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ブルックナー (1824-1896)

CD 交響曲第7番 ロッホラン&オーフス交響楽団

交響曲第7番 ロッホラン&オーフス交響楽団

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    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2014年03月03日

    堂々たるブルックナー。弦がやや細身と思わせるが、会場の残響に助けられて、豊かさは失われていない。実にブルックナーらしい演奏で、金管も奥行きのある音を出している。テンポも盤石。アダージョ楽章のシンバルは、右のスピーカーからいきなり強烈に響いてきて、そこだけは、まるで単独のマイクで拾ったようで、驚く。だが、このアダージョが実にすばらしいのだ。特に、コーダで、ホルンが実に安定した音を出していて、弦も雄弁だ。これが日本のオケだと、ちと心もとない場合があるが、北欧の地方オケとは言え、ライブ録音で、これだけ聞かせるとは、さすがである。スケルツォのトリオでも、トランペットが物を言っており、細部を疎かにしないことは、大変大事なことだと思わせる。ロッホランは日フィルとかで、ホルストとか振っているけど、ブルックナーも良いではないか。今後日本オケを振るのであれば、是非ブルックナーをお願いしたい。

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    よかろうもん  |  福岡県  |  不明  |  2010年10月19日

    これは驚きの名演。ロッホランは派手な個性こそないが、慈しみ深く滋味溢れる音楽を聴かせる指揮者である。そして、その特徴がこれほど如実に表れた演奏もないだろう。味わい深い、という言葉がぴったりの玄人向け解釈であり、絶妙なテンポで徹頭徹尾ふんわりと柔らかい感触のブルックナーを聴かせている。それでいて要所でティンパニのトレモロが凄い響きを轟かせたり、初めて聴くような楽器バランス(スクロヴァチェフスキのように分析調ではない)がハッとするような閃きを感じさせたりと、思わず唸らされてしまうこと請け合いである。全編が名演だと思うが、個人的には後ろ髪を引きずるようなアダージョのコーダに感動した。録音も教会の豊かな残響を綺麗に収録しており、これがまたブルックナーの宇宙を感じさせる。この曲のベスト5に加えたいCDだ。

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    和尚  |  宮崎県  |  不明  |  2010年01月06日

    名録音とオケに恵まれなかった素晴らしい指揮者ですね。大げさな表現はなかったが、彼のベートーベンなど素晴らしかった。第九を一度日本フィルで聴いたが、第三楽章のゆったりとした天国のような流れ、献堂式序曲の気品はただものではなかった。その彼らしいインテリジェンスと透明感がこの盤にはある。ロッホラン、ありがとう。

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    ゆきのじょう  |  神奈川県  |  不明  |  2007年07月03日

    いかにもロッホランらしい、味わい深い密度のある演奏です。録音も素晴らしい。ロッホランはハレ管とベト全を、エニグマというレーベルに録音していますが、CD化はまったくされていません。これも名演なので是非世に出して欲しいものです。

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