CD

『クリスマスのミサ曲』 水嶋良雄&聖グレゴリオの家聖歌隊

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
FOCD9275
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

東京、聖グレゴリオの家聖歌隊によるグレゴリオ聖歌シリーズ。

今回再発売の5タイトルは、1988年から始まった『クリスマスのミサ曲』から、2002年発売の『レクイエム』まで14年間にわたる、国内での本格的なグレゴリオ聖歌録音の歴史と言えるものです。各CDはそれぞれグレゴリオ聖歌解釈の第一人者を指揮者として招いています。
グレゴリオ聖歌は『典礼行為において首位を占める教会音楽』と称されていますが、音楽の形態としては極めてシンプルなものです。作曲家・細川俊夫は『クリスマスのミサ曲』CDに寄せた文章でこのように書いています。――この音楽のメリスマの時間の流れ(グレゴリオ聖歌の旋律)に垂直的に耳をすますと、ユニゾンの響きの微妙なずれが生み出すニュアンスの豊かさ、息が母胎となって生み出されるたゆたうような計量不可能なリズム、メリスマの相互間の美しいしじま、人々が心を一つにして歌い始めるときの響き・・・。静けさのうちに、実に豊かで多義的な音楽世界が実現しているのです。(中略)グレゴリオ聖歌を歌う人々は、美しいラテン語の言葉を心の内に持ち、その言葉の奥底に人間を超えたものへの祈りが泉のように湧き出ています。――

聖グレゴリオの家聖歌隊
教会音楽の研究と普及をめざして設立された団体。ミサ典礼で、グレゴリオ聖歌・ミサ曲などを演奏するために1986年復活祭に発足しました。教会音楽研究の第一人者である橋本周子指導のもと、実際の演奏を通して西洋音楽の根源をたどりながら、現代における宗教音楽の可能性とあり方を模索し活動しています。

『クリスマスのミサ曲』

・クリスマスのミサ曲;
「夜半のミサ曲」
「日中のミサ曲」
 録音:1988年

「夜明けのミサ曲」
 録音:1990年

・聖母マリアのミサ曲
 録音:1990年

聖グレゴリオの家聖歌隊
指揮:水嶋良雄

ローマカトリック教会で降誕祭(クリスマス)に行われる3つの聖祭で歌われるミサ曲。主の降誕のときである真夜中に捧げられる「夜半のミサ」、キリストの誕生=闇に対する光の勝利としてその光のさす夜明けに捧げられる「夜明けのミサ」、王である救い主の来臨が高らかに宣言される「日中のミサ」があります。
「夜半のミサ曲」や「日中のミサ曲」については日本でよく歌われ広く知られているので、現行聖歌集の版が全面的に尊重されていますが、「夜明けのミサ曲」は古楽譜記号の意味するところを如何に汲み取るかの研究が20世紀後半に推進され、相当な箇所にわたり修正されました。この録音は、現代聖歌学の諸研究が受けとめられるように努力された、国内における殆ど最初のものとなっています。
聖母マリアのミサ曲は、公式聖歌集に第9番として収められている最も知られたものの一つで、喜び(クム・ユビロ)のミサ曲とも称されています。
 指揮者・水嶋良雄はローマ教皇庁立宗教音楽大学大学院に学ぶ等、我が国のグレゴリオ聖歌における研究の第一人者のひとりです。

内容詳細

教会音楽を研究実践している聖グレゴリオの家聖歌隊による、シリーズ第1弾。日本でのグレゴリオ聖歌研究の第一人者、水嶋良雄が指揮した、降誕祭で歌われる4つのミサ曲を収録。リリース当初から高い評価を得た録音。(CDジャーナル データベースより)

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