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Berlioz (1803-1869)

CD Symphonie fantastique : Charles Munch / Paris Orchestra -Transfers & Production: Naoya Hirabayashi

Symphonie fantastique : Charles Munch / Paris Orchestra -Transfers & Production: Naoya Hirabayashi

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Showing 16 - 30 of 39 items

  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  13/July/2010

    本盤は長らく幻想演奏の王座?を占めていた演奏盤で周知の通り1967年アンドレ・マルロー文化相肝いりで設立されたPOの初代指揮者として就任したミュンシュの記念盤(ミュンシュ当時76歳、演奏タイム@13’47A6’14B14’48C4’29D9’46)であります。しかし後年他社から本盤演奏19日後のライブ録音盤(演奏タイム@13’13A6’17B12’49C4’10D8’51)が出て・・・それも彼が実演の人なのか、かなりいい線を行っているらしい・・・少し?その王座も怪しくなったということです。聴いてみたいですね。 私の世代はミュンシュの幻想と言えばBSOを振ったものがお馴染み演奏でそれも二種類出ておりました。参考までに1954年BSO盤は@13’21A6’10B13’55C4’28D8’46、 1962年BSO盤は@13’59A6’26B14’59C4’28D9’16と夫々演奏タイムメモしておきますね。その他1949年FNRO、 1963年CBCSO、 1966年ハンガリーRO,ブタペストSOといった演奏盤もあるらしいです。さて、本盤第1楽章何か切羽詰った感じで後半管楽器、ティンパニーがそれを煽って高ぶって行きます。第2楽章は意外と穏やか気味、第3楽章旋律線を鮮明にそして遠雷は以降の不気味さを強調します。この楽章が先の同年ライブ盤とタイム的に異なっているようですが決して本番がだらけているというわけではありません。第4楽章、底深く響き最後の断頭はキツイ!最終楽章もダイナミックに、鐘の生々しさに続いてグレゴリア聖歌も一筋縄では行かない運び、この世の終わりの弦掛け合いがその底深さを再び見せつけ最後は伸ばし気味で〆めます。新設POの意気込みが伝わる演奏かと思いますが多分ライブ盤と比較すると大人しいんでしょう(ブラームス交響曲第1番に聴かれた大波小波のウネリはもうひとつといった感じ)。素晴らしいランクに当面しておきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★☆☆ 

    くるとん  |  岩手県  |  不明  |  11/May/2010

    そんなに名演やろか〜?断頭台の行進でテンポを上げてゆくセンスはちょっと首をかしげるわぁ。ザク、ザク、とインテンポで刻んでこそ、死の現実味がそくそくと迫ってくるんやないやろうか…クレンペラー盤で育ったからなぁ。クレンペラーいいで。

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  • ★★★☆☆ 

    karajan fan  |  北海道  |  不明  |  05/February/2010

    テンションの高さで一気に煽っている様は、それはそれでエスプリが効いているのかもしれませんね。 パリ管の出来立てホヤホヤ演奏。音楽院のスライドと言ってもやはり「熟れていない」感は否めない。何だかあまりにも「フランスのオーケストラによる、フランス人の指揮者による、フランスの音楽」的な「評判」な演奏なだけにそれに見合った評価かどうかは?? 悪い演奏ではないし、聴いていて違和感があるわけではない演奏。ミュンシュも肝煎りで頑張っていることは伝わってきます。 結論:オケがあまり上手ではない。ミュンシュも力んでいて流麗さが余無い。

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  • ★★★★☆ 

    mid-massa  |  三重県  |  不明  |  28/November/2009

    確かにこれも名演なんでしょうが、ストコNPOを聴いてしまうとあのフィナーレの鐘+ピアノが妙に懐かしく思えて(確かミトロプーロスも同じようにやっていた。古くは39年のワルターのパリ音楽院のもそうだった。)鐘だけの演奏はどうでも良くなってしまった。鐘+ピアノの演奏は最近の人はやらないんでしょうか?どなたか知って見えたら教えてくださいな。ではこれに次ぐものは?と聞かれたらそうですなあ、クリュイタンス/PO?デービス?でしょうかねえ・・・。

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  • ★★★☆☆ 

    森林浴  |  京都府  |  不明  |  25/November/2009

    LP盤から聴いているが、名人揃いの楽団が、親分に炊きつけられて燃焼させられている印象は今も変わらず。学生時代は、この演奏に乗りに乗ったものだが、今ではマルケヴィッチ=ラムルー管の骨太の構成美に軍配を揚げる。

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  • ★★★★★ 

    古渡 弁蔵  |  函館市  |  不明  |  24/October/2008

    真っ暗な森の中で聴いてごらんなさい。何も感じない人はいないでしょう。私は不気味さに背中に汗をかきました。 ベルリオーズの才能を肌で実感するとともに、曲の本質を見事に再現するミュンシュのすごさ。だれが何と言おうが、私にとって永遠の名盤です。

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  • ★★★★★ 

    フランツ  |  宮崎県  |  不明  |  16/October/2008

    「テンションの高さで誤魔化す」なんて批判のし方があるとは知らなかった(笑)聴く人みんなを誤魔化すほど楽団員を一体化してテンションを上げられるとはなんとすばらしい才能なのだろう。そして、そのテンションの高い熱気もこの曲の持つ魅力の一端だと思いますけど。なにしろクスリを飲んで見た幻想を音にした、という説のある曲なんでしょう?私はミュンシュの実演は聴いたこと無いが、「幻想」の代表的な1枚であることは永遠に揺るがないディスクだと思います。

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  • ★★★★☆ 

    mizumoto  |  東京  |  不明  |  06/August/2008

    すごい演奏です。パッションが熱いです。それが好きな人には もう最高です。でも この曲は そんなにヒートアップした音楽なんでしょうか? 何度も聴いていると疑問になりませんか? 麻薬による幻想ですから… そういうイメージで聴きたい僕は 別の盤をチョイスしたいです。なかなか そういう狂気的な演奏は ないですが…。 でも この演奏を否定する気はないです。これは本当に燃えに燃えた演奏です。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  23/June/2008

    このディスクは、ミュンシュがパリ管を振った幻想だ、というこの三位一体に価値があります。そのうちのどれか一つにでも思い入れが小さいと、評価は大きく下がってしまいます。久し振りに聞き直してみて、「幻想のファーストチョイス」とは言えないなと感じました。精緻さ、逆に奔放さでも、さらに上の演奏が今はありますね。時代のモニュメントというだけにはとどまりませんが、名盤の最右翼ではないように思いますね。

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  • ★★★★★ 

    Haru  |  千葉県柏市  |  不明  |  13/June/2008

    色々な演奏を聴いてみても”幻想”はやっぱりこれが一番だな。熱狂度合いが他の指揮者と全然違うから。でも味のあるマルケヴィッチ、パレー、マルティノンあたりは結構好きだ。あとミュンシュがフランス国立管を振ったライヴ録音も好きだな。

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  • ★★★★★ 

    ぴょんすけ  |  (>_<;)  |  不明  |  04/June/2008

    もともとそんなに面白い交響曲ではないのでここまで奔放にやってくれた方が気持ちが良い。煩雑とか温度差とかいう意見があるけど、ブルックナーじゃあるまいし、諸氏はこの曲にそんなに求るものがあるのか。所詮「幻想」である。ドカーンとやってくれればいいのである。第2楽章の舞踏会は全然楽しくない、むしろ狂気の舞と化しているし、断頭台での首を切るタイミングもこの盤が最もスリリング。そして吹っ飛んだ首が地面に叩きつけられて転がっていくところなど、もはや常人の仕業ではない。文句の付けようがない。最高だ!

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  • ★★☆☆☆ 

    ワルター・メンゲルベルク  |  不明  |  14/May/2008

    「国威発揚のため」にやることに対しては、賛美以外許されないような空気…いつの時代も変わりませんね。シラケます。コンセルヴァトワール時代のエスプリ溢れる魅力は、どこへ消えたんでしょうねぇ。この演奏は、暴発的なだけでアンサンブルの粗が目立ちます。威圧的でうるさい程だし、狂気の中に垣間見る美への倒錯や異様な静寂の雰囲気に欠けた、ただ勢いだけで突っ走るような演奏です。もっとも、冷静過ぎる演奏は大嫌いだし、華麗なだけで背後にある毒を炙り出さない演奏も論外に思います。従って私のお薦めはマルケヴィチ/コンセール・ラムルー(DG/1961年録音)になります。因みにお分りの通り、古い録音を称賛することに対する批判の気持ちはありませんよ?

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  • ★★★☆☆ 

    古今東西  |  横浜  |  不明  |  07/April/2008

    パリ音楽院管弦楽団がパリ管弦楽団となり国威高揚を目的とした最初の演奏会でお国の顔ともいうべき指揮者がお国ものを熱演する。これは後世から名盤、定盤と評価されることが決められていた作品です。そして多くの日欧の評論家は賛辞を送り数々の賞を与えました。私はこの作品のお陰で自身の耳と感性が一番信用できることを知りました。この音盤の演奏は指揮者と楽団に温度差がありお世辞にも最高とはいえません。しかし私にとって職業評論家の見方、推薦盤紹介文の読み方を学ぶことができた記念盤となりました。他の演奏と聴き比べるにはOKです。

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  • ★★★★★ 

    播論  |  京都  |  不明  |  24/February/2008

    やはりベルリオーズの音楽は、フランス音楽とドイツ音楽に秀でた指揮者に分があることを証明している。「テンションの高さでごまかす」なんて、どういう発想か?ミュンシュの実演を聴いて欲しかった。ほんものの音楽を。指揮台に歩む老人が、指揮棒を手にするや、トビはね、指揮台を踏み鳴らす、唸り声が客席の後方まで聞こえた。私の聴いたのは、幻想ではなく、ブラームス1番だったが。時に見る「エレガンス」「ノーブル」とはベルリオーズは無縁のはず。ダフにスとクロエ第2組曲を世界に広めたミュンシュ、バッカスとアリアーヌを普及させたミュ

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  • ★★★☆☆ 

    京都のフランス人  |  日本  |  不明  |  08/January/2008

    私も前のお二人に同感w 初めにクリュイタンス盤、その後にこれを聴いたのですが、ギクシャクした部分が散見され、初めの盤に戻った記憶があります。思うに高邁な理想を前に指揮者も楽員も気合が空回りしたところがあるのでは? 今では、さまざまなアプローチの名演奏があるので、その中の「歴史的名盤」と言うことでいかが?^^;

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