snk  |  北海道  |  不明  |  10/July/2021

１９４２年録音のモノラルなので、普通なら購入意欲は湧かないがワルターなので買ってみた。まず序曲からド迫力だ。ステレオ盤のモーツアルト後期交響曲集のイメージとは全く違う。レポレロのオープニングからドンナ・アンナ、ドン・ジョバンニとの三重唱に進んだ段階でも既に迫力が凄い。笑えるのはカタログの歌だ。レポレロの歌唱とオケが、特に最初の方は全く合っていない。レポレロが勝手に突っ走っている。ワルターもかなり煽っているが、レポレロはその先を行く。惜しむらくは録音だが、これは無いものねだりというしかない。

 

take  |  長野県  |  不明  |  20/February/2010

エネルギッシュで生命感横溢なドン。ワルターがモーツァルトの権威といわれたことに納得する。歌手陣は個性的で押しが強いが、ピンツァがさすがに素晴らしく、全体を牽引する。これを生で見たら一生忘れられないのではないか。