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ビゼー(1838-1875)

CD 《アルルの女》組曲、子供の遊び、ほか ケーゲル

《アルルの女》組曲、子供の遊び、ほか ケーゲル

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  • ★★★★★ 

    爺さん  |  千葉県  |  不明  |  2013年07月13日

    発注してからずいぶんと待った。しかし待つだけの意味は十分にあった。「アルルの女」はもちろん、「カルメン(組曲)」は私が聴いてきた中で最も感銘を受けたものである。アルルもカルメンも、これほどドラマチックな演奏は初めて。とはいえ、リスナーすべてがそう感じるかは分らない。個性的ではある。アルル第1組曲前奏曲冒頭の弦は、実に小気味よくメリハリがある演奏であるが、カラヤンの様な朗々とした感じが好きには方にはなじめないかもしれない。そのトーンと対照的な第2組曲パストラールは大河の様にゆったりと歌い上げられ、「音楽に身をゆだねて流れていく」ことが出来る。しかも第1組曲と第2組曲の間にカルメンと子供の遊びを配置するという心憎い演出がある。素晴らしい。

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  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2013年01月31日

    実に久しぶりに聴くケーゲルの「アルルの女」。第2組曲の間奏曲の中間部が当演奏のクライマックスではないでしょうか。そう、トランペットですよね、あの音は。あそこをケーゲルはいちばん聴いて欲しかったのではないでしょうか。南仏的でもドイツ的でもないケーゲル色が前面に出た名演だと思います。ただしけっして猟奇的などではありませんね。

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  • ★★★★★ 

    盤鬼hmv12  |  福岡県  |  不明  |  2012年12月27日

    ’02年の発売から早や10年、リイシューも無く今以て健在なのが嬉しい。レヴュー数からしても察せられるが、当初は賛否入り乱れての評が飛び交う様相を呈していた。もしこれから当盤の購入を検討されるのであれば、失礼ながら昔日の小生寄稿分も含めこれ等レヴューの内容にはあまり目を向けない方が宜しいかと思う。既レヴュワー氏の中には種々雑多な刷り込みが災いしてか、かなりバイアスのかかった評も散見され、普遍的な説得力に欠くと思えるからである。そうした見地からすれば最新レヴューyouoneさんの御指摘は大いに参考になると思う。恐らく当盤を目隠しで聴かせてみて指揮者/オケを的確に言い当てる御仁はまず居ないだろうし、居たところで極めて少数であろう。それどころか、どの国のオケの響きなのかすら自信を持って答えられる方々がどれ程居るだろうか?音楽と向き合うに際しては、予備知識が理解の一助となる場合も有るとはいえ、得てして上記のような弊害を生ずる危険性を孕んでいる。【虚心坦懐】の境地にて音楽に向き合うのが理想なれど、真に「言うは易く行うは難し」である。

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  • ★★★★★ 

    youone  |  東京都  |  不明  |  2010年08月04日

    出だしのプレリュードのスタッカートな弦の表現、木管の美しいレガート、ここでもうこの演奏の虜になります。 「アルルの女」の第1組曲と第2組曲との間に「子供の遊び」とカルメン組曲とを挿入する構成もとても素敵です。第2組曲のインテルメッツオのサクソフォーンをトランペットで演奏させているのもとても味わい深いものがあります。他の誰とも違った、それでいてとても音楽の真髄に迫った演奏は、多くの人に聴いていただきたいと思う演奏です。

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  • ★★★★★ 

    OWL ふくろう  |  福岡県  |  不明  |  2010年05月03日

    アルルの女第2組曲が、特に印象深かった。例のごとく、スローテンポで、全く別の曲を聴いているかのように演奏している。同曲「Intermezzo」は、別れを告げているかのように響いてきて、自分の心境によくマッチングしていて心持良い。とは言うものの自分で命を断つつもりはない。根本的に、人はお分れする。つねにそういう気持を持ってむしろ前向きに生きている。それにしても、純粋に美しい演奏だ。

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  • ★★★★★ 

    ブリュッヘン好き  |  東京都  |  不明  |  2005年06月30日

    ムラヴィンスキーがアルルを振ったらこれに近かったかも、と妄想するのも楽しい。バティスの様な大爆発(暴発?)は無いが異常に説得力がある恐るべき名演!

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  • ★★★★★ 

    TOMO  |  TOKYO  |  不明  |  2005年05月01日

    アルルの女が実は悲劇だとご存知の御仁はいったいどれほどいるのだろうか。まるで南国風の楽天的な演奏ばかりに「恵まれて」きた同曲は誤解釈され続けながら有名になるという皮肉な境遇に晒されてきた。ケーゲルはそれを原点に戻してしまった。冒頭から剃刀で切られるかのような鋭いフレージングにはまるで血が通っているようには感じられない。怖く、寒く、的確だ。特にトラックナンバー2がお薦め。

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  • ★★★★★ 

    フランツ  |  宮崎県  |  不明  |  2004年10月27日

    どう評価するのは個人の許容範囲の問題で「アルル」は開放的で南欧的でカラフルじゃないとダメという人にはこの演奏は受け入れられないことでしょうが、冷徹でクールな、スタジオのケーゲルの特徴をよく表わしている魅力的な演奏だと思います。

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  • ★★★★★ 

    八尾のクラシック大好き中年  |  大阪府八尾市  |  不明  |  2003年12月21日

    もちろん南欧的な雰囲気を最上とするならば、クリュイタンスなどの演奏がふさわしいでしょう。この演奏はビゼーの持つもっと普遍的な美しさを求める人にとって大変な宝物といえるのではないでしょうか。私はかつてレーグナーが目指した方向をさらに数歩進めた名演であると考えます。

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  • ★★★★★ 

    cherokun  |  愛知県  |  不明  |  2003年01月29日

    透徹したクールな響きは、凛として氷の彫刻のような美しさ。まさに天才ケーゲルの独壇場!ヴィヴァルディの曲集(CD)で感じた違和感はないが、レーグナー/ベルリンRSOのほんのり暖かい演奏がなつかしく感じられ、ちょっと複雑な気持ちです。

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  • ★★★★★ 

    いやみなぶらいあん  |  不明  |  2003年01月24日

    異形の演奏では有るが、表現の透徹性は他に類を見ないし、アダージェットは迫真の表現だ。一般的では無いが、one and onlyの超越した境地に有る演奏。

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  • ★★★★★ 

    盤鬼  |  北九州  |  不明  |  2002年12月08日

    個人差は有れ、手放しの賞賛には大いに頷けるものがある。小生はCD装丁が気に入っている。実にセンスが良く、内容共々とても廉価盤とは思えぬ仕上がり。芸術作品は総合的にみて斯くあるべし。ルカ教会の残響が心地好い。

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  • ★★★★★ 

    凸吉凹郎  |  埼玉  |  不明  |  2002年11月25日

    組曲1番の「アダージェット」を聴くためだけでもいいですから、買いましょう!真に優れた指揮者とは何かがわかります。有名どころの演奏が全て虚しくなってしまうほどの名演です!この世にもうケーゲルが存在しない事が、余りにも悲しすぎる。「アダージェット」を聴いていると時間が止まります・・・・。

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  • ★★★★★ 

    風太郎  |  東京  |  不明  |  2002年11月14日

    いわゆる安心して楽しめる名盤などとは、およそ遠いところにある演奏でしょう。 聞く者の心に土足で遠慮なく入り込んできます。 気の弱い人は最初の5分で脂汗が滲んで来るかも知れません。 しかし最後まで聞けた人には大きな感動が与えられます。

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  • ★★★★★ 

    シベリウス三世  |  会津若松市  |  不明  |  2002年11月14日

    これは絶品!!「アルルの女」のこれまでのこの曲のイメージを完全にくつがえす!!!特に第一組曲のアダージェットはいったい何なの?アダージョ カラヤンなんかぶっとんでしまう!パストラールや間奏曲もただごとでない!!!(ただし、ファランドールだけは、クリュイタンス/パリ音楽院管の東京ライブのほうがさらに燃えている!!!!! バティス/メキシコフィルも相当狂っている.)

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