後期6大交響曲集 カザルス&マールボロ(3CD)
検索結果:1件中1件から1件まで表示
-
たんぽぽ茶 | 千葉 | 不明 | 2009年03月21日
一般的に、モーツァルトの諸作品の実演には、作曲者の精神の刻印が、カザルスの演奏の録音には演奏者の精神の刻印が残ると言えるはずで、聴き手はそれを期待してCDを買うし、ちょっと距離を置いて見た時には、この録音でその統一感は達成されていると思う。奇をてらったところがなく、弦楽器のユニゾンに隙がなく、テンポはやや緩めに安定し、力強い表現になってるかと。バロックの発想を睨みながら、大規模な近代的オーケストラを鳴らしてる様式の印象で特異かも。カザルス本人の唸り声も時々聴けて、アットホームな録音ではある。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
検索結果:1件中1件から1件まで表示