シューマン、ロベルト(1810-1856)

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CD 輸入盤

交響曲全集 レヴァイン&ベルリン・フィル(2CD)

シューマン、ロベルト(1810-1856)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4429232
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

シューマン:交響曲全集
レヴァイン&ベルリン・フィル

レヴァインは1977年から1978年にかけてフィラデルフィア管弦楽団を指揮してシューマンの交響曲全集を録音しているので、この全集はあまり時間をおかずに再録音されたものということになります。
 RCAの全集のどこかに不満があったのか、それとも1982年にバイロイトに登場して以降いっそう本格化したドイツ・オーストリアでの活動に拍車をかけるためなのかは判然としませんが、少なくとも作品の性格によりふさわしい響きが聴けるのがベルリン・フィル盤の方であることはまず間違いのないところです。
 もちろん、レヴァインのことですから、ここでもくすんだ渋い響きなどとは縁遠い克明な音響が追求されており、最も渋いと目される第2番にいたってはマーラー版を使うことでさらに見通しの良い機能美が獲得されています。

・交響曲第1番変ロ長調 Op.38『春』[33:48]
 1. Andante un poco maestoso - Allegro molto vivace 11:54
 2. Larghetto 7:01
 3. Scherzo (Molto vivace) 5:40
 4. Allegro animato e grazioso 9:13
・交響曲第4番ニ短調 Op.120 [29:49]
 1. Ziemlich langsam - Lebhaft 10:37
 2. Romanze (Ziemlich langsam) 4:07
 3. Scherzo 5:21
 4. Langsam - Lebhaft - Schneller - Presto 9:44
・序曲『マンフレッド』Op.115 [12:54]
CD 2
・交響曲第2番ハ長調 Op.61(マーラー版) [37:56]
 1. Sostenuto assai - Allegro, ma non troppo 12:19
 2. Scherzo: Allegro vivace 7:03
 3. Adagio espressivo 10:20
 4. Allegro molto vivace 8:14
・交響曲第3番変ホ長調 Op.97『ライン』[33:07]
 1. Lebhaft 9:40
 2. Scherzo (Sehr masig) 6:14
 3. Nicht schnell 4:56
 4. Feierlich 6:18
 5. Lebhaft 5:59

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
 録音:1987年(第2番・第3番)、1990年(第1番・第4番・序曲)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Sinfonie Nr. 1 B-dur Op. 38 Fruehlingssinfonie
  • 02. Schumann, Robert - 1. Andante Un Poco Maestoso - A
  • 03. Schumann, Robert - 2. Larghetto
  • 04. Schumann, Robert - 3. Scherzo Molto Vivace
  • 05. Schumann, Robert - 4. Allegro Animato E Grazioso
  • 06. Sinfonie Nr. 4 D-moll Op. 120
  • 07. Schumann, Robert - 1. Ziemlich Langsam - Lebhaft
  • 08. Schumann, Robert - 2. Romanze Ziemlich Langsam
  • 09. Schumann, Robert - 3. Scherzo
  • 10. Schumann, Robert - 4. Langsam - Lebhaft - Schnelle
  • 11. Levine, James - Manfred Op.115

ディスク   2

  • 01. Sinfonie Nr. 2 C-dur Op. 61
  • 02. Schumann, Robert - 1. Sostenuto Assai - Allegro, M
  • 03. Schumann, Robert - 2. Scherzo: Allegro Vivace (arr
  • 04. Schumann, Robert - 3. Adagio Espressivo (arr. Gust
  • 05. Schumann, Robert - 4. Allegro Molto Vivace (arr. G
  • 06. Sinfonie Nr. 3 Es-dur Op. 97 Rheinische
  • 07. Schumann, Robert - 1. Lebhaft
  • 08. Schumann, Robert - 2. Scherzo Sehr Maessig
  • 09. Schumann, Robert - 3. Nicht Schnell
  • 10. Schumann, Robert - 4. Feierlich
  • 11. Schumann, Robert - 5. Lebhaft

ユーザーレビュー

総合評価

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レヴァインの再録音。フィラデルフィアとの...

投稿日:2013/01/03 (木)

レヴァインの再録音。フィラデルフィアとの旧録音は、意外にもというと失礼ながら、優秀なオーケストラの力をフルに活かして明朗快活、生気あふれるよい出来栄えでありました。ベルリンフィルとの再録音は、きっとそうしたレヴァインらしさにドイツ風の重厚さが加わってなかなかに凄かろうと期待されます。ところが、以前のような生気は消え、どこか煮え切らない結果となりました。ベルリンフィルもなんだか軽い響きで重心が高い。総じてこの再録音は中途半端な印象であります。指揮者とオケの双方ともスランプかなあ。あるいはレヴァインとベルリンフィルの相性かなあ。いくつかのベルリオーズの録音もそんなにいいと思わなかったんだよなあ。もちろん、技術的破綻などはなく、全体はハイレベルなのですけれどね。それでは音楽は済まないのだな。旧盤は一種の開き直りのような、あるいはむしろ積極的な確信のもとに、レヴァインはシューマンの陽性の部分と美しい旋律を思う存分美しいパッケージで披露したようなもの。それがここではドイツ音楽の権化のようなベルリンフィルを相手にしていささか腰が引け、またシューマンに晦渋さや屈折を見出してしまってこれまた一歩後ずさりし、その結果、レヴァインは以前ほどの溌溂とした賛歌を奏でられなくなったとかいう感じかな。遺憾であります。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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あまり人気もなく、評論家諸氏の評価も高い...

投稿日:2008/02/14 (木)

あまり人気もなく、評論家諸氏の評価も高いとはいえない全集だが、私は嫌いではない。2番ではマーラー版を使っているが、シャイーよりずっといいし、3番は、シューマンでは邪道かも知れないが底抜けに明るい表情・快活なリズムが好きです。そういう表現がシューマンでも出来るレヴァイン、見た目と共に憎めません(笑)たまに取り出して聴いています。

とらっきー さん | 東北 | 不明

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ユーザー評価が低いが、印象は決して悪くは...

投稿日:2007/04/19 (木)

ユーザー評価が低いが、印象は決して悪くはなかった。BPOはカラヤン時代の豪快で重量感のあるサウンドが残っており、しかし晩年のカラヤンの時のように押し付けがましくなることはなく、多少内容は空虚な感もあるが、音楽が爽やかに流れてゆく…と、BGM的に十分な価値のある演奏だと思った。BGM的とはある意味「安心して聴ける」という面もあるので、決して悪口ではない。フィラデルフィアとの旧盤よりはこちらを取りたい。なおカラヤンも最晩年のVPOとの4番は素晴らしかった。念のため。

Pianist さん | Tokyo | 不明

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シューマン、ロベルト(1810-1856)

ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)は、 1810年6月8日にドイツのツヴィッカウに生まれました。5人兄弟の末っ子で、出版業者で著作もあったという父親のもとで早くから音楽や文学に親しみ、作曲や詩作に豊かな才能を示したといいます。  ロベルト16才の年にその父親が亡くなり、安定した生活を願う母親の希望で法学を選択、1828年にライプツィヒ大学に入学しますが、音

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