同年10月にリリースしたアルバム「OTHER VOICES」と、翌年7月にリリースしたアルバム「FULL CIRCLE」との2枚組CDです。CD化にあたって「FULL CIRCLE」には、シングル「Get Up And Dance」のB面曲「TREE TRUNK」が追加収録されています。ヴァラエティに富んだ曲調、緻密な演奏、Ray Manzarek と Robby Krieger の唄に、「後家の頑張り」的なものを強く感じ、作品としては悪くない出来だと思いますが、現実は厳しく(「FULL CIRCLE」は、同年にリリースされた The Doors のコンピレーション盤「Weird Scenes Inside The Gold Mine」よりも売れ行きが悪かったようです)、商業的には失敗に終わり、結局、The Doors は解散してしまいます。このように不遇な2枚のアルバムは、長い間入手困難で、The Doors のラスト・アルバムは「L.A.WOMAN」のような感じがしていたところに、CD化という英断をなさった RHINO(付属のブックレットも14頁と充実)に感謝したい。

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