トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ベートーヴェン(1770-1827) > 交響曲第6番『田園』、第8番 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル、ストックホルム・フィル(1952、1948)(24ビット・リマスター限定盤)

ベートーヴェン(1770-1827)

SACD 交響曲第6番『田園』、第8番 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル、ストックホルム・フィル(1952、1948)(24ビット・リマスター限定盤)

交響曲第6番『田園』、第8番 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル、ストックホルム・フィル(1952、1948)(24ビット・リマスター限定盤)

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    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2011年02月24日

    「良好な状態の新たに確認された録音セッションのアナログ・テープ」って、大元のEMIがそれを過去半世紀知らなかったってのはあるのでしょうか、という野暮な疑問はさておき、8番なら、最晩年のVPOとのザルツブルグ音楽祭ライヴ盤で補えば良いと思います。演奏も非常に力強く、何より音が良い。このSACDに関しては、6番はもともとそう悪くないので、これだけの音にすることが可能だったのでしょう。3千円超える値段かあ。2千5百円くらいにならないかなあ。音源自体はもはやバブリックドメインですからね。

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  • ★★★☆☆ 

    harunourara  |  東京都  |  不明  |  2011年01月31日

    今回のSACDでこの「田園」の録音及び演奏また8番の演奏の良さがわかったのであればそれはそれで良かった。しかし、2011年の今日まで待たずも見識あるリスナーはこれらの録音と演奏の良さを理解していたのである。LP時にマイケル・マーカスは「第1楽章のテンポが緩やかに過ぎると、異を唱える人が多い。けれども、田園へ散歩に出て、猛然と疾走する人はまずいないだろう。まわりの風物の一つ一つを味わおうとするのが普通ではないだろうか。フルトヴェングラーのテンポは、まったく申し分がない。」(仙北谷晃一訳「フルトヴェングラー頌」収録)と述べている。8番は確かに音は良くない(だが決して悪いわけでもない)が、これだけのスケールの大きく、推進力と歌心に満ちた演奏を今日他で聴くことはできないだろう。小生は、EMIリファレンスのCDのこもった音ながら、演奏と録音の良さ、凄さを認識した。音は良くなくても、このSACDの音でなくても、心眼で聴くならその良さはわかるはず。  

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  • ★★★★★ 

    Mickey  |  埼玉県  |  不明  |  2011年01月28日

    運命、第7で確認済みだが、この田園のDSDリマスタリング並びにSACD化による音質改善効果も圧倒的。今回のリマスターではセッション録音でも各曲毎の音質傾向の相違が顕著になったのが特徴。この田園は低弦は深く弾み、高弦はしなやかになり、運命よりもさらに最新録音に近いバランスに改善された。併録の第8は、全集中では第2と共にDSDリマスタリングをもってしても改善されるレベルの録音ではない。今回のプロジェクトではディレクターの見識として、第2と第8は外してしかるべきだったのではないだろうか。観賞用にはならずアーカイブの価値しかない録音を、なぜわざわざSACDにリマスタリングしなければならないのだろうか?

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年01月23日

    ライナーノーツで満津岡氏が論じられておられるように、フルトヴェングラーは、ベートーヴェンの奇数番号の交響曲を得意とし、偶数番号の交響曲はワルターなどの演奏に一歩譲るとされている。確かに、第2など、このシリーズの1曲しか録音がのこっていないし、第8も3種類だけしかのこされていない。しかしながら、本盤の田園や本シリーズの第4を聴くと、果たして、そのような単純な考え方が成り立つのかと疑問が生じてくる。それくらい、本盤の田園は、これまで発売されたCDとは次元が異なる高音質なのだ。弦楽器のつややかな、そしてホルンの朗々たる響きは、あたかも最新録音に近いような鮮度を誇っており、低弦の重量感溢れる迫力も出色のものだ。これほどまでに高音質化されると、第4と同様であるが、演奏内容に対する評価も俄然変更を余儀なくされることになる。フルトヴェングラーの田園は、これまでの従来盤で聴くと、あまりのスローテンポ(特に第1楽章)ぶりに、お化けが出てきそうだとの評価をしたこともあるが、本盤を聴くと、そのテンポが実に理にかなった適切なものであることがよくわかる。その深沈たるコクのある味わい深さは、フルトヴェングラーだけが成し得る至純の表現と言うべきであり、終楽章の讃歌に至るまで、これ以上は求め得ないような深みのある凄い音楽が連続する。田園と言えば、ワルターの新旧両盤やベーム盤が何よりも名演として念頭に浮かぶが、こうして高音質化された本盤を聴くと、特に、その内容の深さという点に鑑みれば、フルトヴェングラーの本演奏こそ、それら他の名演を凌駕する至高の領域に達していると言える。これに対して、第8は、音質の改善効果がイマイチである。もちろん、第2などと比較すると、まだましと言えるのかもしれないが、それでも田園と比較して聴いてみると、その音質の劣悪さが際立つ。もちろん、演奏自体は、さすがと思わせる箇所も多く、記録としては貴重なものと言えよう。

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