交響曲第2番「イギリス人」/交響曲第9番 ラブル/ウィーン放送交響楽団
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Dewurich | saitamaken | 不明 | 2008年05月09日
ヴェレスの交響曲は番号が若いうちは後期ロマン派風、後期のものは無調だが、2番はまだまだ後期ロマン派様式で第3楽章のアダージョはブルックナーやマーラーを思わせるなかなか美しい音楽。後期の交響曲は3楽章制で最終楽章がアダージョというブルックナーの9番風の構成が多いが、ヴェレスにとっても最後の交響曲となった9番はアンダンテ−アレグレット−アダージョというマーラーの9番をも思わせる構成でしかもop.111。残念ながらシェーンベルクやベルクのような天才性は感じられない。録音、演奏がもっとよければもっといい曲に聴こえるかも。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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