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プッチーニ (1858-1924)

DVD 『エドガール』4幕版 マリアーニ演出、Y.デヴィッド&トリノ王立劇場、クーラ、ニッツァ、他(2008 ステレオ)(日本語字幕付)

『エドガール』4幕版 マリアーニ演出、Y.デヴィッド&トリノ王立劇場、クーラ、ニッツァ、他(2008 ステレオ)(日本語字幕付)

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    ジャック  |  新潟県  |  不明  |  2010年06月23日

    ストーリーがカルメンと類似していると言われるようだが、確かに主人公が悪女と関わったり、入隊したりするけど、さほど似ているとは思わない。 やはりカルメンの方が数段良くできている。しかし主な歌手たちは十二分な声と演技力で、散漫な部分を持つこのオペラをそれなりのオペラとして聞かせてくれる。出演者はこのdvdがおそらく初めての舞台と想像するけれど、後年の名作を思わせる随所にあるプッチーニらしい叙情的な歌を、彼らは美しく聴かせてくれる。演出、舞台装置はオーソドックスで、最低限の物でまかなっているけど、かえって過剰な舞台ではないので初めてみるオペラとして集中できて好感が持てる。ただもう少しドラマとして説得力のあるオペラにして欲しかったという恨みは残ってしまう。映像、録音は現在の標準的な物で特に欠点はない。新しいプッチーニ作品のライブラリーが加わったのはとてもうれしい。 余談ですが、このdvdが上演されたトリノを2008年秋訪れましたが、そのとき残念ながらオペラはみれませんでした。非常に美しい町で、王宮が街の中心部にあって、オペラハウスは王宮の建物に組み込まれています。その周囲に碁盤の目状にアーケードがあり、おそらくイタリアでもっとも住みやすい町ではないかと思いました。

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    はしかつ  |  千葉県  |  不明  |  2009年12月04日

    少し前、NHKのハイビジョン放送でやっており、初めて見た。 いろいろと物議をかもしてきた作品ということだったが、とうとう最後まで見てしまった。確かにストーリの起伏が激しく、飛躍した部分も作品中に垣間見えるが、悪女のもと堕落した生活を送る主人公が、故郷と一緒に捨てた元恋人への真の愛に気づき、故郷へと帰っていき、真の愛をつかみ、生まれ変わって再出発しようと誓い合った矢先、堕落のきっかけになった女の刃にかかって、息絶えてしまうという、救いのないストリーは後味が悪いものであるが、物語の起伏が激しいゆえ、途中歌われるアリアには人を引き込んでゆく魅力にあふれており、そこはやはりまぎれもなくプッチーニの作品なのである。マイナーかつ異色だが面白いと思った。演出はシンプルなものだが、シンプルゆえにかえって登場人物に集中でき、歌手もみな芸達者で、大いに楽しめる。

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