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ブラームス(1833-1897)

SACD Double Concerto: Oistrakh(Vn)Rostropovich(Vc)Szell / Cleveland O

Double Concerto: Oistrakh(Vn)Rostropovich(Vc)Szell / Cleveland O

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    おっさん  |  東京都  |  不明  |  2012年03月10日

     オリジナルジャケット写真の復活が何よりもうれしい限り!SACD化された音の方は、当方所有のバリュー価格システムのためか、強音時の寸詰まり感が改善されず、ARTシリーズと印象は変わらず残念。二度と得られない最高の顔合せなのに、プロデューサーのピーター・アンドリーは、なぜこのような録音システムを使用したのだろうか。SACD化ではソニーの50年代後半の録音の方が遥かに優れている。演奏は最高、写真も復活したので★5つ!。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年02月11日

    本盤にはブラームスのヴァイオリン協奏曲と二重協奏曲がおさめられているが、いずれも素晴らしい超名演だ。ヴァイオリン協奏曲については、海千山千のヴァイオリニストと指揮者、オーケストラが圧倒的な超名演をあまた成し遂げていることから、ベストの名演と評価するのにはいささか躊躇せざるを得ないが、他方、二重協奏曲については、もちろん様々な見方はあるとは思うが、私としては、同曲の様々な演奏に冠絶する至高の超名演と高く評価したいと考える。本演奏において、何と言っても素晴らしいのはロストロポーヴィチによるチェロ演奏であると言える。ロストロポーヴィチの渾身のチェロ演奏は、我々聴き手の肺腑を打つのに十分な圧巻の迫力を誇っていると言えるところであり、ブラームスの最晩年の傑作に込められた枯淡の境地とも言うべき奥行きのある情感を徹底して抉り出すのに成功したと言っても過言ではあるまい。オイストラフのヴァイオリン演奏も、ロストロポーヴィチのチェロ演奏にいささかも引けを取っていない凄みのあるものと言えるところであり、この両者による重厚にして力感溢れる演奏は、切れば血が噴き出てくるような圧倒的な生命力に満ち溢れていると言える。そして、この両雄による圧倒的な演奏を立派に下支えしているのが、セル&クリーヴランド管弦楽団による至高の名演奏であると言えるだろう。セル&クリーヴランド管弦楽団による全盛期の演奏は、巷間「セルの楽器」と称されるほどの鉄壁なアンサンブルを誇っているが、それだけにいささかメカニックなある種の冷たさを感じさせるとも言えなくもなかったところだ。しかしながら、1960年代も後半になると、セルもクリーヴランド管弦楽団の各奏者に自由を与え、より柔軟性のある伸びやかな演奏を心がけるようになったとも言える。本演奏などもその最たるものと言えるところであり、ロストロポーヴィチやオイストラフによる気迫溢れる演奏にも触発されたこともあって、一糸乱れぬアンサンブルの中にも、人生の諦観を感じさせるような味わい深い名演奏を繰り広げているとも言えるのではないだろうか。いずれにしても、本演奏は、ソリスト、指揮者、オーケストラの三拍子が揃った、同曲演奏史上最高の超名演と高く評価したいと考える。音質は、従来CD盤ではやや鮮明さに欠ける音質であったが、ヴァイオリン協奏曲についてはESOTERICによるSACD化によって抜本的な音質の改善、そして二重協奏曲についてはHQCD化によってかなりの音質の改善がなされていたところだ。したがって、私としても、ヴァイオリン協奏曲については当該SACD盤、二重協奏曲についてはHQCD盤を愛聴してきたところであるが、今般、ついに二重協奏曲が待望のSACD化がなされるに及んで大変驚いた。HQCD盤などの従来CD盤とは次元が異なる見違えるような鮮明な音質に生まれ変わった言える(ヴァイオリン協奏曲については、ESOTERIC盤との優劣については意見が分かれるところだ。)。ロストロポーヴィチのチェロやオイストラフのヴァイオリンの弓使いが鮮明に再現されるのは殆ど驚異的であり、あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第である。いずれにしても、とりわけ二重協奏曲について、ロストロポーヴィチ、オイストラフ、そしてセル&クリーヴランド管弦楽団による至高の超名演を、SACDによる高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

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    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2012年01月15日

    待望久しいSACD化。ヴァイオリン協奏曲はエソテリック盤で十分満足しておりましたが、その時点でドッペルのSACD化はないものと諦めておりました。そこに御本家EMIから朗報が。最晩年のセルと絶頂期の両巨匠が奏でるブラームス晩年の名作に、胸が熱くなりました。

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    かくとしらじ  |  愛知県  |  不明  |  2012年01月05日

    オケの音色の古めかしさはいなめませんし、最新録音のような奥行きのあるホールトーンも楽しめません(奥行き感はエソテリック盤の方が上です)が、迫力満点のソロが最高の音質で蘇ったのは素晴らしいです。目の前でオイストラフとロストロポーヴィッチが(セルのカラオケで)演奏しているようで、それだけで満点。

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