メシアン、オリヴィエ(1908-1992)

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CD 輸入盤

幼子イエスにそそぐ20の眼差し バタゴフ(p)

メシアン、オリヴィエ(1908-1992)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDVE04307
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Russia
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

作曲家も認めた異端演奏!?
メシアン:幼子イエスにそそぐ20の眼差し
アントン・バタゴフ

1965年生まれのソ連/ロシアの作曲家で現代音楽ピアニストのアントン・バタゴフの名前は、異様な遅さの『幼子イエス』によって、マニアには知られています。
 何しろ全体で160分超えというのですから尋常ではありません。この曲は通常110分から120分前後で演奏されるので、部分によっては別の曲のようにさえ聴こえてしまうほど。しかし、バタゴフと会ったメシアンは、彼の演奏は決して遅すぎるものではないと微笑んだと伝えられているので、遅さの中にも何か独特の魅力があったということなのでしょうか。
 録音当時24歳だったバタゴフの思い切ったアプローチは、現在でも新鮮というか異様に響きますが、この「みどり児イエスの口づけ」に慣れてしまうと、他が何か物足りなくなってしまうのも確かです。メシアン好きなら一度は聴いておきたい演奏といえるかも知れません。

メシアン:幼子イエスにそそぐ20の眼差し
CD1
・父のまなざし
・星のまなざし
・交換
・聖母のまなざし
・子に注ぐ子のまなざし
・御言葉によってすべては成されたり
CD2
・十字架のまなざし
・高き御空のまなざし
・時のまなざし
・喜びの聖霊のまなざし
・聖母の最初の聖体拝受
・全能の言葉
・ノエル
・天使たちのまなざし
CD3
・みどり児イエスの口づけ
・預言者、羊飼いと東方の三博士のまなざし
・沈黙のまなざし
・恐るべき塗油のまなざし
・我は眠る、されど我が心は目覚め
・愛の教会のまなざし
 アントン・バタゴフ(ピアノ)

 録音:1989年(ステレオ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. メシアン:幼子イエスにそそぐ20の眼差し 父のまなざし
  • 02. 星のまなざし
  • 03. 交換
  • 04. 聖母のまなざし
  • 05. 子に注ぐ子のまなざし
  • 06. 御言葉によってすべては成されたり

ディスク   2

  • 01. 十字架のまなざし
  • 02. 高き御空のまなざし
  • 03. 時のまなざし
  • 04. 喜びの聖霊のまなざし
  • 05. 聖母の最初の聖体拝受
  • 06. 全能の言葉
  • 07. ノエル
  • 08. 天使たちのまなざし

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ユーザーレビュー

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メシアンの共感覚に共鳴したような演奏。シ...

投稿日:2009/02/15 (日)

メシアンの共感覚に共鳴したような演奏。シャーロー=ジョンソンの演奏を上回る、見事な演奏だといえよう。彼のテンポは異様に遅いが、その遅さが退屈さにつながらないのは、まさに、彼の異様なまでの音楽への没頭にあるといえる。 そして、完璧なまでに極のテクスチャを理解して入ればこそ、曲を立体的に再現できるのだ。グレン・グールドがもしこの曲を手がけたならば、このように弾いたに違いない。

宇野後方 さん | 栃木 | 不明

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 メシアンの響き、リズムのおもしろさ、鳥...

投稿日:2009/02/10 (火)

 メシアンの響き、リズムのおもしろさ、鳥が鳴きまくるような音の粒、じっくりメシアンサウンドを満喫できる演奏だとおもう。「御言葉によってすべては成されたり」「全能の言葉」などでみられる暴力的ともいえる叩きつけるような音の迫力が、記憶にのこり他の静寂の世界が引き立つ。全曲続けて聴きたい。特にCD2の後半から口づけの流れは、CDをプレーヤーに入れ変えてと途切れるのがもったいない独特の流れだとおもう。

笛吹きピーピー さん | 脳内 | 不明

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