DVD

『アルジェのイタリア女』全曲 セルバン演出、カンパネッラ&パリ・オペラ座、ラーモア、アライモ、他(1998 ステレオ)(日本語字幕付)

ロッシーニ(1792-1868)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COBO4951
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
Squeez

商品説明

パリ・オペラ座1998
ロッシーニ:『アルジェのイタリア女』

ラーモアはじめ超一流のロッシーニ歌手が出演する抱腹絶倒の舞台!

スタンダールも笑い転げたというロッシーニの傑作ブッファ『アルジェのイタリア女』。ロッシーニ・メゾで名を馳せたラーモア扮するイザベッラが、超絶技巧も鮮やかに美女の魅力を振りまきます。アライモ、フォード、コルベッリら男声陣も豪華! セルバン演出のカラフルで愉快な舞台にパリジャンたちも大喜び。伝統あるガルニエ宮での収録映像です。
 ロッシーニのオペラブッファの代表作『アルジェのイタリア女』。ロッシーニ好きで知られたかの文豪スタンダールも大のお気に入りだったという傑作。イタリア美女がアルジェの殿様を手玉にとって、奴隷にされていた恋人たちとイタリアに逃げ帰るという抱腹絶倒な物語に、ロッシーニのスピード感溢れる音楽が絶妙にマッチ、大爆笑連続のオペラです。
 主役イザベッラを歌うのは、ロッシーニ・メゾとして絶大な人気を誇ったアメリカのスター歌手、ジェニファー・ラーモア。さすが当たり役だけに、超絶技巧も演技も鮮やか。「手玉にとるのはお手のもの、男の操り方くらい分かってるわ」と、逆境にもめげず、美女の魅力でアルジェの殿様ムスタファから逃れる計画を企てる強い女性イザベッラは、まさにラーモアのはまり役!
 さらにシモーネ・アライモ、ブルース・フォード、アレッサンドロ・コルベッリと超一流のロッシーニ歌手たちが勢揃い! イタリア・オペラの巨匠ブルーノ・カンパネッラの軽快な指揮も抜群。
 アンドレイ・セルバン演出のデフォルメされたカラフルな舞台は、マンガのように愉快。音声だけでは伝わりにくい『アルジェ』の舞台設定の面白さを存分に楽しめる映像です。(コロムビア)

【収録情報】
・ロッシーニ:歌劇『アルジェのイタリア女』全曲
 イザベッラ:ジェニファー・ラーモア
 ムスタファ:シモーネ・アライモ
 エルヴィーラ:ジャンネット・フィッシャー
 ズルマ:マリア・ホセ・トゥルッル
 アリ:アンソニー・スミス
 リンドーロ:ブルース・フォード
 タッデーオ:アレッサンドロ・コルベッリ
 チェンバロ:ロベルト・ケテルソン
 パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団(合唱指揮:デイヴィッド・リーヴァイ)
 ブルーノ・カンパネッラ(指揮)

 演出:アンドレイ・セルバン
 装置&衣裳:マリーナ・ドラギチ
 照明:グイド・レヴィ
 振付:ニコラウス・ウォルクス
 舞台制作:パリ・オペラ座 総監督:ユグ・R・ガル
 収録時期:1998年4月
 収録場所:パリ、ガルニエ宮(ライヴ)

 収録時間:全プログラム148分
 画面:カラー、16:9
 音声:リニアPCM 48kHz/16bitステレオ
 字幕:日本語、イタリア語
 NTSC

ジェニファー・ラーモア(イザベッラ、メッゾ・ソプラノ)
1952年、米国アトランタ生まれ。1986年、ニース歌劇場でのモーツァルト《ティートの慈悲》でデビュー。1990年前後はバロックのメッゾとして活躍し、ルネ・ヤーコプスとも共演している。1990年代にはロッシーニ・メッゾとして活躍、絶大な人気を誇った。1996年には、故郷アトランタでの夏季オリンピックの閉会式に出演。コンサート歌手としても人気がある。

シモーネ・アライモ(ムスタファ、バス=バリトン)
1950年、イタリア、シチリア島のヴィッラバーテ生まれ。スカラ座の研修所で研鑽を積んだ後、1977年にパヴィアでドニゼッティ《ドン・パスクワーレ》のタイトルロールでデビュー。1980年代に急速に名声を築き上げた。明るい響きに柔軟性のある声で、バロックオペラからヴェルディまでの様々なバリトン役で高く評価されている。若手バリトン、ニコラ・アライモは彼の甥。

ブルース・フォード(リンドーロ、テノール)
1956年、米国テキサス州ラボック生まれ。生地で学んだ後、ヒューストン大歌劇場で歌手活動を開始。1980年代の半ばから活動拠点をヨーロッパに移し、同時にロッシーニ・テノールとしての名声を築き始める。1990年、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルに《リッチャルドとゾライデ》のアゴランテでデビュー、ロッシーニ生誕200年の1992年には《セヴィリアの理髪師》のアルマヴィーヴァを歌った。ロッシーニの他、モーツァルトやヘンデルのテノール役にも定評がある。

アレッサンドロ・コルベッリ(タッデーオ、バリトン)
1952年、トリノ生まれ。トスカニーニが重用した往年のバリトン、ジュゼッペ・ヴァルデンゴに学ぶ。1973年、アオスタでヴェルディ《リゴレット》のモンテローネでデビューし、1980年代以降は、バッソブッフォとして人気を博する。とりわけ装飾歌唱の技術に長けていることからロッシーニの第一人者として広く知られている。

ブルーノ・カンパネッラ(指揮)
1943年、南イタリアのバーリ生まれ。1992年から1995年まで、トリノ王立歌劇場の音楽監督。ロッシーニからヴェルディまでのオペラを得意とする。日本には、2000年のウィーン国立歌劇場の来日公演(ドニゼッティ《シャモニーのリンダ》)、2002年の新国立劇場でのヴェルディ《ラ・トラヴィアータ》や、ラ・ヴォーチェ公演のベッリーニ《ノルマ》(2003年)と《ラ・トラヴィアータ》(2006年)など、度々訪れている。

アンドレイ・セルバン(演出)
1943年、ルーマニアのブカレスト生まれ。ブカレストで学び、演出家としてデビュー。1969年に米国に移住、ニューヨークを拠点として活動する。1980年頃からはオペラの演出も多く手掛ける。1992年からニューヨークのコロンビア大学芸術学部で演劇の教授を務めている。(以上、コロムビア)

内容詳細

抱腹絶倒のロッシーニの傑作オペラ。美しいメロディ、スピード感あふれるリズムと“ロッシーニ・クレッシェンド”が聴く者の心を浮き立たせる。指揮者、各声楽陣、演出と文句なしの舞台で、大いに楽しませてくれる。(CDジャーナル データベースより)

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このDVDを見ると、ロッシーニはやっぱり...

投稿日:2009/09/14 (月)

このDVDを見ると、ロッシーニはやっぱりブッファだと思う。ここでの歌手陣は粒揃いで、穴がない。特に一人を挙げるなら、やはり主演のラーモアが光るだろう。舞台はシンプルだが、コスチュームは赤と緑のイタリアンカラーを基調にみごとに華やかだ。セルバンの演出も洒落ていて、これはパリのセンスだろうか。カンパネラの音楽も1幕の序曲からロッシーニサウンド全開だ。録音はもう少し明るさが欲しい。映像は文句なし。

烏 さん | 広島県 | 不明

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 雑然として騒がしく、それほど好きなオペ...

投稿日:2009/03/31 (火)

 雑然として騒がしく、それほど好きなオペラではありませんが、このガルニエ宮の映像はお奨め。ごひいきラーモアの、チャーミングなイタリア女が秀逸ですし、アライモ以下コルベッリなど男声も揃っています。舞台はすこぶるカラフルなもので、衣裳も凝っており、ブッファの楽しさが横溢。

オペラかじり虫 さん | 西宮市 | 不明

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