CD 輸入盤

交響曲第1番『巨人』、ブラームス:『運命の歌』 ワルター / コンセルトヘボウ管弦楽団

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TAH504
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

収録曲   

Johannes Brahms

  • 01. "Schicksalslied, Op.54, For Choir And Orchestra"

マーラー:交響曲第1番ニ長調 「巨人」

  • 02. Langsam. Schleppend
  • 03. Kraftig Bewegt
  • 04. Feierlich Und Gemessen Ohne Zu Schleppen
  • 05. Sturmisch Bewegt

ユーザーレビュー

総合評価

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表情の随所にメンゲルベルクのニュアンスが...

投稿日:2009/11/22 (日)

表情の随所にメンゲルベルクのニュアンスが残るが、テンポ感はかなりワルター側に引き寄せたようで、あまりメンゲルベルク的な急激なテンポの揺れは見られない。この当時のワルターはロンドンのベートーヴェン「合唱」ライブにも見られるように、かなり硬質な表情と速めのテンポ感(即ちトスカニーニやE.クライバーに近い表現)を持っており、そうしたアプローチはメンゲルベルクの世界とはかなり遠ざかったものではあるが、それでもなおこの盤は限りなくメンゲルベルクの世界を偲ぶべき性格のものであろう。ライナーノーツにもメンゲルベルクの演奏が残っていないのは誠に残念、といった記載が見られるのもレコード製作者側のこうした思いが反映されたものであろう(1940年10月の最後の「巨人」公演はナチの反対を押し切って実施されたものの、放送及び録音が禁止されたため残されなかった)。

たまごかけご飯 さん | 東京都 | 不明

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作曲家お墨付きのマーラー指揮者、メンゲルベルク。...

投稿日:2008/10/12 (日)

作曲家お墨付きのマーラー指揮者、メンゲルベルク。彼の余韻が色濃く残る戦後間もないコンセルトヘボウで、これまたマーラー随一の愛弟子であるワルターが《巨人》を振る!歴史的に見てもこれ程貴重な瞬間はありません。さてこのCDは1947年のライヴ盤ですが、音が生々しく、50年代後期のモノラル録音といっても違和感のない程です。少なくとも、これより3年後の1950年にライヴ収録したもの(バイエルン国立管/ORFEO)より遥かに聴き応えがあります。また、1961年のステレオ盤(コロンビア響/SONY)には見られないライヴならではの覇気も感じられます。勿論ライヴゆえの若干のミスは否めませんが、そんな瑕疵など偉大な音楽の前に障壁とはなりません。所々に見られるテンポや強弱の揺れにメンゲルベルクの影を感じつつも、全体は、リリシズム溢れるワルターその人の音楽になっているのだから不思議です。まさに異次元の融和…!特に終楽章コーダの思い切った“タメ”が見事です。併録の《運命の歌》も、弦の美しさ、とりわけ甘いポルタメントがさすが往年のコンセルトヘボウと思わせます。

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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