じゃじゃじゃじゃーん  |  大阪府  |  不明  |  2011年07月19日

バックハウスも、ゼルキンも、ブレンデル、ポリーニ、ツィマーマンもいい。でも、コヴァセヴィチには、彼らにはない魅力があります。それは、何か。瑞々しい躍動感ではないか。荘重なブラームスに躍動感？と思われるかもしれません。しかし、快速楽章でも緩徐楽章でも、粒立ちの良いピアノタッチの美しさが、ブラームスに見事に合うのです。併録の歌曲も、ブラームス壮年期から晩年の作品ですが、コヴァセヴィチによって、ブラームスの心の青春が映し出されます。録音も優秀で超廉価、これ以上のディスクは他にはありません。

 

Richard  |  山梨県  |  不明  |  2011年06月06日

このCDの魅力は、同様なモチーフをもつピアノ協奏曲Nr.2の第3楽章とOP105のNr.2「Immer leiser wird mein Schummer」の歌曲が同一のCDに収められていることにある。BRAHMSの歌曲は、一般的には地味であるが、その魅力は協奏曲と同等以上の美しさと輝きが満たしていることが分かります。