Blu-ray Disc 輸入盤

交響曲第5番、第6番 パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
729404
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明


マーラー:交響曲第5番、第6番
パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団による全集シリーズ第3弾!
才気煥発!パーヴォの手腕が冴え渡るマラ5と『悲劇的』


「C-major」レーベルよりパーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団による、マーラー・チクルスが続々とリリース。今回は第5番と第6番を収録。このチクルスは「ラインガウ音楽祭」でのライヴ収録。1988年からドイツ・ヘッセン州ヴィースバーデンのライン河畔の小さなワイン栽培が盛んな街ラインガウで毎夏行われています。パーヴォ・ヤルヴィは、現在パリ管弦楽団音楽監督、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団芸術監督、そしてフランクフルト放送交響楽団音楽監督を務めるほか、2015年9月よりNHK交響楽団の首席指揮者に就任。先だって正式就任を前に登場したN響定期公演では説得力のある秀演を聴かせていました。
 まず2011年収録のマラ5。パーヴォ・ヤルヴィと同オケが2012年に来日した際の公演曲目でもあり、この映像は来日のちょうど一年前のライヴ収録となります。マラ5といえばホルンの扱いが焦点となりますが、パーヴォはこの点について特典映像でこのように述べています「ソロホルンをオケと分けるとオペラの舞台のようなドラマティックさが生じます。オケの前に立てばその効果は絶大です。(中略)劇的な視覚演出を見下す人もいますが、それはマーラーの言葉の一部です。それを弁解したりする必要はありません。」この映像ではサミュエル・ザイデンベルクが素晴らしいソロを聴かせてくれています。
 そして2013年収録の『悲劇的』。この作品は、マーラーの交響曲の中で最も激しく劇的なエネルギーも持つ曲。パーヴォもこの作品は何度振っても圧倒されるといい、終楽章では、ハンマーは振り落とされ、シンバルが同時に鳴らされるという視覚的効果も大きい作品。さらにパーヴォはハンマーの数についても言及しており、「私は2回、最近になって3 回使うようになりました。3 回には様々な出来事と結びつけることができます。一つは娘の死。2つ目はアルマに関係すること、3つ目は心臓病。そして彼が削除した一つはアルマでしょう。」観客が息を呑むのが伝わるような、強烈な緊張感が伝わる映像です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
● マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調

 収録時期:2011年6月26,27日

● マーラー:交響曲第6番イ短調

 収録時期:2013年6月30日

 フランクフルト放送交響楽団
 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

 収録場所:クロスター・エバーバッハ修道院(ラインガウ音楽祭ライヴ)
 映像監督:ミケーレ・チニセルリ

● 特典映像:パーヴォ・ヤルヴィ、マーラー交響曲について語る(第5番、第6番)
 (言語:英、字幕:独韓日)

 収録時間:本編160分、特典20分
 画面:カラー、16:9、HD
 音声:DTS-HD MA 5.1、PCMステレオ
 Region All

収録曲   

  • 01. Symphony No.s 5 & 6

ユーザーレビュー

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スケルツォ アンダンテの順番。それだけで...

投稿日:2015/05/03 (日)

スケルツォ アンダンテの順番。それだけで満点。現在の流れに逆らってまで、この順番で演奏してくれたパーヴォに感謝。

マラ3マニア さん | 島根県 | 不明

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何と5番、6番もエーベルバッハ修道院で収録...

投稿日:2015/04/19 (日)

何と5番、6番もエーベルバッハ修道院で収録。ラインガウ音楽祭を機に録画ということなので仕方ないのかもしれないが、ポリフォニックな様式の5番などは残響の長い聖堂内での収録は明らかに不利だ。演奏自体もやや粗いところがあって、2012年の日本での演奏の方が上であったように思うが、やはりここぞという勘どころは外さない。たとえばアダージェットは、煩瑣な作曲者のテンポ変化の指示に忠実に従った、理想的な出来ばえだ。スケルツォのオブリガート・ホルン奏者はラトル/BPOと同じく指揮者の横に出てきて吹くが、来日公演ではオケの右奥、テューバの横、コントラバスの後ろあたりに移動して、立って吹いていた。これだと左奥に位置する他のホルンとの掛け合いも完璧で、こちらの扱いの方がベストだと思った。 一方、最も新しい収録の6番は気力充実、きわめてメリハリの強い圧倒的な出来ばえで、これまでに発売された6曲の中ではベストと言える。中間楽章はスケルツォ/アンダンテの順で、やはり私はこれが「正しい」と思うが、特にアンダンテから終楽章への接合のスムーズさ(この演奏ではほぼアタッカで続けている)は間違いなく「正しさ」を裏付けてくれる。ハンマーは(指揮者自身の発言に反して)2回だけ。総譜では第1ハンマーはfff、第2ハンマーはff、第3の運命の打撃に相当するタムタムはfになっていて、アバドのようにこれをその通りにやる指揮者もいるが、パーヴォは反対。第1より第2ハンマーの方が強いし、最後のタムタムも思いっきりひっぱたく。劇的効果としては、まさにこれが正解だと思う。ハンマーも重く鈍い音ではなく、凄まじい衝撃音がする。それにしても、この6番でのフランクフルト放送響の精度の高さには舌を巻く。1960年代から「マーラーの時代が来た」と言われるが、実は半世紀前にはニューヨーク・フィルをもってしても、これほど総譜の要求に従った精密な演奏はなしえなかったのだ。パーヴォが予定通り、1シーズンに1曲ずつマーラーを振ってくれるなら、この水準の演奏がおそらく東京でも聴けるわけだ。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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