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マーラー(1860-1911)

SHM-CD Sym, 4, : Boulez / Cleveland O Banse(S)

Sym, 4, : Boulez / Cleveland O Banse(S)

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  • ★★★★☆ 

    ニャンコ先生  |  Tochigi  |  不明  |  2013年05月17日

    ブーレーズがDGで録音したマーラー全集中では、最もすんなりと「ブーレーズ的演奏」として聴き手に受け入れられている盤であろう。1〜3楽章でしばしば新ウィーン学派の響きが聴こえるし、第2楽章のソロ・ヴァイオリンの無機質な不気味さも際立っている。それでいて、クリーヴランドの純化された音色は、第1楽章第2主題では陽光射す清新な美を聴かせる。第3楽章の弦楽合奏の静謐な美は、初期ウェーベルンのさわやかさだ。唯一の難点が、第4楽章のソプラノがヴィブラート過剰で興ざめなことだ。古来、アメリングやポップが起用されてきたパートに、この歌手を連れてきたのは誰なのだろう?どうもブーレーズは歌手の声質や歌唱スタイルと曲との相性に無関心な傾向があるように思える。この歌唱で星1つ減点。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2011年08月28日

    ここんとこいろんな指揮者でこの曲を聴きましたので、アプローチの違いなど、はっきりと感じ取れます。ブーレーズのこの演奏、意外にも精妙な「歌」にこだわった、メロス志向が前面に出たものとなりました。あ、でも、そう言えば、第8番でも同じようなアプローチだったな。妙に理屈をこかず、マーラーの叙情性に素直に従った、そんな演奏で、これはこれで結構ではないでしょうか。但し、嫋々と歌うのではなく、ポルタメントにこだわりながら、やや細身の歌を聴かせます。クリーヴランド管弦楽団、見事な優秀性を誇示しております。バンゼの歌は特に何もなし。総じて、大変な高水準な演奏ですが、聴き手を酔わせ引き付ける魅力に欠けるという感は否めません。なので、ちょっと辛い点をつけておきます。ぜいたくな悩みではあります。

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  • ★★★★★ 

    avanti  |  NETHERLANDS  |  不明  |  2010年07月31日

    このディスクが出た少し後でしょうか,ザルツブルクでウィーン・フィルを振った演奏を聞く機会に恵まれました.ソロはラーションだったかな.ビロードのような滑らかな音がオーケストラから出てきて,第1楽章が終わったあとはため息が出るほどでした.美しい.ブーレーズの演奏は,オケの音色を輝かしくしていました.4番にはまさにぴったりの演奏でした.ディスクはクリーヴランドですが,こちらはやや冷ややかな美しさです.

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  • ★★★★★ 

    Simone  |  東京  |  不明  |  2008年10月12日

    おだやかで柔らかな音の進行は、自然な体の動きの裏づけを感じさせる。闇のなかに手をひたし、ロウソクの火に手をかざすようなぬくもりがある。そうしたブーレーズらしさが好きだ。ただ、この演奏のうつくしさも揺るがすかもしれない録音があるのではないだろうか。同じクリーヴランド管弦楽団を振って、ドーン・アップショウを独唱に迎えた6年前のクリストフ・フォン・ドホナーニ盤(DECCA)が。そちらは黙殺されたままでほんとうにいいのだろうか。

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  • ★★★☆☆ 

    shef  |  u.  |  不明  |  2008年01月27日

    マーラーの音楽に何を求めるか、これで評価が分かれそうな演奏だった。ハイティンク/BPOのマーラーと通じる要素が多分にある設計思想。流麗で客観的。透明感があり、マーラー特有の多旋律や複雑な構成を詳らかにするような、いわば解剖学的アプローチ。それはそれで楽しめるのだが、いかんせん馥郁たる香がない。ボヘミアの森を包む霧と闇がない。そして毒気がない。 個人的にはマゼールやホーレンシュタインの「おとぎ話(ex.グリムや宮沢賢治)を語るような」4番が好き。

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  • ★★★★★ 

    zawa  |  京都  |  不明  |  2007年03月20日

    この木管楽器の瑞々しい音は一体なんなんだろう!ヴァイオリンのソロもすばらしいし。SACDはすごいですね。マーラーの室内楽的書法が良くわかる演奏です。ブーレーズは3番でケチをつけたので、大分前に買ったディスクですがレビューを書きました。帳消しにしてね。

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  • ★★★★★ 

    KS  |  兵庫  |  不明  |  2007年02月05日

    セル時代に鍛えられたクリーブランド菅の弦の繊細さとブーレーズの知的分析的な指揮とが融合してマーラー第4番のこれまでの解釈が問い直された名演と評したいですね。

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  • ★★★★★ 

    まつ  |  山口  |  不明  |  2006年04月24日

    今まで聴いた4番の中でもベストに挙げても良い演奏だと感じました。ブーレーズの緻密さがヒットしたと思います。曲の構造が透けて見え、新しい発見がありました。終楽章のソプラノ独唱も素晴らしかった。最後に、最近のブーレーズは円熟というか、切れ味は少し落ちたが、それ以上に心が伝わるようになってきたと思うのは私だけでしょうか。

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  • ★★★★★ 

    un portrait de PB  |  東京都  |  不明  |  2005年07月01日

    今頃手に入れて聴いたが、すっかり魅了された。他の交響曲に比べて穏当だと(私が勝手に)思い込んできた管弦楽法の点でも新鮮な驚きがあり、また「伝統的に」想定されてきた意味作用が洗い流されて、曲が元来持つ諸々のずれやアンバランスが絶妙に浮かび上がってくる。長木氏の「修復されたルネッサンス絵画」という評は言いえて妙だ。それも勿論クリーヴランド管の上手さあってこそで、最近のベルリオーズ、メシアンといい、演奏技術の洗練ばかりでなく美意識の点でも、ブーレーズと最も近しい感覚を持ったオーケストラなのではなかろうか。

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