ピアノ協奏曲第1番、第2番、他 アレクセーエフ(p)ジョーンズ(tp)マクシミウク&ECO、他
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HONA | 埼玉県 | 不明 | 2021年03月02日
ジャズ組曲第2番のワルツは、日本の戦後間もない頃にサーカスで演奏されていたような雰囲気を伴った曲で、江戸川乱歩の匂いさえ漂ってくるような気がする。 馬あぶのロマンスは何とも切なくてロマンチック。 ショスタコーヴィチはただ者ではないとわかっていても、あのような交響曲を作曲する一方でこんな曲、それもありきたりの美しいメロディ一辺倒ではなく一癖二癖ありそうな曲も作曲する。本当にミステリアスな作曲家だ。 初めて交響曲以外の管弦楽曲も聴いてみようかなと思う人には真っ先にお勧めできるCDだと思う。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2017年08月05日
参った この洒落た演奏のアンソロジーは誰が作ったのかしら 前半の粋な音楽は街角で足止めて聞く絡繰り時計から流れてくる趣に浸れる コケティッシュでセンチメンタルな心の風貌がショスタコーヴィチの本質だったかどうか分からないが 彼の手から生まれいつまでも人々の耳に残る音楽であることに間違いはない 後半アレクセーエフのピアノが登場しても趣は変わらない 音が明るく軽い 草原を吹き渡る風の如く翔け抜ける音楽か 場末のサーカスが奏でるじんたの風情は強烈なアイロニーを叩きつけてくる こうした音楽が精神の閉塞感から生まれたことを忘れてはいけない いやいやヤンソンス マリナー そしてマクシミウクの炯眼にこそ喝采を贈ろう 何よりも美しい上の軽快さは聞く者の心に届く光となる そこで初めて音楽は何かを語るだろう ぜひ大勢の人の耳に響いて染み込んで欲しい音楽と演奏がここにある0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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fukifuki | 茨城県 | 不明 | 2010年02月28日
誰かさんが、ショスタコがアメリカで生まれていればガーシュウィンみたいになってたであろうなんてことを書いた記事を読んで、はじめのうちはこの人何言ってるんだろうなどと全く理解できませんでしたが、なるほどこのCDを聴いて合点がいきました。ピアノ好きの知人の話ではP協2番はよくアマチュア音楽家が弾くことが多く結構有名な曲なんだそうな。これも全く知らなかった。 また一方で、交響曲や、弦楽四重奏曲から伺われるように当時のソ連の粛清等の政治的恐怖がいかばかりだったか計り知れないものがあったことに改めて気づかされます。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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レインボー | 不明 | 2009年08月15日
収録されている音源は全てこのCDのためのものではないが、まとまりが良く実に上手い編集だ。このCDの白眉はやはりヤンソンスのジャズ組曲の第2ワルツ。ここまでゴージャスな響きの演奏はそうそうない。マクシミウクとアレクセーエフが共演した忘れがたき1919年も捨てがたい。オケの重厚感はないがシナイスキー盤に匹敵する演奏だ。マリナーの馬あぶはまぁまぁだが、この音源の収録されたCDは貴重といって言いかも知れない。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ok-computer | nowhere | 不明 | 2007年02月25日
『サニー・サイド・オブ・ショスタコーヴィチ』とでも形容したくなる見事な選曲の一枚。『忘れがたき1919年』など、ほとんどラフマニノフのP協の世界ですが、こういった一面を知ることによって、さらにショスタコの音楽の奥深さを認識できるのかも。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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