CD 輸入盤

オルガン作品全集 ヘルムート・ヴァルヒャ(12CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4637122
組み枚数
:
12
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD

商品説明

ヴァルヒャ/バッハ:オルガン作品全集

バッハゆかりの地であるライプツィヒに生まれたヘルムート・ヴァルヒャ(1907-1991)が、1956年から70年にかけてステレオ録音した二度目のバッハ:オルガン作品全集です。
 ヴァルヒャは、その視力障害ゆえ、すべての作品を耳から学ばねばならなかったのですが、この不利を克服するために、バッハのオルガン作品とチェンバロ作品をすべて暗譜するという超人的な偉業をなし遂げました。
 このオルガン作品全集は、ヴァルヒャの孤高ともいえる自信に満ちた解釈で演奏された20世紀のバッハ演奏を代表する名盤として、今も不滅の光を放ち続けています。使用楽器は、ジルバーマン・オルガンとシュニットガー・オルガンで、バッハのオルガン作品の一般的なイメージでもある重厚な質感や荘厳な美しさの表出についても申し分がありません。

J.S.バッハ
1.トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
2.トッカータとフーガ ヘ長調 BWV.540
3.トッカータとフーガ(ドーリア調) BWV.538
4.トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564
5.ファンタジーとフーガ ト短調 BWV.542
6.ファンタジー ハ短調 BWV.562
7.パッサカリア ハ短調 BWV.582
8.ファンタジー ト長調 BWV.572
9.ファンタジーとフーガ ハ短調 BWV.537
10.プレリュードとフーガ ホ短調 BWV.548
11.プレリュードとフーガ ハ長調 BWV.547
12.プレリュードとフーガ ト長調 BWV.541
13.プレリュードとフーガ ロ短調 BWV.544
14.プレリュードとフーガ ヘ短調 BWV.534
15.プレリュードとフーガ ハ短調 BWV.546
16.プレリュードとフーガ イ短調 BWV.543
17.トリオ・ソナタ 第1番 変ホ長調 BWV.525
18.トリオ・ソナタ 第6番 ト長調 BWV.530
19.トリオ・ソナタ 第2番 ハ短調 BWV.526
20.トリオ・ソナタ 第3番 ニ短調 BWV.527
21.トリオ・ソナタ 第4番 ホ短調 BWV.528
22.トリオ・ソナタ 第5番 ハ長調 BWV.529
23.プレリュードとフーガ ハ長調 BWV.545
24.プレリュードとフーガ イ長調 BWV.536
25.プレリュードとフーガ ハ長調 BWV.531
26.プレリュードとフーガ ホ短調 BWV.533
27.プレリュードとフーガ ニ長調 BWV.532
28.プレリュードとフーガ ト長調 BWV.550
29.プレリュードとフーガ ニ短調 BWV.539
30.プレリュードとフーガ イ短調 BWV.551
31.フーガ ハ短調(レグレンツィの主題による) BWV.551
32.フーガ ロ短調(コレッリの主題による) BWV.579
33.プレリュードとフーガ ト短調 BWV.535
34.フーガ ト短調 BWV.578
35.パストラーレ ヘ長調 BWV.590
36.カンツォーナ ニ短調 BWV.588
37.アラブレーヴェ ニ長調 BWV.589
38.4つのデュエット BWV.802‐805
39.『フーガの技法』 BWV1080 終結フーガ
40.オルゲル・ビュヒライン(オルガン小曲集) BWV.599‐644
41.『主イエス・キリストよ、われらをかえりみたまえ』 BWV709
42.『わが心の切なる願い』 BWV727
43.プレリュード 変ホ長調 BWV.552/1
44.オルガン・コラール BWV.669‐689
45.フーガ 変ホ長調 BWV.552/2
46.フーガ『マニフィカト』 BWV733
47.『いざ喜べ、愛するキリストのともがらよ、もろともに』 BWV734
48.フーガ『高き御空よりわれは来れり』 BWV700
49.カノン変奏曲『高き御空よりわれは来れり』 BWV769
50.『バビロンの流れのほとりに』 BWV653b
51.『われ汝に別れを告げん』 BWV736
52.18のコラール BWV.651‐668
53.6つのコラール(シューブラー・コラール) BWV.645‐650
54.パルティータ『ようこそ、慈悲あつきイエスよ』 BWV768
55.『フーガの技法』 ニ短調 BWV.1080

ヘルムート・ヴァルヒャ
アルクマール聖ラウレンス教会シュニットガー・オルガン(1‐18,55)
ストラスブール聖ピエール・ル・ジュヌ教会ジルバーマン・オルガン(19‐54)
録音:1956年−1970年

収録曲   

ディスク   1

  • 01. トッカータとフーガ ニ短調 Bwv565: : Toccata
  • 02. Fuge
  • 03. トッカータとフーガ ヘ長調 Bwv540: : Toccata
  • 04. Fuge
  • 05. トッカータとフーガ (ドーリア調) Bwv538: : Toccata
  • 06. Fuge
  • 07. トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 Bwv564: : Toccata
  • 08. Adagio
  • 09. Fuge
  • 10. ファンタジーとフーガ ト短調 Bwv542: : Fantasie
  • 11. Fuge

ディスク   2

  • 01. ファンタジー ハ短調 Bwv562: :
  • 02. パッサカリア ハ短調 Bwv582: : Passacaglia
  • 03. Thema Fugatum
  • 04. ファンタジー ト長調 Bwv572: :
  • 05. ファンタジーとフーガ ハ短調 Bwv537: : Fantasie
  • 06. Fuge
  • 07. プレリュードとフーガ ホ短調 Bwv548: : Praeludium
  • 08. Fuge
  • 09. プレリュードとフーガ ハ長調 Bwv547: : Praeludium
  • 10. Fuge
  • 11. プレリュードとフーガ ト長調 Bwv541: : Praeludium
  • 12. Fuge

すべての収録曲を見る >

総合評価

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4.5

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勘弁して。 最初のモノラル全集の方が、10...

投稿日:2015/10/31 (土)

勘弁して。 最初のモノラル全集の方が、100倍すてき。 何でもよい、例えば、クラヴィーア練習曲集第3巻のフーガ(BWV552 2/2)を比べる。 モノラル盤は、テンポがかなり一定で、構造が積み重なり、バッハがなぜこの曲を後世に残そうとしたかが、よく判る。 ステレオ盤は、テンポがメチャクチャで、音の分離が悪く、構造が浮かび上がってこない。なぜ、ヴァルヒャがこんな演奏を再度録音したのか、理由が全く、判らない。 僕は、ステレオ盤は単純に、耄碌して、一方で神様になっちゃたので周りがコメントできなくなった、かわいそうなおじいさんの演奏だと思っている。 モノラル盤を買いなさい、聞きなさい。

ミニマルが命 さん | 神奈川県 | 不明

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 年齢を重ね、最近ではバッハのオルガンの...

投稿日:2014/05/25 (日)

 年齢を重ね、最近ではバッハのオルガンの新しいCDに手を伸ばすことも少しずつ少なくなってきました。そうなった背景には、ヴァルヒャの演奏によってバッハのオルガン曲と出会ってしまったことも、大きく影響しているに違いありません。演奏が地味で起伏に乏しいとか、すでに時代遅れで忘れ去られつつあるとか、いろいろ批判的な意見も耳にします。しかし、この全集を購入されたほとんどの方々が、例外なく最高の評価を与えている点から見ても、今後も、この録音がその存在意義を増してゆくのだと思います。  この新しい全集ででは、旧全集の末期ごろから並行して使用されたオランダ・アルクマールの大オルガンを接点として、南ドイツ系のジルバーマン・オルガンへと楽器の選択が変わり、15年の長きにわたり録音が継続され、1970年初頭に完成を見ました。いずれの楽器もピッチはノーマルに再調律され、大オルガン特有の落ち着いた味わいが特徴です。アルクマールの録音とストラスブールでの録音との間には約10年近い開きがあり、ヴァルヒャの演奏もその間に少なからず変化していて、旧全集ほどの均質性や統一性には欠けている感じがします。しかし、何よりそのステレオ録音の抜群の質により、旧全集では決して味わえないオルガンの立体的な響きを堪能することができます。  なかでも1956年のステレオ最初期のいくつかの録音(その中には、フーガの技法や有名なニ短調のトッカータも含まれます)のクオリティーは、60年前のものとはとても思えないくらいです。そして、これに引き続き1961年から62年にかけてアルクマールで行われた、バッハのオルガン曲の中核をなす一連の自由曲の録音(パッサカリア、ファンタジーとフーガ、ヴァイマル後期およびライプツィヒのプレリュードとフーガ群を含む)は、おそらくヴァルヒャの演奏記録としての一つの頂点をなすものといえるでしょう。ここには、壮年期の充実した音楽運びに円熟が程よく加わり、その微動だにしない演奏解釈によって、バッハのオルガン曲の壮大な世界が語りつくされているように感じます。  他方、ストラスブールでの録音では、すでに多くの評者により言及されてきた通り、一連のオルガン・コラールの録音が白眉であり、早くして枯淡の境地に達したヴァルヒャ以外の何人もなしえない、明鏡止水ともいうべき自然体そのもののバッハを聴くことができます。そんなコラール作品のいくつかの演奏は、自分自身の命終わるときでさえも耳元で鳴り響いていてほしいと感じるような、数少ない宝の一つであると思っています。  思えば40年近く前、LPで初めてヴァルヒャのオルガンに接して以来、彼の演奏を聴くたびに何度励まされ、生きる勇気を与えられてきたことでしょうか。これからも、一人でも多くの方に、この演奏が親しまれていくことを願ってやみません。

hs9585 さん | 愛知県 | 不明

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LPで聴いていたのだが、CDに買い換えるにあ...

投稿日:2011/01/28 (金)

LPで聴いていたのだが、CDに買い換えるにあたってせっかくだから他の人で聴いてみよう、収録曲数も多いしということで、マリークレールアラン盤を購入しました。ところが1番好きなトリオソナタでのれない。Orgて楽器で全然音が違うんだと発見、素人はこれだから困ります。それから、ヴァルヒャのほうが基本的に暖かい感じがします。それで一とおり聴いただけでお蔵入り、本盤を購入しなおしました。Orgというと教会、峻厳とかとっつきにくいイメージかもしれませんが、前記トリオソナタ6曲はとても楽しい曲だし、BWV542,552,562,564,565,578,645などもなじみやすいと思います。せひ聴かれることをお勧めします。

西荻椿山 さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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