ダヴィッド同盟舞曲集、幻想曲 内田光子(インタビューCD付、ハードカヴァー装丁)
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2013年11月05日
’94年録音の「クライスレアリーナ」「謝肉祭」から16年、研鑽の成果、深化を確実に、感じさせてくれる1枚。各主題に忠実に、夢幻、難解な明暗の弾き分け、情感等、見事という他ない。更に、3年後、挑んだシューマンも、同様。定評高いモーツァルト、シューベルト、近代作品に、勝るとも劣らない、いつもながらの英知と考え抜かれた全身全霊の姿勢、繊細にして大胆、スケール大きく豊か、真摯な演奏。もう世界、史上でも指折りのピアニストとなった。生なら、もっと凄い、ファイトし、音楽そのものと化する内田さん、体感できるでしょう。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ushio | 東京都 | 不明 | 2011年02月14日
クリーヴランドとのモーツァルトもそうだが、断然ナマの方が素晴らしい。なのでレビューの神村井先生の意見には全く賛同できない。席が悪かったのでは?もちろんCDが駄目なわけではない。録音は最上だ。60%は入っている。グラミー賞が発表されたが、日本では「ビーズの松本」だけ。ニューヨークタイムズやロイター通信見てください。どこも「Mitsuko Uchida」ですよ。日本のマスコミは無教養、大衆も無知下品。芸術とは無縁の人といえよう。フランスのル・モンドの記者と、ニューヨークタイムズの記者に訊いた。「Do you know Matsumoto?」答えはこうだった。「Mastumoto,Who?」7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2010年09月26日
いかにも近年の内田光子ならではの深みのある名演だ。シューマンのピアノ曲は、いずれも名作揃いだとは思うが、同時代のショパンなどとは異なり、アプローチの仕方によってはやたら理屈っぽい演奏になりがちである。いずれも詩情に満ち溢れた作品ではあるのだが、組曲やソナタなど、比較的規模の大きい作品が多いだけに、全体の統一性など、どうしてもそれに捕われて、詩情を失ってしまいがちなことがその要因と言えるのかもしれない。しかしながら、内田光子にはそのような心配は御無用。全体として、前述のように曲の本質を深彫していくような深遠な表現をこころがけてはいるが、シューマン特有の詩情豊かさにもいささかの不足はない。特に、ダヴィッド同盟舞曲集にような作品集では、各曲の性格を巧みに描き分け、緩急自在のテンポを駆使して、これ以上は求められないような高次元の表現を成し遂げている。幻想曲ハ長調は、正に内田光子の独壇場。これほど深みがあって、しかも情感豊かな演奏は、今や大ピアニストとなった内田光子にしかできない至高・至純の境地に達していると言える。本盤は、内田光子にとっても、15年ぶりのシューマンとのことであるが、他のシューマンのピアノ曲も、内田光子の演奏で是非とも聴きたいものだ。11人の方が、このレビューに「共感」しています。
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