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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

CD 交響曲第5番 バーンスタイン&ニューヨーク・フィル(1959)(平林直哉復刻)

交響曲第5番 バーンスタイン&ニューヨーク・フィル(1959)(平林直哉復刻)

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  • ★★★★★ 

    紅茶キノコ  |  東京都  |  不明  |  2019年05月16日

    ロジンスキー盤(ウェストミンスター)と並ぶ名盤です。それぞれの楽音に込められたパワーと言うかエネルギーが物凄いです。好き嫌いがあって当然なのかも知れませんが、何をもってこの演奏を「やり過ぎ」と一方的に批判されるのか、まったく理解不能です。炭酸の抜けたサイダーのような演奏をお聴きになっておれば、宜しいのでは?

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  • ★★☆☆☆ 

    カニさん  |  兵庫県  |  不明  |  2018年12月29日

    「スピーディーで、ノリノリの演奏がいい。」と言うが、これは、やり過ぎ。どう考えても、内部にのめり込むと言うようなレベルを超えている。これは、ショスタコーヴィチ交響曲だ。クールでも、内容にのめり込み過ぎても、演奏が破綻する。体制に表面的な迎合と内的な風刺がないぜめになった、ロシア的な表現方法が必要です。ショスタコーヴィチ交響曲の全曲を、理想的な演奏は望むべきでないが、だからこそ、自分の出来る1曲を最高の演奏を、望む。これは、バーンスタインの表現方法は、「爽快感を全面に、出している意味で、好き・嫌いの真っ二つに別れる演奏でした。」私は、やはり、やり過ぎと受け取る。

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  • ★★★★☆ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2011年08月18日

    スポーティーな快感を味わうのにはこの上ない。しかし、ムラヴィンスキーに代表される切実さは、この演奏にはない。スポーツライターの玉木正之氏は、バーンスタインの「檄速」に「爽快感」を覚え、ムラヴィンスキーの「テンポの鈍重なことと権威主義的重々しさにウンザリした」と書いているが、奇しくもこの言葉が当盤の全てを物語っているといえる。ムラヴィンスキーを「重い」と酷評する向きには、当盤は如何にも歯切れがよく、快速なテンポも心地好く感じられるだろう。しかし、だからといって、この曲を初め数多くの作品を初演し、また、旧ソ連の困難な時代を作曲家と生き抜いたムラヴィンスキーを、主観論で批判するのは如何なものか。むしろ、ムラヴィンスキーのように、圧倒的なスケールで金縛りに遭わせるような切実さがあってこそ、ショスタコーヴィチの真髄に迫れるのではないか。だからではないが、バーンスタインの解釈は、見方次第では、如何にも大衆受けを狙った、恣意的で、短絡的で、深みがないもののように感じてしまうのだ(勿論、若き日のバーンスタインならではの求心力は魅力的であり、一定の評価は可能なのだが)。もし宮〇誠氏なら、「アメリカン・ドリームを地で行く指揮者が、20世紀の陰の部分にはひたすら目を瞑り、ミュージカル映画のように分かりやすく興奮度の高い演奏を大衆に提供し、無知な大衆はそのスポーティーさに酔い、アドレナリンを放出した」云々と酷評するだろう(挙げ句、ヘルベルト・ケーゲルの怪演を絶賛するだろう)。玉木氏は「気持ちのいい音楽、聴き手をワクワクされる音楽が、いい音楽なのだ」というが、胸倉を掴まれるような、呆然と立ち尽くすような凄みのある音楽もまた、気持ちいい音楽以上に芸術的であり、感動的であり、後世に残すべき価値を有するものであるはずだ。無論、ムラヴィンスキーが全てではないし、まして鬱病になるために音楽がある訳でもない。バーンスタインもショスタコーヴィチその人を感動させるだけの演奏をしたくらいなのだから、どちらがどれだけ正しいかなど論じるだけ野暮である。こうなると、結局は個々人の好み次第ということになりそうだが、さて……。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年09月22日

    1959年バーンスタインがNYPOを率いてのモスクワでの第5番コンサート後ショスタコービッチと握手している(数年前NYPOが北朝鮮でコンサートを開いたような米ソ冷戦当時の印象)光景のジャケット表紙のLPは懐かしくCDでも同組合せの東京ライブ盤(1979年、演奏タイム@17’43A5’23B16’01C10’18)がリリースされているにも拘わらずこの同年後日改めて演奏録音した分(バーンスタイン41歳)・・・つまり本盤と同ソース分・・・を愛聴しております。比較的初期ステレオでも第1楽章の迫力や小生小学生の頃NHKTVニュースで頻繁に使用されていた第4楽章(大阪ローカルドラマ「部長刑事」始まるテーマBGMにも使用)よりスピード感ある演奏等元気一杯の姿勢は名盤価値があり演奏タイムは@16’16A4’57B15’35C9’00となっております。このバーンスタイン/NYPOによるショスタコーヴィッチ交響曲第5番旧盤はどうしても約20年後の1979年東京ライブ演奏盤と比較してしまうこととなります。基本的にはその闘志感・勝利感までへの導きは同じ姿勢に私などには聴こえますが後の盤の方は無駄に年月を過ごしているわけではなくその演奏表現課題を更に咀嚼を加えて洗い直して来ているわけですがライブ所以の興奮一途性は私には感じられずタイム的には四つの楽章全て旧盤を上回ってライブに伴う合間はあるもののトータル一割・・約4分長くなっています(従って個人的にはこの旧録音盤が好きです)。もう以前からお馴染の最高ランクの演奏でいつもの平林氏の制作姿勢が更にバリューアップされていると期待されます。なお、バーンスタイン/NYPOのショスタコーヴィチ交響曲第5番には1945年ライブ分が既にあり更にこの年つまり1959年ザルツブルグ祭でのライブ盤も本盤と同時期出ましたね(タイム@16’31A4’47B14’52C8’42は同年演奏ですから勿論本盤分とニァリー・イーコール)。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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