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バッハ(1685-1750)

CD フラウト・トラヴェルソ・ソナタ全集 ヴェンツ、ボルクシュテーデ(2CD)

フラウト・トラヴェルソ・ソナタ全集 ヴェンツ、ボルクシュテーデ(2CD)

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    きたあかり  |  神奈川県  |  不明  |  2013年07月25日

    知らない演奏家でしたが収録曲と値段に惹かれて購入してみればこれが大変な「当たり」。 オマケ(?)として収録されている音楽の捧げ物が非常に良い。 中でもチェンバロ独奏の六声のリチェルカーレが素晴らしい! いやー、隠れた名演ってまだまだあるんだなー

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  • ★★★★★ 

    mimi  |  兵庫県  |  不明  |  2012年05月30日

    おそらくJ.S.Bachのフルート・ソナタ全集中で、現在最も個性的な盤ではないかと思われます。2枚CDに真作フルート・ソナタ集と音楽の捧げ物BWV1079が詰め込まれており、まず後半のBWV1079全曲ですが、これ程生命力に溢れた演奏は稀ではないでしょうか。ここでは、明らかにハープシコードのMichael Borgstedeがリーダーシップを執っており、Jed Wentzが全面的に関わるのはトリオ・ソナタ以降です。そのMichael Borgstedeが演奏する3声と6声のリチェルカーレ、特に6声が非常に素晴らしい演奏で、このおそらくBach鍵盤曲中の随一の難曲を、非常に高度な技術と生命感、そして音楽構造に対する深い理解で弾き切っており、こんなに素晴らしいリチェルカーレ演奏はそう滅多に聴けません。そしてやはりBorgstedeが中心と思われる前半のカノン群は、曲毎に編成を変えていますが、どのカノンもまるで現代Jazzの即興演奏かと見紛う程に生き生きとした素晴らしい演奏です。トリオ・ソナタ以降はWentzと他の演奏者のこれまたライブさながらの、即興的な対決演奏が熱気に溢れており、この傑作のとてつもなく厳格な対位法構造が、彼らのやや気侭なテンポの揺れ動きによって、弱められてる部分はあるにせよ、こんなに生命力に溢れた演奏はやはり稀で、確実に「音楽の捧げ物」の名演の一つと言えると思います。フルート・ソナタ全集はもちろん、Jed Wentzが完全に主導している訳ですが、これも非常に高い技術と、一瞬たりとも古くささを感じない情熱に溢れた現代的な演奏。テンポと強弱をこれだけ楽想に沿って動かし、自由に曲を作り上げていくのは、自分はピリオド楽器演奏では聴いたことがありませんし、全くスタンダードな演奏とは言えないでしょうが、解説書を読むとWentzの確固たる信念と、彼独自の古楽とその時代の芸術の連関に裏打ちされたスタイルであることが理解できます。決して己の自我のみによって作り上げた演奏でないためでしょうが、これだけ外見は一見ロマン派的に気侭に見えても、J.S.Bachのこの史上稀に見る傑作群に対する、この上ない敬意と奉仕の精神が感じられない瞬間はありません。演奏スタイルに対してはおそらく論議の多いところでしょうし、BWV1079のトリオ・ソナタの一部同様、BWV1030など構造的に厳格な曲においては、あまりに動きの多い演奏で曲の構築が曖昧になる面がないわけではないですが、反面隠れた傑作BWV1039などはすばらしく躍動的であり、他の演奏に替え難い魅力も一杯に詰まっています。個性的だが素晴らしい「フルート・ソナタ全集」「音楽の捧げ物」として、多くのBachファンに聴いてみて頂きたと思います。

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  • ★★★★★ 

    hijidon  |  宮城県  |  不明  |  2011年10月08日

    非常に完成度の高い見事な演奏であったと思う。ジャケットからでは想像できない実に誠実な演奏であったと思う。私の夜の愛聴盤の一つである。

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  • ★★★★★ 

    名乗るほどでも  |  茨城県  |  不明  |  2010年11月15日

    マルチバイの数合わせに最近求めたのだが、バッハのフルートソナタを二十組近く持つ私のコレクションの中でもベスト5に入る演奏だ。(コストパフォーマンスを考えたら文句なく一位!)ピリオド楽器でも管楽器の技術的躍進は近年目覚しいが、この演奏を聴くと「トラベルソもここまで来たか」の感がする。 アグレッシブな演奏で、アレグロ楽章の速さは息を呑む。でもけして高度な技術をひけらかすためではなく、自分なりのバッハを表現する手段としての速さであることが心地よい。「音楽の捧げもの」が聴けるのも私にはうれしい企画。

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  • ★★★☆☆ 

    コバピー  |  新潟県魚沼市  |  不明  |  2009年09月06日

    ハーツェルツェトや有田正広などのフルート・ソナタを聞き慣れた耳には、このヴェンツの演奏は少々奇異に聴こえるかも知れません。その響きは、まるで彼の思いがそのまま表現されているようで、微妙な速度の差を付けて(まるで古典派以降の作品のように)自由に演奏しています。時に硬く感じるかも知れませんが、他者の演奏に比べてトラヴェルソの木管らしい響きが良く伝わる演奏でもあります。 残念ながら真偽の定まらないBWV.1031&1033は除外されていますが、代わりに音楽の捧げ物が全曲録音されています。しかし、この演奏でここまで低価格とは…勿体無い気もしますね。 価格・演奏共に、初心者にもお薦め出来るアルバムです。

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