ブルックナー (1824-1896)

CD Comp.symphonies: Jochum / Skd

Comp.symphonies: Jochum / Skd

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    困ったお父さん  |  三重県  |  不明  |  2021年03月04日

    ヨッフム2度目の全集で演奏はともかく録音が悪いとの評価がありました。 今回のリマスターは成功だと思います。金管群が泣けてくるぐらい美しく朗々と響きます。シュターツカペレ・ドレスデンはやっぱりいいなぁ!

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  • ★★★★★ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2020年02月01日

     再発売(2020/03)にあたり、これから購入検討する方のためにレビューしておきます。とても美しく、躍動感があり、味わい深いブルックナーです。お薦めします。 「老いてもなお名馬」と言いたくなるようなヨッフムの至芸を愉しめる全集です。    曲中でのテンポの加速が「ブルックナーとは」と考える向きには評価が分かれるところでしょうが、私はむしろそこに人間味を感じる。ブルックナーをじっくりどっしり聴くのも好きだが、こういった躍動感あるブルックナーもあっていい。表面的にしかめっ面で抹香臭くなるだけより人間の営みとして喜びと祈りをペアにした音楽作りも頷けると思う。そこがあるから緩徐楽章での深みと祈りへの法悦がより意味を持って語りかけてくれるのがこの全集のすばらしさだろう。    特に好きなのは弦の音色。しっとり、たっぷりと慈しみを持ってブルックナーの言葉を歌ってくれるところをぜひ聴いていただきたい。金管や木管ももちろんそれに負けてません。ヨッフムの棒の下、実にのびやかにオケがそれぞれの持ち味を引き出され、それこそオルガンのような重厚で上に伸びるような音楽になっています。

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  • ★★★★★ 

    bing-chris  |  広島県  |  不明  |  2014年07月25日

    新装なってリマスターかと思いきや、残念…。元のままでした。

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  • ★★★★★ 

    氷の丈二  |  山梨県  |  不明  |  2014年03月18日

    お勧めです。 メーカーのレヴューにもあるとおり、動的で芸術的です。 オーケストラの音も、会場の響きもビューティフルです。 ヨッフム総裁の棒を熟知していなければ、こういう演奏は出来ません。 技術ではなく、音楽は芸術なんだと再認識するセットと思います。

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  • ★★★★★ 

    fuyu  |  埼玉県  |  不明  |  2011年10月05日

    ヨッフムは、ブルックナーのスタンダードと評する方もいるようですが、表現はかなり個性的です。ブルックナーを知り尽くした人だけに許されるブルックナーの本質を越えた表現だとおもいます。一筋縄ではいかない名演奏です。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年07月01日

    ブルックナー協会総裁をつとめるなどブルックナーの権威として知られていたヨッフムは、ブルックナーの交響曲全集を2度にわたってスタジオ録音している。最初の全集は、ベルリン・フィルやバイエルン放送交響楽団とともにスタジオ録音を行ったもの(1958〜1967年)であり、そして2度目の全集が本盤におさめられたシュターツカペレ・ドレスデンとのスタジオ録音(1975〜1980年)である。ヨッフムのブルックナー演奏は、1990年代以降に登場して、現在においても誉れの高いヴァントや朝比奈による超名演とはその性格を大きく異にしていると言える。ヴァントや朝比奈は、荘重なインテンポによって曲想を重厚に、そして精緻に描き出していくというスタイルで一世を風靡したところであり、これは、ブルックナー演奏はインテンポで行うべきであるという現在における基本的な演奏スタイルにも繋がっていると言える。ところが、ヨッフムの場合は、インテンポなどにいささかも固執していないと言える。それどころか、テンポは大胆に動かしており、むしろドラマティックで壮絶ささえ感じさせることがあるほどだ。緩徐楽章などにおける抒情的な旋律の数々も徹底して歌い抜いており、その心の込め抜いた情感の豊かさには、ロマンティシズムの香りさえ漂っていると言える。このように、現代のブルックナー演奏の定石からすれば、かなり大胆で思い切った表現を駆使しているにもかかわらず、演奏全体の造型が弛緩することなく、ブルックナーらしさをいささかも失っていないというのは、ブルックナーの権威たるヨッフムの面目躍如たるものがあると言えるだろう。どの交響曲も水準以上の名演であると言えるが、とりわけ第1番、第2番、第6番などの比較的規模が小さい曲が素晴らしい超名演であるというのは、旧全集とも共通していると言える。他方、第7番や第8番についても、旧全集と同様により壮大なスケール感が欲しいという気もするが、これだけ堪能させてくれれば文句は言えまい。オーケストラには、シュターツカペレ・ドレスデンを起用しているが、このオーケストラの持ついぶし銀の重心の低い音色が、本盤の各演奏に独特の潤いと温もりを付加させていることを忘れてはならない。なお、ヨッフムのアプローチは、本全集だけでなく旧全集においても基本的に共通していると言えるが、旧全集よりも若干ではあるが本全集の方がより思い切った表現をとっているように思われる箇所が散見されるところであり、旧全集と本全集の優劣の比較は困難を極めるが、後述の録音面を加味すれば、私としては旧全集の方をわすかに上位に置きたいと考えている。もっとも、それは高次元での比較の問題であり、本全集もブルックナーの権威としてのヨッフムならではの素晴らしい名全集と高く評価したいと考える。そして録音であるが、この当時のEMIの録音に共通するのであるが、特に、金管楽器などの最強奏の箇所において各楽器が分離して聴こえないなど、はっきり言ってあまり冴えない音質であると言える。ARTリマスタリングなども行われており、若干ではあるが音質改善が見られているものの、さほどの効果があらわれているとは言い難いものがある。いずれにしても、ヨッフムによる最良の遺産の一つでもあり、今後はHQCD化、そして可能であればSACD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

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  • ★★★★★ 

    ふゆ  |  さいたま市  |  不明  |  2008年11月18日

    演奏は、ヨッフムの人間味丸出しで面白いし大好きです。 ただ録音は、24bitのリマスタリングの1枚物のほうが良いと言わざるを得ない。 そちらの方が演奏の本質がわかるはずです。この演奏に 疑問持たれている方も是非 聞いてみて頂きたい。

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  • ★★★★★ 

    タンノイおやじ  |  東京  |  不明  |  2008年07月05日

    いまから15年ぐらい?前に 購入して全く聞かないで埃をかぶっていました。先日150Wの巨大アンプを買い聴きなおしてみるとなかなか好いですね。気合を入れて聴くのなら、名盤が沢山ありますが 日曜の午後あたりにたらたらと聴くには本当に好い録音ですう。中古で売らないでよかった。

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  • ★★★★★ 

    ブル子  |  神奈川  |  不明  |  2007年12月31日

    やさしい老紳士がブルックナーへの共感と慈しみをもって壮大な世界を描き出す、その誠実な姿勢に心打たれた。昔N響で聴いたときに逃げ出したくなった5番がこんなにすばらしいとは。女性はあまりブルックナーを好まないという説もあるが(余談だがわたしは女性)この温かいブルックナーは、女性的?すっかりブルックナーにはまりそうです。値段にも感動。飽きそうにもない名演ですが、次はヴァント盤の購入を検討中。

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  • ★★★★★ 

    トラトラトラ  |  佐賀  |  不明  |  2007年12月14日

    多くを語ろうとはしないが故に、かえって多くの物が読み取れる、そんな演奏です。ヨッフムは安っぽい感動を求めようとはせず、ただ音楽を慈しみ、黙々と進行させていく。そうして、恐ろしく懐の深いブルックナーの音楽が立ち現れる。全粒粉のパンのように見てくれは少し変かもしれないが、かめばかむほどいろんなおいしさが表れてくる演奏です。そして、オーケストラの華やかなキャラ、色彩感、見通しの良さがわくわくさせるような雰囲気を生んでいて最高に楽しめる演奏です。

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  • ★★★★★ 

    唯聴家  |  東京都,世田谷区  |  不明  |  2007年11月11日

    繰り返し聴けば聴くほど真価がわかる名盤。時に室内楽的ともいえる弦セクションの絶妙のニュアンス。大きく盛り上がった時の暖かく柔らかくも,厚いオルガン的響き。ユーザーの評価は割れているようですが,ネガティブレビューに惑わされず,まっさらな耳で繰り返し聴いてみるときっと主張の一貫性がわかる名盤だと思います。ちなみにSKDはヨッフムの音を出すことに献身(必ずしも成功していない部分多くあり)しており,本来の音は出していないように思いますが,心に染み渡る何かがある。5〜9番までは全て名演だと思う。2番もかなりよい。とにかく何かが心に響く。

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  • ★★★★★ 

    ヤマト  |  新潟市  |  不明  |  2007年04月29日

    LP発売時は、大変な評判を生んだ名演揃い。 ヨッフムらしい生命力に溢れる演奏で、特に初期の交響曲と5番、8番が、素晴らしいと思います。 録音もリマスターにより聴きやすいものとなって、ドレスデンサウンドを堪能できます 。私はヴァントの冷徹な演奏より、ヨッフムの温かみのある人間性溢れる演奏の方にブルックナーの本質を見ます。

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  • ★★★★★ 

    再太(リフトル)  |  足立区  |  不明  |  2007年02月06日

    これほど澄み切ったこころもちの演奏はヨッフムだからこそのものです。ジーンとして知らず知らずのうちに涙があふれてくるのです。

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  • ★★★★★ 

    ピョン吉  |  日本  |  不明  |  2006年11月30日

    結局ヨッフムのこれが一番かなと今になって思う。そりゃ他の指揮者にもいいところはある。しかしヨッフムのブルックナーは正に核心を突いている気がする。音質とか特異な表現を気にかける人がいるが、そんな小さなことどうでもいいと思う。要は出てくる音が本物のブルックナーであるかどうかだ。

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  • ★★★★★ 

    baren  |  千葉  |  不明  |  2005年12月22日

    ウノコウホウ氏の評論に影響された耳で聴くと、最初のうち違和感があるかもしれませんが、何度も聴くと味わいがでてくる演奏です。ゆったりと演奏するのだけがブルックナーではないということをわからせてくれます。ブルックナーは環境音楽ではない!という意見に賛成です。とくに7&9番の演奏には感動しました。

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