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中田ヤスタカ(capsule) Interview part2

2007年12月5日 (水)

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  capsule、最新アップグレードver10.0アルバム『FLASH BACK』完成!
  中田ヤスタカ(capsule) Interview  2/2

-インタビュー続き-


-では、少し話を変えて。今現在かなり多忙だと思うんですけど、オフはどう過ごしていらっしゃるんですかね?

中田ヤスタカ(以下、中田)「オフ、って感覚はないですね。このまま過ごしている感じですね(笑)。」

-休みたいなぁという気持ちとか沸かないんですか?

中田「なんか、休むとか働くという感覚がなくなっているんですよね。ていうか、“働いているなぁ、俺”って思う時って、音楽をやっている時じゃないかもしれないですね…。打ち合わせとかですかね。仕事は。もう“面度くせぇ!”って(笑)」

-もし、何も無い、何もしなくていい時間があったらどうします?

中田「どうだろうな…。スタジオに入っちゃうかもしれないですね(笑)。自分で自由に音楽で遊んでいると思いますね。1日だったらそんな感じだと思いますね。1ヶ月とかだったらまた変わってくるかもしれないですね。ていうか、1ヶ月も休みがあったら休むのに疲れてしまうかもしれないですね(笑)。」

-じゃあ、休みの間も音楽を作っちゃ駄目だということになったら?

中田「きついかもしれないですけど。大丈夫じゃないですかね。それよりも、考えるのも止めろと言われたらそれはかなりきついですね。」

-常に音楽が頭の中に周っていると?

中田「ていうか、なんか面白いことないかなぁっていつも考えているんですよね」

-ちょっと話が変わるんですが、中田さんがプロデュースするアーティストなんですが。中田さんのほうからやりたいアーティストに対して希望を出すことってあるんですか?

中田「無いっすね。」

-依頼されるほうが多いと?

中田「色々なパターンがあるんですけど。もともと仲が良くて一緒にやることになるパターンが多いですかね。完全な依頼となるとリミックスとかですよね。まあ、全部が全部そういう感じでも無いんですけど。」

-それでは、敢えて自分から手を挙げて、中田さんが手掛けてみたいアーティストっていますか?

中田「あまりわからないんですよ、どういうアーティストがいるかとかね(笑)。でも、その人が自分の音楽と一緒に何かをやって行きたいっていう人とは関わって行きたいというのはありますけどね。本人が、“どういう風にやって行きたいか?"っていうのが結構重要だったりするんですよね。ディレクターがこうやって行きたいとかそういうのではなくて。世の中的には、本人自体に意志がないアーティストって思われてても、実はすごい考えてる人もいたりして、その逆もあるけど(笑)」

-いままでプロデュースされた方って女性の人だけだと思うんですが、女性アーティストにこだわる理由とかはあるんですか?

中田「別にこだわりはないんですが、結果的にそうなっているというか。」

中田ヤスタカWORKS
中田ヤスタカ
Liar Game

ドラマ化された「Liar Game」のサウンドトラック。ハイセンスなサントラとなっており、ソロ名義の作品としても楽しめる。
Coltemonikha
Coltemonikha2

人気モデル酒井景都とのユニット。彼女の詞の世界と中田サウンドが融合したポップミュージック
Meg
Beam

モデルとしても人気のMeg。彼女のキュートなルックスを引き立てるトラック満載。

鈴木亜美
Free Free
Supermusic Maker

オトナっぽくセクシーなハウスミュージックで鈴木亜美の新境地を開拓

Perfume
ポリリズム

いわゆるアイドルとしての境界線を突き抜けた楽曲の完成度でポップス、ロックファンをも取り込むことに成功。

  『その人の意志を元に“面白い音楽が作れるかどうか?”というところが重要ですからね。』
『ポップスって、いかにも大衆に受けそうな曲っていう安易なものではなくて、今後大衆に受け入れられる可能性に挑戦する音楽だと思うんですよ。そういう意味でのポップスを取り戻したい』


-男性ヴォーカリストをプロデュースしたいという気持ちは?

中田「機会があれば全然やってもいいですけどね。今まであんまりないですよね。あの、capsuleのヴォーカルが女性ヴォーカルなので、依頼も女性ヴォーカルになっているんじゃないかと思うんですけどね。とにかく、女性とか男性とか抜きにして、その人の意志を元に、“面白い音楽が作れるかどうか?”というところが重要ですからね。
やっぱ、友達の作曲家とかからこんな話も聞いたりするんですが、例えばアイドルに楽曲を提供する仕事が来て、作りまして、アレンジもして出来上がって渡したら、“アイドル用にしてはかっこよすぎる"と言われたらしいんですよ。何か狙いがあるんだというけど、でも「かっこよるぎる」とかそんな言葉でダメ出しする人に権限があったりすると、そりゃ出来上がる音楽もつまらないよね。でもそういう音楽をやっている人は確かにいるので。だから、その友達は本気で作ったから失敗したという例ですよね。
ようは安っぽい音楽を作ろうとしている人がいるということですよね。そこを狙ってね。でもそれは否定しないんです。否定しないけど、その安っぽいのをかっこいいと思わずに、ただ仕事になるからって思って作っているから駄目なんですよ。安っぽさを作っているのならば、それをかっこいいものだと思えなければ駄目なんだと思うんですよ。そういうことが凄く多いから、僕の場合は、好きにやらせてもらえるならば、絶対好きになってくれる人がどこかにいるはずだと思ってやっているんで。そういうやり方を証明して行きたいんですよ。こういう風に斜めから見ながら音楽をやっている奴がいないと、みんな適当になっちゃうと思うし。ポップスがつまらなくなると思うし。
本当は、ポップスというものはもっと難しいものなんですよ。簡単に作れるものじゃないと。だからこそしっかり作っていこうと思っているんですよね。ポップスって、いかにも大衆に受けそうな曲っていう安易なものではなくて、今後大衆に受け入れられる可能性に挑戦する音楽だと思うんですよ。そういう意味でのポップスを取り戻したいと思うんです。今まで歴史を刻んで出来あがったポップ・スターや、そのような人たちから産まれたポップスというのは、自分の音楽をポップスにした人たちなんですよね。だから色んなきっかけを経て、音楽を作り続けて、“自分の音楽も『ポップス』って呼ばれるようになったね”っていう風になっていけばいいかなと思うし、夢がある。」

-それでは最後に今年の活動を振り返ってもらえませんか?あと来年の抱負などもお願いします。

中田「今年は、“これならやってみたらおもしろいかも”という仕事が多くて、結果的にリリースの枚数が増えたんですよ。これまでも時間があれば遊びで作ってたりしたので曲のペースはあんまり変わらないんですけど。今年は作ったものがちゃんと世の中にでたかな、という印象ですね。やっぱりリリースされるものを作るとなると、いろいろ打ち合わせとか含めると時間がかかるので、たまには、ニンテンドーDSでサスペンスさせてよっていうぐらいの忙しさではあったんですけど(笑)。さっきスタッフに聞いたら、今年僕が作った曲とリミックスした曲数合わせると 70 曲くらいあるらしいです。」

-( 驚!) それは凄すぎですよ…。

中田「それじゃDSどころか、Wiiさえも出来ないっすよね(笑)。」

-そうですね(笑)。

中田「その曲数だけ聞くと、いつ作ってたんだろう?って(笑)。」

-(笑)。では、来年もこのペースで行きますか?

中田「いやまあ、たまたま作りたいというものを表現できる機会がたくさんあったのが今年だったというだけなんですけど。ペースとかそういうことは考えていないんですよね。マイペースにやっていこうと思ってます。」

-なるほど。ありがとうございました。では最後に、HMV ONLINEのみなさんに、今回のアルバムのことに関して一言お願いします。

中田「あの、色んなアーティストの人が、多分、こういうときに、自分の作品を紹介するときに、“いい作品なんで是非聴いてください!”って言うと思うんですが、そういうのを本当に心から思っていっている人ってすげえ少ないと思いますんで(笑)。
みなさん、そういう言葉に惑わされずに、僕の今回のアルバムも含めて、リスナーの皆さんが自分でいいと思って自分で選んで音楽を聴いてもらえればいいかなと思います。 まあ今のリスナーの人たちの多くはアーティスト本人がその作品を好きでやってるかどうか曲を聴けばわかると思いますし、そういう人が増えて来ているからこそ、僕みたいな人間が活動できていると思うし。それだからこそ、僕も適当な作品を作ることは出来なくなるんで。その結果、出来上がったのが、僕の場合は『Flash Back』というアルバムでした、ということですね。」

-ありがとうございました!!


インタビュー終了後... 

約30分間に渡るインタビュー終了後、HMVスタッフが事前に用意していたHMVトートバックに直筆サインをお願いしたところ、中田さんは快く応じて頂きました!

こちらのトートバックはHMVオンラインでご予約頂いたお客さまに抽選でプレゼントされます。*終了しました。

*当選の発表は商品の発送をもって替えさせていただきます。

 

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