プロコフィエフ(1891-1953)

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CD 輸入盤

<ピアノ・ソナタ全集2>ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.1/他 グレムザー

プロコフィエフ(1891-1953)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8554270
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD

商品説明

重厚さと軽快さを兼ね備えるピアニスト・グレムザーの超絶テクニックが炸裂の一枚です。いかにもプロコフィエフらしい鋭角的なピアニズムを見せながらも、まだロシア・ロマン派的な感傷味もたっぷり盛り込まれた第1番、腕自慢御用達のバリバリのヴィルトゥオーゾ・ショーピースとしても名高いメカニカルな第3番、後期作品における透明な叙情世界を既に予感させる第4番と、いずれの作品もその特徴をピッタリとらえて、呆れ返るほどの見事さで弾き上げてしまう腕前には脱帽するほかありません。「ロメオとジュリエット」も豪快系から叙情系まで、オーケストラに負けじと機知に満ちたピアニズムが繰り広げられています。

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プロコフィエフのピアノ・ソナタに♯の調を...

投稿日:2018/05/31 (木)

プロコフィエフのピアノ・ソナタに♯の調を掲げているものはない ここにあるのは♭3つと4つのハ短調とへ短調そして何もないイ短調 このイ短調”第3番”はVol.3の仲間に入るべきだったが 単一楽章の縁で”第1番”と並んだ 伝統的なソナタの形に問題提起をしたのはベートーヴェンだ 最後の3つのソナタが未来へ光を放っていた プロコフィエフも単一楽章を持ってソナタと名乗るには アバンギャルドとは一つ立ち位置は違うが 彼の内的欲求から発した意思と決意があったものと思う やはり立ち向かう音楽になっている しかしそれだけでは表出しきれない”自分”にも気づいたのだろう 多楽章へ転換して行く グレムザーの明晰な演奏が聴ける だがこのディスクの真の聞き物は”ロメオとジュリエット”だ わずか10曲で構成されているが充足している さらにプロコフィエフの音楽の骨格が見える透視図法を覗く愉しみは他では得られない お聴きとは思うが あなたも如何  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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ひのき饅頭さんの「正しく再現すると〜」の...

投稿日:2007/09/26 (水)

ひのき饅頭さんの「正しく再現すると〜」の件は目から鱗です(勉強になりました)。プロコのピアノ曲を小手先の技術や老獪なずる賢さでお茶を濁す様な演奏は私の好みに合いません。やはり超絶技巧の持ち主が真正面から弾きこなしてこそナンボの曲ですよね。緩徐系の所での野暮ったさは気になりますが(個人的に彼の欠点と思う所。ポリーニみたくアッサリ弾けばいいのに)、ノンレガートでペダルに頼らず深くしっかり打鍵して攻めて行く演奏はプロコにピッタリの奏法だと思います。デジタル的プロコ(ちょっと表現が違うかな)を聴きたい方は是非。

ノッポ さん | 兵庫 | 不明

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うまいピアニストです。抜群のテクニックで...

投稿日:2005/07/21 (木)

うまいピアニストです。抜群のテクニックですが、超絶技巧を売り物にする人ではないですね。まず、リズムを正確に再現し、そのリズムが曲の外郭にどう作用するか分からせてくれます。実に知的な演奏です。正しく再現するとプロコは効果が出るように書かれていますが、これが再現できてないピアニストが多い中、グレムザーは実に見事です。この人はシューマンのソナタも抜群でした(大推薦)。高い分析能力と技術の見事な融合です。プロコを初めて聴く人は第1集から聴いてね。

ひのき饅頭 さん | 愛媛県 | 不明

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