SHM-CD

ヴァイオリン協奏曲集 ユリア・フィッシャー、アカデミー室内管弦楽団

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD1235
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

日本盤のみSHM-CD仕様!
ヴァイオリンのみならず、ピアノでも類いまれな才能を持ち合わせる新世代のスーパー・ソリスト、
ユリア・フィッシャーのDECCA移籍第一弾!

1983年ミュンヘン生まれのヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーがDECCAからメジャー・デビュー! 21歳でCDデビュー以来、オランダのペンタトーン・レーベルから8枚のアルバムをリリースし、いずれも高い評価を得ているユリア・フィッシャー。11歳のときにユーディ・メニューイン国際ヴァイオリン・コンクールで優勝して以来、参加した8つのコンクール全てで優勝、さらに驚くべきことに、そのうち3つのコンクールはピアノ部門で優勝しています。2008年1月には、ピアニストとしてもデビュー。グリーグのピアノ協奏曲とグラズノフのヴァイオリン協奏曲を一晩で演奏するという快挙を成し遂げています。楽器を問わず、類いまれな才能を発揮する、ユリア・フィッシャーが記念すべきDECCA移籍第一弾に選んだのは、バッハのヴァイオリン協奏曲。新世代のソリストにふさわしい、颯爽とした演奏です。日本盤のみSHM-CD仕様での発売です。(ユニバーサルミュージック)

ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750)
@2本のヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043
Aヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV 1041
Bヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV 1042
Cヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調 BWV 1060
 ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)
 アレクサンダー・シトコヴェツキー(ヴァイオリン)@
 アンドレイ・ルブツォフ(オーボエ)C
 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)

 録音:2008年6月、ロンドン

内容詳細

フィッシャーのデッカ移籍第1弾で、弾き振り。以前の録音では適度にロマンティックな表情をちりばめていた彼女だが、そうした過去と決別するかのようにすっきりと現代的なバッハを描いている。最近のハーンよりもいっそう辛口かもしれない。音質も最上級。(白)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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レーベルを移籍してジャケット写真の化粧が...

投稿日:2013/05/07 (火)

レーベルを移籍してジャケット写真の化粧が濃くなったが、演奏の自然さ、音の柔軟さは変わらない。デッカの録音も、そうした彼女の音楽上の美点をしっかり捉えている。オーケストラがヴァイオリン左配置の現代型、奏法もこれまでの彼女のバロック録音(といってもバッハ無伴奏だけだが)と同様純粋に現代型である。ASMFにしては少人数の感じがはっきり出たコンパクトな響きにまとまっているのがとてもよい。たしかに、緩徐楽章のテンポの遅さは、バロック音楽の基本(第1楽章の四分音符=第2楽章の八分音符、等)を逸脱している。全体として、私のようなフィッシャーファンを喜ばせる魅力満載の出来だが、「バッハのヴァイオリン協奏曲全曲を1枚で聴ける新録音盤」の第一推薦とするには躊躇する。

ニャンコ先生 さん | Tochigi | 不明

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皆さんの高い評価にちょっと驚きつつ、久し...

投稿日:2011/05/15 (日)

皆さんの高い評価にちょっと驚きつつ、久しぶりに聴きなおしてみました。全曲にわたって、1、3楽章はとてもいいですね。軽やかで、クールだけど愉悦感も溢れてます。でも緩徐楽章はどれもテンポ設定が遅めで、 間延びして聴こえてしまうのがちょっと残念。「字あまり」という感じで、モタモタしています。きれいだし、たっぷり歌おうという意図なんでしょうが、バッハのコンチェルトにとってとても大切な、全楽章を通じたパルスの安定という面からすると、ちょっとどうかなという気がします。なので、おまけで★4つ。

angelico さん | 東京都 | 不明

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ユリア・フィッシャー初体験。で、うれしい...

投稿日:2010/04/19 (月)

ユリア・フィッシャー初体験。で、うれしい衝撃を受けた。H.ハーンがバッハを腑分けし、そこから緻密に理路整然と組み立てる趣だとすれば、J.フィッシャーはバッハにするりと入り込んで、その内側から充溢させていくとでも表現できようか。バッハの内部に分け入るその手際は鮮やか、というより本能的な感性の鋭さを感じさせるもので、そこでバッハとフィッシャーは一体化し、どこかバッハでどこがフィッシャーなのかもはや見分けがつかない。ここまでならどうと言うこともない。本質的に驚くべきことは、そこから得も言われぬ愉悦感がそこはかとなく滲み出てくるところだ。その愉悦はあまりにも自然であまりにも純粋であまりにも濃密で、人間をそのまさに中心から慰撫し暖める力に満ちている。音楽の救世主になる予感。

gairo さん | 北海道 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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