Live Santa Monica '72
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build2destroy | 不明 | 不明 | 2013年05月22日
Bowieの50年に渡るキャリアを代表する名盤”Rise & Fall of Ziggy Stardust & Spiders From Mars”のリリースから約四ヶ月後の1972/10/20にSanta Monica Civic Auditoriumで収録された本作は、Ziggy時代の記録といえば、当時としては珍しく映像化されておりタイトルやジャケットから考えても”Ziggy Stardust : The Motion Picture”以外に考えられない、という永年の思いをあっさり覆した。 両者を比較すると、”Hang on to Yourself”, ”Ziggy Stardust”で幕を開け、中盤の”My Death”絶唱と”The Width of a Circle”の長いインストパート中にいろいろな意味での一服、Lou Reedのカバー, ”Suffragette City”そして”Rock ’n’ Roll Suicide”でフィナーレ、というセットリストの大枠はほぼ同じだ。しかし、’Ziggy goes to America’と言われる”Aladdin Sane”を間にはさむことにより、全体の空気は大きく異なる。 アメリカを意識し始め、ツアーの積み重ねによる安定と映像撮影を行うがための演出の相乗効果により、比喩的な意味でもきっちりと化粧が施されてほぼ無欠な”Ziggy Stardust : The Motion Picture”。一方、Bowie, The Spiders from Marsの三人そしてMike Garson (p)という最小のメンバ構成かつそもそもFM放送用に収録されたためブートすれすれの最低限の音質であるにもかかわらず、いやだからこそ、本作からは意図せぬむきだしエネルギーが感じられる。同時期に制作された”Hunky Dory”の楽曲が多いことも全体の統一感に大きく貢献している。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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バロウズ | 東京都 | 不明 | 2008年06月14日
70年代当時、地球を支配していたのごとく輝いていた宇宙人“デヴィッド・ボウイ”のSFファンタジーのLIVE盤。バロウズも、ボウイの壮大なスケールのロック・オペラにシュールレアリズム的価値を感じていたようだ。1万円でも安いくらいだけど、退廃的な美学とジギー・スターダストの歴史を体感できる奇跡の1枚になりそうだ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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