CD

Tchaikovsky:Symphony No.5

Tchaikovsky (1840-1893)

User Review :4.0

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
TOCE11606
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

チェリビダッケ&ミュンヘン・フィルの放送録音をCD化した《チェリビダッケ・エディション》が廉価盤として再登場。チェリビダッケはチャイコフスキー作品から真のドラマを描き出している。(CDジャーナル データベースより)

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チェリ・ミュンヘンPOのCDにほぼ共通してい...

投稿日:2021/07/16 (金)

チェリ・ミュンヘンPOのCDにほぼ共通しているのは、テンポは別として、録音の良さではないだろうか。その多くはライブ盤だと思うが、下手なセッション録音を凌駕するCDが多数ある。さてチャイコフスキーの5番だが、1〜3楽章は一般的なタイムより遅く、4楽章は通常のテンポにやや近い。総じてテンポは遅いわけだが、チェリの演奏では「これでいいんだ」という風に聴こえてしまう。ただこの演奏を聴いているとテンポがどうのこうのを通り超えて、聴く者を強く惹きつける、ある種のパワーのようなものを感じる。録音の良さにより、ライブならではの緊張感や迫力が伝わるのだろうか。

snk さん | 北海道 | 不明

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久々に聴き直しまして、いろいろと思うとこ...

投稿日:2013/02/09 (土)

久々に聴き直しまして、いろいろと思うところありました。楽譜に対して徹底的な読みを行い、そしてその完璧無類なる音化(音響化)を試みた、恐るべき実験のようでもある演奏でしょうか。オーケストラ演奏の極致であると言うべきで、特に楽器間のバランスの整え方の絶妙さは恐るべきもので、こんな凄い統率は他の演奏では到底聴くことができません。暗い「運命」動機の提示からフィナーレの凱歌のような行進まで、ドラマティックに突っ走る演奏や、感情豊富に興に任せた心揺さぶる演奏もありますが、チェリビダッケはそうしたものに完全に背を向けた(はっきり言えば否定した)スタイルかと思われます。こういうスタイルを容認できるか否か、これで感動できるか否か、評価の分かれ目はそこでしょうかね。プロ中のプロの究極の仕事であることには疑いなく、その持つ意味は甚だ巨大であります。但し、個人的な感想を言えば、凄いなあとは思いつつも感動はしませんでしたし、さらにいい曲を聴いたとも思えなかったなあ。皮肉なものです。料理に例えれば、最高の材料を揃えて熟練の技で見事に拵えた究極のメニューなのですが、その材料や技の「能書き」をいちいち横から解説されて鼻白んでしまってちっともおいしいと思わなかった、というところかな。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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はっきり言って、チェリビダッケは『音楽』...

投稿日:2008/07/29 (火)

はっきり言って、チェリビダッケは『音楽』を理解していない。その意味で、「偉大なる素人」だった。それを証明する良い例が、このCD。この人が、ベルリンフィルの常任指揮者にならなくて良かった。それは、芸術のためにも、彼自身のためにも。芸術という常に進歩を必要とする領域に、この古びた素人は、結局は無用だった。クライバーを批判したことは、実はクライバーの様な現代的疾走感への憧憬への逆説であったのかもしれない。その意味でも哀れな素人だった。

ピアノの巨神 さん | ロンドン | 不明

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