歌劇『フィガロの結婚』全曲 ポネル演出、ベーム指揮ウィーン・フィル、フレーニ、プライ、他(DVD)
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masayan | 大阪府 | 不明 | 2009年02月22日
このメンバーでは無く、伯爵夫人にヤノヴィッツ、スザンナにマティスなら空前絶後の名演になった事でしょう。それでなくても第1級品です。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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千葉のアリアドネ | 千葉県 | 不明 | 2009年05月31日
ポネルの名演出、ベーム指揮による名盤(75年)。この時代のモーツァルト 演奏を代表する名演といって過言ではない。ベーム(81才)68年のDG盤と比べ角が丸くなり、VPOとの情感あふれる美演となった(両者甲乙はつけ難いが)。フレーニ(39才)スザンナは初期の彼女の重要なレパートリーだった。ここでも細やかな名唱。見た目は若妻には少々・・・。キリ・テ・カナワ(31才)この役には少々若かったか。プライ(46才)本人が極めて大事と語っているレチタチーヴォの歌唱も素晴らしい。F=D(50才)演技も含め「嵌り役」(伯爵が「愚かもの」では話が3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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燕の巣 | 静岡県 | 不明 | 2010年10月11日
LD時代からの愛聴盤。ポネルの深い洞察力と演出は、観る度に新たな発見がある。最近は奇抜な演出を観る機会が少なくないが、ポネルのオーソドックスな演出に立ち返る時期だと思う。私は一枚に収めた廉価盤(UCBG-9039)でいつも観ているが、オペラ・ファンの開拓と啓蒙の意味で、若い人でも気軽に買える廉価盤の再発売を期待したい・・・。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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大腹人 | 神奈川県 | 不明 | 2021年02月26日
音と映像が別々に作られた「オペラ映画」では、舞台とは違ったことができる。普通のオペラの舞台では、登場人物の心の内までもが、“声”として表現される。オペラの舞台では“あるある”のことだが、日常の場面ではありえないこと。若干の違和感を感じることがある。この映像作品では、他人に聞こえる場面では口を動かしているが、心の内の場面では口をつぐんでいる。この演出が予想以上に効果的で、自然にストーリーに引き込まれていく。オペラ映画だからできる演出方法が生きている。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ふぃるはーもにー | 大阪府 | 不明 | 2009年05月31日
オペラというものを見るにあたって、面白くわかりやすいものを、 という方には「フィガロの結婚」はかなりオススメの作品です。 ただ、このDVDは、「舞台のオペラを映像化しよう」というものではなく、 オペラ(歌とオケと脚本からなる)を「映画化」したものです。 なので、「映画監督」の表現意図が明確で、「古典」を原作とした「映画」の多くがそうであるように、「今、私たちが見て、感じるもの」を盛り込もうとしています。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Lorenzaccio | Soka | 不明 | 2008年04月23日
最近多々登場する過剰演出に閉口しているかたは観られると満足されることでしょう。演出とは何だ!ってことが解ります。時代・場所・設定を変えなければ表現出来ないなら演出家失格です。状況によりそれも面白く意義もあることは認めますが。このポネルの演出は何と自然なのでしょう。登場人物の心の動きが手に取るようにわかります。最もスタンダードでお勧めできる作品。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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たか | 東京 | 不明 | 2005年11月04日
最近の古楽器系の演奏と同じ土俵で比較はできないが、オーソドックスなスタイルのフィガロの演奏では最も良い。特にプライとディスカウは最高。フレーニも悪くないがスザンナはやはりポップで聞きたい。80年のウイーンの来日公演のDVD化はあり得ないだろうか.....1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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おんがくか | てんごく | 不明 | 2009年03月23日
何と言っても容姿端麗で中性的な怪しい魅力たっぷりのユーイングが素晴らしい。ユーイングといえばサロメやカルメンのような“何かに憑かれた女”を演らせたら天下一品のような評価があるが、それよりも恋に揺れる微妙な心を歌と演技で表現するケルビーノははまり役であるし、ロジーナの可愛いさはにいたっては誰にも適わないだろう。この映像では何とも魅力の乏しいフレーニのバタ臭さのおかげでユーイングの素晴らしさがより引き立っている。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ito | 神奈川県 | 不明 | 2007年06月20日
ヴィーン・フィルの美音を生かしたベームの円熟した指揮は溌剌としている。歌手ではテ・カナワの若き日の瑞々しい歌が魅力的で、F=D、プライ、フレーニも悪くない。 一度は聴いておきたい演奏だ。 なお、’57年のザルツブルグにおけるオルフェオのライヴは音質が悪く、シュワルツコップの出来も彼女としてはかなり悪くお薦めできない。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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MS-06S | 広島 | 不明 | 2005年03月22日
DG盤や63年のライブ、57年のライブ等の演奏に比べると、しなやかさが不足しており、ベームの老いを感じる。溌剌としたスザンナ役のフレーニは悪くない。プライはうまいが老練なオヤジといった風情。F=Dは相変わらず素晴らしいが、伯爵にしては切れ者過ぎる。カナワは演技が硬く良くない。ユーイングは後年のサロメやカルメンは素晴らしいが、ここでは平凡な出来。全体として絶賛は出来ないが、それなりに魅力のある演奏。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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S.S | Japan | 不明 | 2005年03月05日
「オペラ映画」としてはよく出来た作品。が、ベームのフィガロを堪能すると言う意味では、?が付く。既に他レーベルから、ベーム全盛期のザルツブルグ音楽祭での素晴らしいライブ物が出ている以上、こちらの評価は下げざるをえない。 この演奏では、当時既に40代のフレーニのスザンナが秀逸。F=D、プライは可も無く不可もない。カナワ、ユーイングは?。映画仕立てなので、歌手の演技も含めての評価になると厳しいかな。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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