交響的序曲、双龍交遊之舞、生命の律動、東洋の舞姫 小松一彦&神奈川フィル
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ブルノのおっさん | 北海道 | 不明 | 2018年05月31日
最後まで聴いてみて、須賀田という作曲家の実に多彩な作風を楽しむことができました。よくこの時代の邦人作曲家は、同時代の音楽(ストラヴィンスキー、ラヴェル等)の影響を受けている(もう少し悪く言えば真似っ子)というように書かれることがありますが、だからこそ、むしろその音楽の多様さが面白いのだと思います。最初の「交響的序曲」を聴く限りでも、その重厚さと軽快さの絶妙な対比あるいは調和を感じることができるはずです。確かに、これぞ、という強烈な印象を与えるものは少ないかもしれませんが、何回聴いても飽きを感じさせない作品だと思います。とくに「東洋の舞姫」は、長さも程よく、1回聴くとやみつきになってしまいます。どうしてもマイナーな作曲家というイメージがありますが、いずれも親しみやすい作品ですので、邦人作曲家あるいは近現代音楽ファンでなくても楽しめるのではないでしょうか。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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k.k | 大阪府 | 不明 | 2009年02月26日
全く未知の作曲家でした。作風は、戦前・戦後で変化は当然ありますが、交響的序曲は、雅楽を思わせるような日本的な作品、生命の律動は、↓のレビューにもあるように、ペトルーシュカを思わせる作品、東洋の舞姫は、大河ドラマのテーマ・ソングでもおかしくないような作品、アンコール・ピースには持って来いの内容です。オケの特性なのか、全般的にはやや迫力に欠ける印象だ。他のオーケストラで聞きたいですね。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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