ヴァイオリン協奏曲 メニューイン(vn)ケンペ&BPO
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一人のクラシックオールドファン | 芦屋 | 不明 | 2008年12月15日
私の好きなブラームスのヴァイオリン協奏曲、指揮者・独奏者共押しも押されぬ40才台のヴェテランではありますがそれが逆に幾分若さの乏しい演奏になり私の本曲に求める要素からズレが生じた様に感じました。BPOはフルトヴェングラー亡き後カラヤンの雁字搦めの触手に巻き込まれる前のニュートラルな状態でケンペ等と優れた録音を残しており、事ブラームスにはある意味適性のあるケンペにとっては交響曲集に加えた本盤なのですが録音状況にもよるのかもう一押しクリアな覇気といったものが欲しいと思ったのも事実です。レベルある演奏ではあります。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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eroicca | 不明 | 2007年12月23日
ケンペの指揮が緊張感と熱気、そして温かさにあふれ、凛とした熱いメニューインのソロを支える。フルヴェンとの共演盤に比べて、指揮の神秘性やソロの技巧の冴えの点で一歩譲るのは否めないが、この名盤も忘れてはならない1枚だ。録音は、ケンペBPOのブラームス交響曲集やクリュイタンスのベートーヴェン全集同様、教会でのセッション録音で、残響が多く広がりが強調されている反面、音の分離が悪いのが残念だ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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