ベートーヴェン(1770-1827)

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Hi Quality CD

交響曲第1番、第2番、第3番『英雄』、第8番 ヴォルフガング・サヴァリッシュ&コンセルトヘボウ管弦楽団(2CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS28179
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
Hi Quality CD

商品説明

ベートーヴェン:交響曲第1番、第2番、第3番『英雄』、第8番
ヴォルフガング・サヴァリッシュ&コンセルトヘボウ管弦楽団


【収録情報】
Disc1

1. ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21
2. ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』

Disc2
3. ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 Op.36
4. ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)

 録音時期:1993年6月(1-3)、1992年12月(4)
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション:1-3、ライヴ:3)

内容詳細

コンセルトヘボウ管との全集からの分売。サヴァリッシュの明晰で、メリハリの利いた構築とコンセルトヘボウ管の柔らかみのある充実した響きが相まって、魅力的なベートーヴェン像を打ち出している。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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以前本盤にはレビューを入れており現在廃盤...

投稿日:2011/08/10 (水)

以前本盤にはレビューを入れており現在廃盤なのですが今回は印象的な「英雄」交響曲メインにコメントを入れました。1957年、当時最年少記録でバイロイト音楽祭に出演し話題を呼んだサヴァリッシュは1960年代半ばからNHKSOを振って日本でも馴染み深かかった指揮者でレコードでは私などはVSOをふったブラームス交響曲くらいから聴き始めたものです。彼の演奏は決して奇を衒うものではなく崩れる事は先ず無くそのルックスからも次第にある貫禄も放っていました。本盤収録曲はそうしたいい時期の1993年彼が70歳の時RCOを指揮して収録したベートーヴェン交響曲第1番(タイム@9’08A8’48B3’33C6’01)、第2番(同@12’58A11’31B3’34C6’27)、第3番(同@15’50A16’30B5’34C11’55)、第8番・・・ライブ(同@9’39A3’54B4’32C7’39)で何れもサヴァリッシュらしい堅実な貫禄ある演奏です。さて、「英雄」交響曲についてはサヴァリッシュ指揮分として昔は1970年BRSOを振ったものが記憶に残っているのですが・・・・、本盤は多分マイルドさが増したと思われます・・・第1楽章出だしは決して重々しくなくやや残響大きめな感じで節と節間のつなぎがソフト、要は固くなくがさつかない運びです。後段への攻め方は流石上手く一部管楽器の改変を加えて充分引っ張って終わります。本盤収録の他の交響曲は反復演奏がなされている反復がこの「英雄」交響曲では実施されていないのが特徴と申せましょう。第2楽章の葬送楽章はやや探る様な雰囲気でのスタートで執拗な感じはしません。フーガ箇所も美しく後段〆めへは時としてシャクリを噛ましながらティンパニーもソフトにゆっくりと終わります。ややテンポ的にはゆっくり目ですが気にはなりません。第3楽章半ばの管楽器の伸びやかさというか鄙びた感じは印象的。最終楽章も決して大げさな構えではなく軽妙感すらありますが最終コーナーへは密度濃く運んで行きます。多分当時トレンディになりつつあったピリオド楽器演奏の影響とRCOの艶っぽいサウンドがバランス良く以上の様な印象へのプラス要因になったと思われます。素晴らしい盤ですね。サヴァリッシュはすでに引退しておりあのTVでの指揮姿が懐かしく思われる昨今ではあります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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以前本盤にはレビューを入れていますが今回...

投稿日:2011/08/09 (火)

以前本盤にはレビューを入れていますが今回は印象的な「英雄」交響曲メインにコメントを入れました。1957年、当時最年少記録でバイロイト音楽祭に出演し話題を呼んだサヴァリッシュは1960年代半ばからNHKSOを振って日本でも馴染み深かかった指揮者でレコードでは私などはVSOをふったブラームス交響曲くらいから聴き始めたものです。彼の演奏は決して奇を衒うものではなく崩れる事は先ず無くそのルックスからも次第にある貫禄も放っていました。本盤収録曲はそうしたいい時期の1993年彼が70歳の時RCOを指揮して収録したベートーヴェン交響曲第1番(タイム@9’08A8’48B3’33C6’01)、第2番(同@12’58A11’31B3’34C6’27)、第3番(同@15’50A16’30B5’34C11’55)、第8番・・・ライブ(同@9’39A3’54B4’32C7’39)で何れもサヴァリッシュらしい堅実な貫禄ある演奏です。さて、「英雄」交響曲、第1楽章出だしは決して重々しくなくやや残響大きめな感じで節と節間のつなぎがソフト、要は固くなくがさつかない運びです。後段への攻め方は流石上手く一部管楽器の改変を加えて充分引っ張って終わります。本盤収録の他の交響曲は反復演奏がなされている反復がこの「英雄」交響曲では実施されていないのが特徴と申せましょう。第2楽章の葬送楽章はやや探る様な雰囲気でのスタートで執拗な感じはしません。フーガ箇所も美しく後段〆めへは時としてシャクリを噛ましながらティンパニーもソフトにゆっくりと終わります。ややテンポ的にはゆっくり目ですが気にはなりません。第3楽章半ばの管楽器の伸びやかさというか鄙びた感じは印象的。最終楽章も決して大げさな構えではなく軽妙感すらありますが最終コーナーへは密度濃く運んで行きます。多分当時トレンディになりつつあったピリオド楽器演奏の影響とRCOの艶っぽいサウンドが以上の様な印象へのプラス要因になったと思われます。素晴らしい盤ですね。サヴァリッシュはすでに引退しておりあのTVでの指揮姿が懐かしく思われる昨今ではあります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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各指揮者が個性あるベートーベン演奏を繰り...

投稿日:2009/02/14 (土)

各指揮者が個性あるベートーベン演奏を繰り広げている昨今(と言ってもこヽ15〜6年)サヴァリッシュは 実に手堅い・手堅過ぎる演奏でそれこそ大人の「長技」での演奏、しかもACOがその演奏構築性をフルに活かしてます。全く無個性的ではなく例えば第2番など第1楽章管楽器の鳴らし方、終楽章終わり近くの弦の揺さぶり方など彼の匠の仕事は私などの素人でも判ります。第8番はライブらしくない面もありますが全体で正直すぐには退屈でも長くはニュートラルな位置付けなのでしょう、素晴らしいです(サヴァリッシュ自体昔からそう変化球を投げない人?) 。

一人のクラシックオールドファン さん | 芦屋 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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