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チャイコフスキー(1840-1893)

CD チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 神尾真由子、T.ザンデルリング&ハレ管(+DVD限定盤)

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 神尾真由子、T.ザンデルリング&ハレ管(+DVD限定盤)

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  • ★★★★☆ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年11月02日

    オーケストラは自主レーベル、インディレーベルでのライヴ録音が主流となった現在、大手レコード会社は、美形ソリストによるツアーの名刺代わりになる協奏曲録音が花盛りです。神尾さんも10代の頃から欧米のオーケストラと共演で実力はお墨付き、チャイコフスキーコンクールでの優勝引っさげての、チャイコの協奏曲プラス、お気に入り、得意技としているプロコフィエフの2番の録音での協奏曲デヴューとなりました。有名曲にもう一曲何を演奏するかは、ソリストのレコーディングでは、個性、指向を、見せつける大事な要素です。このレコーディングには、指揮者、プロデューサーと、色々あったようですが、プロコは、メータ、イスラエルフィルのライヴも配信されており、こちらも、自信を持っての技情揃った規範的演奏です。まだ、若い、これからが、重要。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2012年03月13日

    4年に1度開催される若手演奏家の登竜門であるチャイコフスキー国際音楽コンクール・ヴァィオリン部門で2007年優勝(この部門では1990年の諏訪内晶子さんの優勝以来)の快挙をなした神尾真由子さん(以下敬称略)がトレード・マークというかもう名刺代わりとも言えるチャイコフスキーV協奏曲を2010年(彼女24歳)にT.ザンデルリンク/ハレPのバックで録音したもので演奏タイムは@19’41A6’20B10’37であります。T.ザンデルリンクは周知の様にクルト・ザンデルリンクの息子で父親の経歴からも窺えるのかロシア音楽にも精通した指揮者(録音時68歳)で本盤解説書を読むと中々細かく指示をした様です。片や神尾は関西出身でもあるのか度胸の座った感じで師ザハール・ブロンとのやり取りにもそれが出ているようです。そうしたキャラが実に厚みのある音に反映しているのかこの曲のロシアムードをゆったり表現しております。彼女の言にもある様に勝負の第1楽章は堂々たる明快な運びで安定感もあります。とにかく線の太い演奏というのが第一印象であります。中間楽章は思い入れはあるものの過度にのめり込んではおりません。第3楽章では様々な舞曲風テーマを圧倒的な勢いでこなして行きます。途中何度かあるパッセージ繰り返しも面白く聴きました。次に併録のプロコフィエフのV協奏曲第2番(タイム@11’06A9’08B6’29)ですが伝統的なロシア民謡を思わせるテーマで始まる第1楽章から比較的古典風であるこの曲をカップリングした姿勢は彼女らしくここでも向こう意気の強さが出ております。勿論演奏も若いエネルギー満杯で時折抑制気味の情熱的高揚を強靭な表現力で積み上げて行きます。太い旋律線も大変美しく〆はピッチカートを噛まして決然と終えます。穏やかな中間楽章も芯の強さが表れております。活発な動機でスタートする第3楽章はピッチカートと様々な打楽器との取り合わせが面白い楽章なのですがその目まぐるしい展開面をVはテクニック万全で進み「思い切り」も爽快でありました。日本のクラシックCD界でも何かと女性演奏家進出(正直私など名前も聞いた事のない演奏家も多いのですが)トレンドの時代で神尾が今後どのようにいろんな曲をレパートリーとしてこなして世界でも存在感を主張して行けるのか見守って行きたいですね。本盤録音も良く素晴らしいです。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★☆ 

    恐怖のタヌキ男  |  不明  |  不明  |  2010年12月15日

    神尾真由子、本領のチャイコフスキーであり、彼女はこの曲、2007年のN響夏の公演でもやっていましたが、今回のCDはそれをはるかに越えるもので、トーマス・ザンデルリンクの指揮するハレ管を得て、自由自在であり、暖かく、イマジネーションに満ちたヴァイオリンを展開しています。プロコフィエフも好演であり、素晴らしいCDでした。

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  • ★★★★☆ 

    東京シャルプラッテン  |  東京都  |  不明  |  2010年11月24日

    なるほど、元気いっぱいの力強い演奏だ。これはこれで大いに推薦できる音盤だ。 だが、そちらの方が表に出すぎて、微妙なニュアンスの弾きまわしに、 元気いっぱいの方ほどの強い表現を感じなかったのも事実だ。 もちろん、微妙なニュアンスに欠ける演奏というわけではない。 明と暗の対比があまりうまくなく、暗の部分が埋没してしまったというべきか。 「聴いてて疲れた」というレビューを残した方の気持ちもわからないでもない。

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  • ★★★★☆ 

    しょーぱん  |  神奈川県  |  不明  |  2010年11月12日

    なるほど「濃厚」なチャイコフスキーだ。チャイコフスキーはこれで「正解」なのだろう。チャイコフスキーを弾かせたら今の神尾には誰もかなうまい。神尾の課題は濃厚な作品は濃厚に弾けるのだが淡白な作品はそのまま淡白に弾いてしまうところだ。このチャイコフスキーも淡白に弾けるところは弾いてもいい感じがする。例えば室内楽のアンサンブルやモーツァルト、ベートーベンのソナタといった自由な味付け可能の曲は彼女はどう弾くのか興味深い。カップリングのプロコフィエフ2番は21世紀の名演と言えるくらい素晴らしい。

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  • ★★★★☆ 

    にゃおん  |  北海道  |  不明  |  2010年10月30日

    最近は…古めの録音ばかり聞いていたのですが…本当に綺麗な録音ですね♪あとチャイコは今まで聴き過ぎて飽きたような感じだったのですが、この演奏はじっくりと聴き入ってしまいました。おかげで?聞き終わってグッタリと疲れてしまったので、星一つ落としましたが(笑)神尾さんのヴァイオリンはじっくりと一音一音を聴かせてくれており、オケも良かったけど特に素晴らしい演奏をしてくれたと思いました。プロコフィエフは最近になってからいろいろな曲を興味深く聴き始めてますが、これも良い曲ですね。楽しめました。

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