交響曲全集 ヴァント&北ドイツ放送交響楽団(5SACD)
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k.k | 大阪府 | 不明 | 2021年02月08日
ヴァント程、我が国で晩年に名声を得た指揮者はいないだろう。特に、U氏によるブルックナー賛美は凄まじいかった。まず、このベートーベン、先入観なしに聞いていてもオーソドックスなアプローチである。オケも渋い音色の北ドイツ放送交響楽団なのもベートーベンにはよく合っている。私は、ベートーベンの交響曲全集は、オーソドックスな演奏が好きで今までは、録音は古いですが、コンヴィチュニ盤を愛聴してましたが、ヴァント盤もマイ・チョイスに加えたいと思います。今回、セール品になっていたので真っ先に購入しました。お買い得でした。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ウーヤーター | 東京都 | 不明 | 2018年12月07日
キチンとした演奏です。録音も豊かな響きで美しいです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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hossy | 愛媛県 | 不明 | 2013年10月31日
一言でいえば男気のあるハードな演奏で何事にもぶれない演奏とでも申しましょうか、それがちゃんと様になっており誰が聴いても感動間違いなし、、。録音も鮮明で適度な広がりと空気感がありお勧めの全集です。他の方も書いてあるんですが、いわゆる外れの演奏がないのもよいですね。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ラブラドライト | 東京都 | 不明 | 2013年04月22日
全集物は、以前、ハイティンクで失敗しているので(雑誌等でやたら好評化だったが、私にはさっぱり良さが分からなかった)購入を躊躇っていたが、好みの指揮者ヴァントということもあり購入。私は少々(かなり?)天邪鬼なので、初め過大評価過ぎなのではと思ったが考えを改めた。人間はこれが最高だと思い込んでしまうと、中々その呪縛から抜け出せない(笑)7番はクライバー、9番はワルター盤を長年愛聴しているが、7番は良く聴き込むと、ヴァントの方がよりドイツ的なのではと思ってしまう。9番は歌手陣の好みはワルターだが、演奏自体は決して悪くはない。 全集は出来不出来が混在するのが普通だが、ヴァントの物はすべてにおいて合格点 を与えても良いと思う。 以前からRCAの録音技術の高さには一目置いていたが、流石RCAだと思った。これは本当の意味でのワイドレンジ(デジタルでワイドレンジとは可笑しな話だが)実際、音源を遠く取って、疑似空間をつくったような誤魔化し録音も多い。音の色彩感、静寂感、低域の明瞭度がきちんと再現されている。悪戯にSACD化しなくても良いと思える高音質だ。このCDは本当の低域(周波数特性)の出るSPでないと良さが発揮されないように思う。8人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2013年04月15日
この全集、聴き始めてすぐ、そして聴き続ける間、聴き終えてのち、ずっと心から感服の念が湧き起こるのを禁じえませんでした。恐るべき精度の演奏です。モダン楽器の大編成オーケストラによる演奏ですが、その純度たるや究極のもの。これに比べると、カラヤンやベームの演奏は音響の力で圧倒しすぎであり、フルトヴェングラーに至ってはエモーショナルに過ぎて「不純」な要素を盛り込み過ぎ、とすら言いたくなってきます。ヴァント先生は必要十分な響きに基づき、端正な表情付けによって、まさしく「古典」を鮮やかに表出させます。理念型を追求し、形式の彫琢をとことん目指してゆく、まさに様式としての「古典」の再現です。こんな鮮やかな成果としてのベートーヴェンは聴いたことがありません。心から感服いたしました。全曲、どれも立派な演奏ですが、強いて挙げれば1〜3・6〜7番がすばらしい。もちろん、他も立派です。録音は基本優秀ですが、やや乾いていてちょっとカサカサしている気もします。なお、私が購入したディスクは、4枚目と5枚目でトレースエラーが発生し、つっかえたり音飛びしたりしましたので、製品の出来として減点一。演奏だけなら文句なし満点です。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ダルマ人間 | 茨城県 | 不明 | 2012年06月23日
インテンポで丁寧に音を紡いでる。即物的で一見厳しいが実は大変柔らかい。この指揮者はオケ全体の音色、音響に対するバランス感覚が(旧世代的とはいえ)研ぎすまされていると思う。引き締められた音色で解像度は高いのに響きはふわっとして暖かい…管楽器はアタック鋭く吹かせているが倍音は和やか、引き際が鮮やかであり、竹刀で見事に突かれているかのよう。オケ全体の統率が高レベルでなされた結果だろう。だからシグナルのように無機質には鳴らないし、暴力的で野卑にもならない。演奏精度は現代より劣るはずなのに一切の雑味なしとすら感じてしまう。この指揮者には恐らく、全くといっていいほど迷いやあざとさがないのだろう。ロマンティックで大げさなみぶりも、表現主義的な歌舞伎もないし、かといって爽快なドライヴにも、酔狂な軽さにも興味がないようだ。最近のベートーヴェン演奏には、創意工夫を仕込まねばならないかのような強迫観念すら漂っているけれど(愉しいものの…)この演奏を聴いているとそんなものは要らないようにも錯覚する。実際はこの作曲家にはまだまだ研究しつくせないほどにアイデアが詰まっているはずなのだけど、少なくとも純音楽的安心感という点ではなかなか超えるものがないのではないか。積極的に聴きとりにいくような必要がないくらいに、演奏サイドが、音の綾を結晶化してくれているので、ただ流しているだけですっと染みてくる。ゆえに私には最高級のBGMだ。(往々にして皮肉まじりに言われる言葉だがそれは穿った解釈だと思う。金科玉条のごとく厳かに対峙するのだけが音楽ではないのでは。)その意味で星3つをつけられている方のレビューは的確である…つまり裏を返せば賛辞になる。エピソード的な楽聖像に染まりたくないなら是非。そしてリマスタリングエンジニアのいい仕事に感心した。リマスターはすればいいというもんではないから。わざとらしいところは皆無で大変うまい。RCAらしく聴きやすいホールっぽい音に仕上がっている。これはヴァントの奇を衒わない解釈にぴったりである。これには拍手。そこらへんも含め、出てくる音がここまで「高品質」なベートーヴェン全集の音源は希有でしょう、よい製品。楽聖の作曲の「普遍性」がよく出ていて、ニュートラルに聴きたいときはよくこれを手に取っています。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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さもはん。 | 大阪府 | 不明 | 2012年03月09日
これぞドイツ音楽!虚飾の無い質実剛健なベートーヴェン! 内側から湧きあがる情熱を感じさせるベト全の決定版!5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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雪国の人 | 北海道 | 不明 | 2011年04月16日
ヴァントのベートーヴェン全集ほど、9曲全てで高いクオリティーを維持することができた全集は無いのではないだろうか。ヴァントは、それぞれの曲の個性を最大限に引き出すことと、彼のやりたい仕事を高い次元で融合することに成功しているように思える。カラヤン、バーンスタイン、クレンペラーなど他の巨匠指揮者の全集では、がたっと質が落ちた曲は見られないものの、音楽の個性よりも全曲を通じて指揮者の個性が前面に出て、それにより解釈上煮え切らない箇所も覆い隠されているような気がする。ヴァントの全集は彼らのそれよりも知名度では劣るかもしれないが、音楽の瑞々しさは遥かに勝ると思うし、将来の人にも受け入れられるような普遍性を持っていると思う。ピリオド奏法全盛の時代だが、現代奏法だって捨てたもんじゃないぞと確信を持てる全集に違いない。12人の方が、このレビューに「共感」しています。
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オーディオマン | 大阪府 | 不明 | 2011年02月13日
全曲すばらしいが、ダントツは第6番「田園」。これ以上の演奏はなかなか現れないんじゃないか?と思えるほどの出来だ。硬すぎず柔らかすぎず、出だしから「田園」に連れていってくれる。ヴァントといえば理詰めで堅いイメージをお持ちの方もいるかもしれないが、これほど愉悦に満ち、もぎたてのフルーツにナイフを入れたようなフレッシュさを持つ演奏も珍しい。1番と2番も同様に最高の心地よさだ。3番はいくぶんピリオド的な引き締まりを見せる。7、8番もインテンポを守っているが躍動感もありすばらしい。第5、第9もどっしりとして大理石の堅固な建造物をみるようで安心して聴ける。値段も手ごろ、デジタル臭くない録音、リマスターも驚異的に良く、おすすめである。13人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ddd | 福井県 | 不明 | 2011年01月16日
奏者のベートーヴェンに対する畏敬の念がありのままのベートーヴェンの凄みそのものを遺憾なく引き出している。特に第三番に至っては、恐ろしいまでに均整がとれており、完成されたものの持つ美しさに、今までにない感動を覚えた。9人の方が、このレビューに「共感」しています。
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かんたあびれ | 神奈川県 | 不明 | 2010年08月15日
かれこれ30年ベートーヴェンの交響曲は色々な演奏を聴いてきたが、この全集には心底感動した。ヴァントの音楽は力強く曖昧さが無い。ベートーヴェンの意志の強さを表現し尽くしているように感じる。個人的に感銘を受けたのは、NO.1/2/4/7/87人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ウィルヘルム・フルトメンクラウ | 神奈川県 | 不明 | 2010年04月25日
重厚で堅い演奏。イイじゃないですか。この組み合わせで軽快で明るい演奏を望むほうが無理というより、ドイツの指揮者とオーケストラを理解していない証拠です。個々のプレイヤーの演奏をどうのこうのいうより、オーケストラ全体のアンサンブルを聴くのが交響曲、管弦楽曲の醍醐味でしょう。第○楽章のヴァイオリンがどうのこうのなどという、重箱の隅をつつくような感想は誹謗、中傷のレベルだと思います。北ドイツ放送交響楽団、たしかにベルリン・フィルやバイエルン放響、ドレスデン国立歌劇場管よりは劣るかもしれませんが、客演の若手指揮者でなめた演奏をしているベル・フィル、ウィーン・フィルよりは数十倍マシです。ヴァントが手兵を手の内に治め、堂々として演奏しているこの全集は古き良き時代のドイツ・オーケストラの響きを表した名演だと思います。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ヴァントすごい | 愛媛県 | 不明 | 2010年02月11日
このベートーベン全集は数ある全種の中でも屈指の全集だ。 ヴァントの指揮とオケの演奏が素晴らしいマッチングを見せておりどの演奏も見事というほかない。特に第2番、第5番、第7番、そして極めつけは第9。演奏も素晴らしいが合唱がこれまた素晴らしく近年にない名演となっている。第2番はこの曲の最高の名演の一つではないか。第7番は何と言ってもクライバー、ウィーンフィル盤だがこの演奏はそれを超えたといえる。オケの演奏レベル云々をレビューで書かれていますが私にはそんなことは問題にならないと思う。 さらに特筆すべきは録音の素晴らしさ。最新のデジタルリマスタリングで聴き応え満点だ。演奏も録音も素晴らしいのだから言うことなし。 ベートーベンの交響曲全集を聞く方には是非オススメしたい。13人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ポのつくピアノ | 不明 | 不明 | 2009年09月10日
まじめで誠実なベートーヴェン。特にすばらしいとは思わないが、ジャマになるところもなくベートーヴェンを流しておくというには強烈な主張のあるような演奏家のものと違って大変いいと思う。なので特別不満にも思わないし、これも良心ともとれる(そもそも放送オケの指揮者を長く勤め上げ、現代音楽を取り上げてきたヴァントならではなのだろうと邪推してしまうが)。でも、正直言って、絶賛されるほどいいとこの人の演奏って思ったことがない(決して悪くはないが。リズムの悪さゆえか、シューベルトの全集は退屈でいただけない)。 独り言。シュタインやサヴァリッシュのほうがいいと思うんだけどなあ。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ひかり | 東京都 | 不明 | 2008年10月19日
ベートーヴェンのシンフォニーは聴き尽くしたなどと思っていたが、こちらのレビューを読んで購入してみた。とても良かった。ヴァントのブルクナーとブラームスが好きな方ならきっと気に入るだろう。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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