交響曲第6番《悲劇的》 ティルソン・トーマス / サンフランシスコ交響楽団(2001年ライヴ
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ushio | 東京都 | 不明 | 2011年02月27日
激賞の嵐に押しつぶされそうだが、異を唱えたい。まず、録音。期待したほどではなかった。同じ自主制作でもCSOやRCOのほうがパンチがあるし、日本のEXTONのマーツァル、ジークハルト盤には遥かに及ばない。ブロムシュテットのブルックナー(LGO)ほどひどくないが、SACDとしては中の上といったところ。演奏は清涼で、なかなか良い。ライナーに書いてある、アメリカ人のナショナリズムはどうでもよい。まず、1楽章。あまりよくない。MTTだったらもっとできるはずだし、SFSの技量もブロムシュテット時代の方が上だ。ライブとはいえ、トランペットの音程が甘いのは大いに気になる。特にコーダ!LSOやRCO、CSOといった名門と比べると、随分聴き劣りがする。ホルンにはもう少し野太さがほしい。弦はクリアだが、ときにバランスをとりすぎ、迫力不足。すべてが鳴り切っているヤンソンスやジークハルト、ゲルギエフに比べると、端正に過ぎる。2楽章から4楽章は準推薦といったところか。特に終楽章には熱気があり、凄みがある。はじめからこのテンションでやって欲しかった。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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???? | 千葉県 | 不明 | 2006年08月28日
一糸乱れぬ洗練加減、とろける金管、苦悩に悶えも咆哮もせぬ6番に異議を唱えたがおそらく愛好家により抹消されていた。上品なことだがMTTの責任ではないから「いまいち」。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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