ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、ベルク:ヴァイオリン協奏曲 シュタインバッハー、ネルソンス&ケルン放送響
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Sasha | 山口県 | 不明 | 2011年03月01日
その種の音楽に詳しくないので、ベルクの協奏曲について、理解しているわけではない私ですが、このアルバムで初めて聴いたベルク。 今まで聴いていなかったことが悔やまれるくらいに、心惹かれる演奏であると思います。 そして、時代背景は異なるものの、ベートーヴェンの協奏曲が、より存在感を大きくして響き、このカップリングと、シュタインバッハの美音の三重の相乗効果を感じる、よいディスクです。 そして、指揮者であるネルソンスは、10年後のために、今から追い続けたい。そう感じさせる「才能」ではない何か。を、強く感じます。 他のシュタインバッハ同様、推薦します。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Deadman returns | 埼玉県 | 不明 | 2009年11月20日
初めて聴いたヴァイオリニストだが、このベルクのコンチェルトは出色の出来で楽しめた。のびやかなフレージングと温かみを失わない音色で情感豊かに弾き上げており、音楽がギスギスしたり、縮こまったりしていないのがよい。第一部のいわゆる「ケルンテンの調べ」の部分など胸に迫る美しさだ。ネルソンズの指揮によるオーケストラも神経の行き届いたバックで大変好ましいが、第二部の後半でやや音響や音楽素材の整理に神経を使い過ぎて、音楽の求心力が失われてしまったのが残念。若手指揮者の経験不足が出てしまった。ベートーヴェンの方はソロ、オーケストラともに一層のびのびとした演奏で気持ちがよい。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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