CD 輸入盤

弦楽四重奏曲全集(第1〜第6番) フェルメール四重奏団

バルトーク (1881-1945)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8557543
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

バルトークによる弦楽四重奏曲は、20世紀のクラシック音楽作品の中でも中枢を占める傑作です。四重奏音楽史の流れの中でのマイルストーンというばかりではなく、ハイドンやベートーヴェンの作品同様に、作曲家の生涯を通じて、主要な作品形式であり続けたので、弦楽四重奏曲全曲を聴けば、バルトーク芸術の全体像を把握することができます。第1番は様々な作曲家(とりわけR.シュトラウスとドビュッシー)の影響が混ぜ合わさったものです。第2番はより内省的なものです。一方、第3番と第4番は六曲中もっとも難解なものです。第5番は親しみやすいものですが、第6番には、第二次世界大戦が近づきつつある時代の怖れと諦念が充満しています。この六曲の傑作は、バルトークの生涯を通しての創作活動の広がりと深みの真価を明らかにするものです。8.557543/4

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Quartet for Strings no 1 in A minor, Op. 7/Sz 40
  • 02. Quartet for Strings no 1 in A minor, Op. 7/Sz 40
  • 03. Quartet for Strings no 1 in A minor, Op. 7/Sz 40
  • 04. Quartet for Strings no 3, Sz 85
  • 05. Quartet for Strings no 3, Sz 85
  • 06. Quartet for Strings no 3, Sz 85
  • 07. Quartet for Strings no 5, Sz 102
  • 08. Quartet for Strings no 5, Sz 102
  • 09. Quartet for Strings no 5, Sz 102
  • 10. Quartet for Strings no 5, Sz 102
  • 11. Quartet for Strings no 5, Sz 102

ディスク   2

  • 01. Quartet for Strings no 2 in A minor, Op. 17
  • 02. Quartet for Strings no 2 in A minor, Op. 17
  • 03. Quartet for Strings no 2 in A minor, Op. 17
  • 04. Quartet for Strings no 4, Sz 91
  • 05. Quartet for Strings no 4, Sz 91
  • 06. Quartet for Strings no 4, Sz 91
  • 07. Quartet for Strings no 4, Sz 91
  • 08. Quartet for Strings no 4, Sz 91
  • 09. Quartet for Strings no 6, Sz 114
  • 10. Quartet for Strings no 6, Sz 114
  • 11. Quartet for Strings no 6, Sz 114
  • 12. Quartet for Strings no 6, Sz 114

総合評価

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バルトークの音楽は表現の幅があまりに広い...

投稿日:2012/09/29 (土)

バルトークの音楽は表現の幅があまりに広い。この弦楽四重奏曲における暴力と愛撫が複雑に混在する、危機的なまでに追求された表現は比類ない高みに達している。フェルメールQはそうした峻厳さからは距離をとっているようだ。透明で膨らみのある響き。音楽はよく流れ、曲の難度を感じさせない。ただ、贅沢な物言いになるが、この美しさに一抹の物足りなさを感じてしまうのも正直なところだ。

ヴァニタス さん | Chiba | 不明

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バルトークの6曲の弦楽四重奏曲は、ベート...

投稿日:2010/07/13 (火)

バルトークの6曲の弦楽四重奏曲は、ベートーヴェンが作曲した16曲の弦楽四重奏曲にも匹敵する殊玉の傑作である。必ずしも親しみやすい作品とは言えないが、自ら足を運んで採取したハンガリーの民謡などを高い次元で昇華させて効果的に活用するとともに、前衛的な作風をも盛り込んでおり、弦楽四重奏曲という形式の可能性を最大限に発揮させた、非常に充実した内容を誇る音楽であると言える。作曲年代が、バルトークの初期から後期へと多岐に渡っている点も、ベートーヴェンのそれと同様である。これだけの傑作だけに、これまで様々な弦楽四重奏団によって数多くの録音がなされてきたが、本盤のフェルメール四重奏団による演奏も素晴らしい名演であると高く評価したい。演奏の特徴を一言で言えば、非常にわかりやすい明快な演奏と言えるのではなかろうか。もちろん、だからと言って明快さ一辺倒ではなく、緩徐楽章などにおける悲劇的な表情にもいささかの不足も感じられないが、どこをとっても曖昧模糊な感じがしないのが素晴らしい。正に、バルトークがスコアに記した複雑な音型を完璧に表現している点が見事だ。録音も非常に鮮明であり、ナクソスならではの低価格を考慮すれば、費用対効果の観点からも、本盤の価値は相当に高いものと言える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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世評高いフェルメールということで期待して...

投稿日:2008/07/29 (火)

世評高いフェルメールということで期待して求めたが、どうにも無機的な音響が連続するばかりで、‘音楽を聴いた’感が皆無だし、音響としての面白さも発見できなかった。かえって、改めてABQの精緻+感興に感銘した。

ひょうたん さん | 東京都 | 不明

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