CD 輸入盤

ロザリオのソナタ フランツヨーゼフ・マイヤー、ユングヘーネル、他(2CD)

ビーバー(1644-1704)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88875063212
組み枚数
:
2
レーベル
:
Dhm
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ビーバー:ロザリオのソナタ
フランツヨゼフ・マイヤー


昨年10月に亡くなったヴァイオリニスト、フランツヨゼフ・マイヤーは、バロック・ヴァイオリンのパイオニアとして、ソロ奏者、室内楽奏者、コレギウム・アウレウムのコンサートマスターとして活躍したほか、教授として、ラインハルト・ゲーベルやヴェルナー・エールハルト、マンフレート・クレーマーらドイツ古楽界の逸材を育てています。
 この『ロザリオのソナタ』は、マイヤーの代表作で、気品ある美しさが印象的な素晴らしい演奏です。各曲を調弦を変えて演奏するというこの作品に向き合うにあたり、マイヤーは、作曲者と関わりの深かったヤーコプ・シュタイナーの銘器など4本のヴァイオリンを弾き分け、時代考証を反映させた解釈によって演奏しています。伴奏の通奏低音は、フランツ・レールンドルファーのオルガンと、マックス・エンゲルのチェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、そしてコンラート・ユングヘーネルのテオルボという編成です。

【オーストリア・バロックの作曲家ビーバー】
1994年、生誕350周年を機に注目を集め始め、没後300周年の2004年に人気に火がついたハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー[1644-1704]は、ヴァイオリンの名手として名を成し、やがて、ザルツブルク大司教のもとで、宮廷楽長の地位にまで登りつめたオーストリア・バロックを代表する作曲家。
 宮廷作曲家として教会音楽を書くときのビーバーは、荘厳な美に彩られた作風が特徴的でしたが、器楽作曲家としてのビーバーの作風は、ときに大胆で過激なまでの手法を駆使することもあったという革新的な存在でもありました。

【ロザリオのソナタ】
後者の代表作としては、当時のヴァイオリン演奏技法を集大成したと言われる『ロザリオ・ソナタ』がなんといっても有名。
 『ロザリオ・ソナタ』は『ミステリー・ソナタ』とも呼ばれ、聖母マリアとイエス・キリストの生涯を、受胎告知からキリストの受難・復活、聖母マリアの戴冠までのストーリーに沿った標題を持つ15の場面に分け、15のソナタと「守護天使」を表す無伴奏のパッサカリアから構成された作品です。
 このソナタは、実際、神秘と謎に満ちています。もっとも特徴的なのがその調弦で、通常の調弦がおこなわれるのは第1曲「受胎告知」と「パッサカリア」のみで、ほかのすべての曲は、異なる調弦のヴァイオリンを用いて演奏されるという「スコルダトゥーラ(変則調弦)」の技法が採用されており、第11番『復活』に至っては、2弦と3弦をクロスさせて張り替えるという独特の手法でユニークな響きを獲得しています。(HMV)

【収録情報】
● ビーバー:ロザリオのソナタ(マリアの生涯の15の秘蹟への礼讃のために)
・第1番ニ短調『受胎告知』
・第2番イ長調『訪問』
・第3番ロ短調『降誕』
・第4番ニ短調『拝謁』
・第5番イ長調『神殿のイエス』
・第6番ハ短調『オリーヴの山で苦しみ』
・第7番ヘ長調『鞭打ち』
・第8番変ロ長調『いばらの冠をのせられ』
・第9番イ短調『十字架を背負う』
・第10番ト短調『磔刑』
・第11番ト長調『復活』
・第12番ハ長調『昇天』
・第13番ニ短調『聖霊降臨』
・第14番ニ長調『聖母被昇天』
・第15番ハ長調『聖母の戴冠』
・パッサカリア ト短調

 フランツヨゼフ・マイヤー(ヴァイオリン)
 フランツ・レールンドルファー(オルガン)
 マックス・エンゲル(チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 コンラート・ユングヘーネル(テオルボ)

 録音時期:1982〜1983年
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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